Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

Bluesman◆Tak Matsumoto 松本孝弘さんの新作に「氷室京介」が参上!

2020年9月2日

B'zのギターの松本さんがソロアルバム、

Bluesman

をリリースしました!!\(^o^)/

おめでとうございます!!(松本さんへ💛)

Bluesman -set list

01. BOOGIE WOOGIE AZB 10
02. Actually
03. Here Comes the Taxman
04. Be Funky !
05. Rainy Monday Blues ~ 茨の道
06. 月光かりの如く(氷艶 hyoen 2019 -月光かりの如く- テーマ曲)
07. 漣 < sazanami >
08. Waltz in Blue
09. 花火
10. Asian root
11. Good News
12. Arby Garden
13. Lovely

***

今回、フライングゲットしてまでこの作品を買った理由は只一つ!


Actually

作詞:氷室京介&松井五郎 作曲:松本孝弘


を聴きたかったからです!!

遂に氷室さんと松本さんがコラボしてしまったんです😢

いわば、BOOWYとB'zが合体した!?みたいな(違うけど…)。

或いは、小室さんの弟子?だった松本さんが、今度は氷室さんと…というか。

氷室さんと松本さんの共作となる楽曲を聴ける日が来るとは…、と。

ちなみに、最初に松本さんが氷室さん向けに曲を書いて、その曲を聴いた氷室さんが歌詞を乗っけてできた曲なんだとか。松本さんが氷室さん用に書いた曲っていうところもまた、なんか痺れませんか!?😢

つまり、松本さんがイメージ(表象)する氷室さんの歌ってことで、松本さんの中の氷室さん像がこの曲に示されているんだろうなぁって。。。

ちなみに、発売前にYouTubeでリリース記念のスペシャル動画がupされましたね!

松本さんのYouTube動画はこちら

***

全曲ミニ解説

一曲目の「BOOGIE WOOGIE AZB 10」は、その名の通り(?)「麻布十番」の曲らしいです💦 ブギーでウギーなお洒落なブルースロックナンバー。確かに麻布のバーとかで生演奏でこれを聴きながら、酒を呑んで、仲間と議論したい(苦笑)。ホーンの音がとっても気持ちいいです。

で、二曲目、いきなり今回のメインディッシュ(?!)の「Actually」が炸裂します♪ イントロ1はどこか、ベースの教則本のようなリフ(苦笑)。このベース音好きだな。で、イントロ2でブルージーで少しメランコリックなギターリフが響き、Aメロへ。「狂いだす歯車を誰も気にしないcaution」って…。ひゃー、氷室さんだ💛。で、「そこらじゅう群れるLiars 冷たい手のBody blow」って来るわけですね~~🎶 久々の氷室さんの音源ってことで、もうこのAメロだけで、氷室さんファンは氷室さんのbody blowに狂いだしていることでしょう。ソロ時代の氷室さんの全盛期を彷彿とさせるメロですよ。で、Bメロ「些細な夢だけがSacrifice 堕天使たちのheavenly days」のところはサビを盛り上げるための前段階。どんどんテンションが上がっていきます。そして、サビに入ります。「You've got be kidding me baby」は、「冗談でしょ、お嬢さん」「お嬢さん、俺をからかうなよ」かな?! で、「正気じゃいられない 渇ききった魂よ 真理にいま目覚めよ ただ…」と歌って、「Actually I never lose my love」と歌ってくれるわけですよ!! 氷室さん、僕らファンのことを今も愛してくれている!!!(って勝手に妄想しました)。わりと前向きな歌になっているかな?、と。この曲の中で最も重要なフレーズが「Actually I never lose my love」でしょう。しかし、何度か出てくる「真理」って、誰に対して何のことを言っているのかな?ってずっと考え込みました。全体的には、氷室さんっぽさを感じる曲でした。僕的には、2006年の【IN THE MOOD】あたりに入ってそうな曲だったかな?って感じですかね。ソロ後期の氷室さんのイメージにぴったり合う一曲でした。やっぱ、氷室さんは最強で最狂だー!!💛💛

はい、で、三曲目の「Here Comes the Taxman」は、むっちゃ展開のある楽曲というか…。最初、電子ピアノでジャジーで静かでおしゃれでエモーショナルな演奏が始まったかと思ったら、渋いジャジーなギターのソロが始まるんです。ウィスキーが合いそうなBGM風に。で、このままいくのかとおもったら、1分22秒あたりから、とんでもないことに…。その先もどんどん風景が変わっていくような…。しかし、なんでタイトルは「タックスマンがここにやってくる」なんだ!?💦 ビートルズのTaxmanのことだと思うけど…。この曲のタイトルについてはこちらを参照! 途中、ちょいドリームシアターみたいな感じ?になっててカッコいいっす💛

四曲目の「Be Funky !」は、その名の通り、ファンキーな曲ですね。布袋さんも喜んで弾きそうな感じ!? 跳ねる感じのナンバーで、聴いていて踊りたくなりますね~~\(^o^)/ ギタリストなら言われなくてもコピーしたくなる曲かなぁ。ギタリストの快楽がこの曲に詰め込まれていますね。

五曲目の「Rainy Monday Blues ~ 茨の道」は、まさに「ブルーマンデー(憂鬱な月曜日)のブルース」ですね(苦笑)。月曜日の朝にこの曲を聴くことをおススメしますね。ホント、月曜日の朝って、こういう感じ!! 「嗚呼、やだなぁ」「ああ、仕事やだなぁ~」「嗚呼、起きたくないなぁ」「嗚呼、もう仕事なんて全部ぶっ壊れりゃいいのに」…って。で、途中からそれが「怒り(# ゚Д゚)」に変わっていく…みたいな!? 「うおおおおお、でも、行かなきゃ行けねーから行くよ、クソ~~」ってね。まさに「茨の道」だ…苦笑。で、最後はもう「ヤケクソ!!!!」みたいな感じ!?

六曲目の「月光かりの如く」は、氷艶 hyoen 2019 -月光かりの如く-の テーマ曲らしいです。どうやらフィギュアスケートの祭典!?っぽいですね(詳しくはこちら)。これまでの5曲と違って、メロウでロマンティックでファンタジーっぽい楽曲!? たしかに、これはフィギュアスケートのBGMになりそうだわ。「和」「アジアン」のテイストも感じられる素敵なBGMって感じです。決め手は中国の「二胡」という楽器。中国の二胡奏者のチェン・ミンさんが参加されているんだとか…。ギターの音もとてもロマンティックで、聴いていて、気持ちよくなりますね💛 松本さんらしい一曲!

七曲目の「漣 < sazanami >」は、その名の通り、「海の小さな波」をイメージした曲。これ、好きかも…。僕が大好きなチルアウト系のサウンドになってる!(ないしは、KITAROっぽいっていうか) あるいは「アンビエント」かな。普段の僕は、チルアウト~アンビエント系しか聴かないからなぁ。まさに今の僕にぴったりの曲でした。これはヤバいっす。最後の波の音が…😢

八曲目の「Waltz in Blue」は、結構面白いアプローチかも!? 裏のストリングスと表のギターサウンドが(ある意味で)かみ合ってない。そこがこだわりのポイントかな!?、と。こういうストリングスは入れないだろ?!っていうストリングスが入っていて、聞き手を飽きさせないっていうか。三連のリズムがとにかく心地よい。それでいて、ギターの音はとってもメランコリック。ちょっとやさぐれた感じなのがいいなぁ。場末のスナックにいる気分になります。「ママ~」って言う疲れ果てたおっさんの姿が浮かんできます(;´・ω・)。

九曲目の「花火」は、まさに9月2日あたりに聴きたい曲かも…。今年はほとんど花火の話題が出なかったけど…、どこか夏の終わりを感じさせるどこか切ない曲…。松本さんの音世界が存分に発揮された曲ですね~(僕も一応B'zの音源もいっぱいもっていて、ライブにも行っているので…💦)。松本さんのギターサウンドの世界そのもの。夏の終わりに、「ああ、今年も暑くて厳しい夏が終わったね~」って言いながら、余った線香花火を静かにやってる、みたいな!? どこか、幼い頃を思い出すような感じもして…。

十曲目の「Asian root」は、これまたアンビエント系で~💛 こういう曲、海外のアジアンレストランでよく流れてますよね~。日本、というよりは、アジアンだな。っていうか、チャイナレストランのBGMだなぁ。あ、タイトルもアジアだった…orz...

いよいよ終盤戦へ。十一曲目の「Good News」は、松本さんのロックンロールナンバー系のBGMサウンド。元気がでる曲ですね~。B'zファンも大喜びの一曲じゃないかな!? 稲葉さんの歌が裏で響いてそうだわ。こういうロック系のインストロメンタル、昔から好きだったので、楽しく聴かせてもらいました。シンセソロ前のギターソロがもうお見事でお見事で、、、。きっとインペリテリもこの曲は作れないことでしょうね~って。メロディーメーカーの松本さんだからこその一曲です! 嗚呼、元気になる!

最後から二曲目となる十二曲目「Arby Garden」は、本アルバムのベースとなる「ブルース」を基調としつつ、松本さんらしいキャッチーさを全開に出した素敵なギターインストロメンタル曲。気持ち的には、「お疲れさん!」って感じ!? 一足早いエンドロールみたいな??

最後の「Lovely」は、エンドロール後の一服タイムみたいな?? (ライブの後に)また、麻布に戻ってきて、ウィスキーを呑みながら、疲れを癒す、みたいな!? 「今日も疲れたね、乾杯~♪」って、松本さんがギターで言ってそう。ギターとサックスとシンセの絡みがめっちゃ気持ちいいです。僕もまた、どこかのホテルのラウンジとかで、ぼけーっと酒を呑んで、こういう曲をたしなんで、眠りにつきたいなぁ、、、

***

って感じでした。

今回のこのアルバム、予想以上によかったです!!

ギタリスト向けというだけでなく、チルアウト~アンビエント系が好きな人にも大満足の一枚ですね、これは。まさかここにきて、(ブルースの知識も関心もない僕が)松本さんのアルバムにここまで感動するとは、、、(;´・ω・)

やっぱり、松本さんって、すごいミュージシャンなんだなぁって改めて思い知らされました。ギタリストとしてももちろん凄いんだけど、それだけじゃなくて、ポップセンスがとんでもないっていうか、、、。音楽の素晴らしさを伝える音楽の宣教師というか、、、。

では、8曲目のWalz in blueでお別れしましょう~♪

氷室さんファンなら「通常盤」で満足できますかね~。

宜しければ是非!

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