ラーメンフリークをやっていると、時折想像しない場所で想像し得ないお店と出会えます。
ラーメンもみやまはまさにそんな「想定範囲外」のお店でありました。
このお店は、君津ICから久留里方面に少し行った場所にあります。
住所は、君津市中島645です。検索してみてください。
最寄りの駅は、一応君津ってことになるんですかね。。。
ただ、駅からのアクセスはかなり厳しいです。
店主さんは、結構年のいった方でしたが、若々しくて、熱心な方でした。
このお店は、もともと現ご主人のご両親が営んでいた中華屋さんだったみたいです。
それを、息子であるご主人が継いで、ラーメン店としてリニューアルしたそうです。
なので、お店には先代のおかみさん(店主さんのお母様)がおられて、
地元の方と楽しくお話されていました。こういう風景、大好きです☆
メニューを見ると、これまた色とりどりです。
もともと中華ということもあって、中華料理のメニューもあったりもします。
その中でひときわ目を引いたのが、「勝浦風辛タンタンメン」でした。
え?! 君津で、勝タン?!?!??!?!??!?!?
勝浦タンタンメンマニアのkei&らんちばですからね。そりゃ、興奮しました。
で、注文したのが、醤油ラーメンとその勝浦風タンタンメンでした。
醤油ラーメンは、凄いですよ、、、
超魚介です。一つ間違えると、超魚魚したラーメンになっています。
食べた感覚からすると、もはや鮮魚系です、、、汗
アラ炊きラーメンっていう感じさえします。魚臭さがあります。
聞くところによると、スープ自体に鯖節をかなり入れているみたいです。
さらにタレにも数種類の魚介ダシを入れているみたいで、まさに魚介醤油の極み。
魚嫌いな人には無理な一杯と断言していいと思います。
逆に、魚介ラーメンが好きな人にはたまらない一杯だと思います。
この地で、ここまで魚介を際立たせるとは、、、びっくりです。
勝浦風辛タンタンメンは、これまたすごいオタクなタンタンメンになっていました。
これ、凄いですよ、、、
たしかに、ひき肉+玉ねぎ+ラー油の勝浦タンタンメンの基本要素を押さえつつ、
かなり独特なアレンジが施されています。これが凄い。
店主さんも、「あれと同じことをしたら面白くないじゃないですか」、とおっしゃっていました。
勝タンを愛する僕だけど、それを凌駕するほどのすごいタンタンメンでした。
複雑な味わいになっているので、勝タンとは別物って考えてもいいかも?!
ただ、誤解を恐れずに言えば、勝タンよりもはるかに技巧派なタンタンメンになっています。
なんていうラーメン屋さんでしょう。
こんなフリーク向けなお店が、こんな場所にあるとは・・・(絶句)
かなりびっくりしました。本当に、coreなラーメン・タンタンメンなんですもん、、、
まだまだ房総半島には色んな魅力的なお店がありますね、これは。
もう、びっくりです。
ラーメンマニア、ラーメンフリークたちの情報がいかに限られているかが、
身にしみて感じました。。。(あ、自分自身のことね、、、あしからず)
まだまだ、見知らぬ、すごいお店がいっぱいあるはずなんです。
首都圏、全国、海外に目を向けるのも大事ですけど、
やっぱり足元をしっかり見つめないと。千葉のラーメン店をもっともっと知らないと!!
それから、一つ自覚しました。
僕はもう都会的なラーメンに飽き飽きしています。
もっともっとdeepなラーメン店を知りたいと思っています。
先鋭的なお店となると、もう書くことがないんです。。。
悪くは書かないまでも、いいことが書けないんです。
全部、「またお前もか系」になっちゃうんです。。。
だから、しばらくは都会的なお店は控えて、
もっともっと表に出ていないラーメンを提供するお店をまわっていきたいと思います。
Dr.kei、よりdeepに、deeperにcoreなラーメンを探し求めます!!!