ご覧ください!!!
この作品は、僕が小学4年生の時に創作した『ニコフコちゃん』という漫画です。
でも、これを書いたのは、僕ではありません。
今、ちょうど小学4年生になる甥っ子のS君が描いてくれた作品なんです!!
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今日は、ちょうど我が父の「三回忌」。
2年前の今日、父は天へと旅立ちました。
その三回忌で、家族みんなで集まったんですが、その時に、何気なくS君に「将来の夢は?」って聞いたんです。そうしたら、「絵や漫画を描きたい」って言ったんです。
僕もちょうどS君と同じ小学4年生の時に、漫画家になりたくて、友だちの鈴木君と一緒にひたすら漫画を描いていました。そのことをS君に伝えると、とても興味をもってくれて、、、
で、その当時に描いた漫画があるんだよって言って、描いて見せたのが、この「ニコフコちゃん」でした。
ニコフコちゃんは、三兄弟で、A君とB君とC君なんです(なんじゃそりゃ…)。
今でも覚えているんですが、最初は「ニコニコちゃん」だったんですが、なんかそれじゃ面白くないなぁと思って、「ニコフコちゃん」にしたんですよね。あんまり意味はないと思いますが…。
それから、ニコフコちゃん三兄弟の邪魔をする「ボール君」も描いて見せました。
S君は、これをとっても気に入ってくれました。「ニコフコちゃん、いいね~」ってニコニコしながら言ってくれたので、僕がまた調子に乗って、「S君、このニコフコちゃんの漫画、描いてよ!」ってお願いしたんです。
そうしたら、「いいよ!」って言ってくれたんです。僕は、「おおお!」と思ったのですが、まさかその日のうちに書いてくれるとは思ってもみませんでした。
それが、この上の写真の「コミックス第一巻」の表紙です✨
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父が亡くなってちょうど2年目の今日、35年前に僕が(辰巳台東小時代の)小学4年生の時に描いた「ニコフコちゃん」が、長い長い時を経て、S君の手によって蘇ったんです。
これはただの偶然か。それとも何かのご縁か…。
僕が書いていたニコフコちゃんとほぼ一緒なんです。「そう、これがニコフコちゃん!」って…。そう言いたくなるような作品でした。もう、とにかく嬉しくて嬉しくて…😢
いつか、S君が漫画家になって、この「ニコフコちゃん」を世に出してくれたら、むっちゃ嬉しいなぁ(妄想中)。
ニコフコちゃんはいつでもニコニコ。髪もなくて耳もないのが特徴なんです🎵
サッカーが好きで、いつもこんな格好をしている元気な3人兄弟。
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35年前の僕は、35年後、自分の甥っ子がまた僕の漫画を蘇らせてくれる、なんてことなど1mmも思わなかったでしょう。当時の僕は、わりと本気で漫画家を目指していたような…気がします。自主制作?のコミックスをせっせと作っていました。
きっと昔から、自分で何かオリジナルの作品を作るのが好きだったんでしょうね。
今も変わらず、作詞と作曲をして、自分でレコーディングしてますからね。漫画はもう描いてないけど、音楽は今も日々作っています。
売れるかどうかはともかく、自分で何かを生み出したり創造したりするのって、本当に楽しいですからね。
S君も、僕と同じように、色んなキャラクターや作品を生み出すことを楽しんでくれたら嬉しいです。
ありがとう、S君!!!
心から嬉しかった!!!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
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最愛なる父が亡くなって2年。
この2年の間に、世界中を混乱させるCovid-19が世に蔓延りました。
いいタイミングで、というととても語弊がありますが、コロナ禍の中でなくてよかったとはやっぱり思います。みんなで(ウィルスを気にせずに)お別れできましたし、何の弊害もなく、お葬式もできました。
2年経っても、父のことは全然忘れてないですね。自分にとっては「世界で一人だけの存在」。「他には代えのきかない父親という存在」。無口で、思っていることもほとんど口にしない人でした。が、何よりも深い愛情をもち、またどんな人にも優しくそっと手を差し伸べる、そんな人でした。
まぁ、小さい頃は、(時代的なものもありますが)よく怒られたし、叩かれたし、山奥に捨てられたし、色々ありましたが、ずっと実直でまっすぐで、「常に勉強!」っていう人でした(よく言い過ぎかな?!)。
そんな父親のために2年前に作った曲、Silencing Eyes、よかったら聴いてみてください!
PS
2021年6月6日
S君がしっかり漫画として「ニコフコちゃん」を書いてくれました!
この続きは、「有料」なんだそうです(苦笑)
イマドキの子どもですね~~。
まぁ、「大人たち」がそういうことをしているだけなんですけど…