熊本のラーメンも確実に進化している！
…それを感じさせてくれる新店がオープンしました。
その名も、
らぁめん一白 地元系
であります！
ラーメン界には、いろいろ「系統」がありますが、
「地元系」なんていうのは、初めて聴きました（苦笑）
ね。
「地元系」って書いてあるでしょ！？
さらには、「自家製麺＆餃子皮 熊本県産小麦粉使用」って書いてあります。
熊本産の小麦粉を使った自家製麺。
徹底的に、「地元（熊本）」の素材を使った「地元系ラーメン」。
千葉的には、「地産地消」、ないしは「千産千消」って感じかな！？
メニューもとんでもないことになっています。
ここ、ラーメン屋さん？？っていう感じ？
もう、全部が驚きです、、、(;^ω^)
ラーメンだけでも、かなりの数でして、、、
看板メニューは「一白名物海苔らぁめん」みたいです。
さらに、「地元系塩しょうゆらぁめん」があって、、、
「いっぱく焼き☆らぁめん」があって、「超濃厚ミルクらぁめん」があって、
さらにさらに、「パルメジャーノトマトチーズらぁめん」があって、、、
「かぼすらぁめん」なんてものまであるんです！！！
トドメに、新作？の「泡カレーらぁめん」まであるんですから、、、
どれも、魅力的過ぎます、、、( ；∀；)
いやー、、、もう、なんというか、、、
圧巻です。
店内の半分は、こんな感じのカウンターです。
で、もう半分はテーブル席。
お客さんも、実に多種多様で、ビジネスマンから家族連れまで、誰でもOKな感じです。
女性だけでもOKだし、また、女性一人でも全然OKな感じ。
ラーメン屋さんと欧風のレストランの雰囲気を融合させたような感じ！？
まだ、驚きは序の口。
見てください！
いきなり、前菜！！！
これ、「サービス」ですよ、、、
無料です。
熊本県産のきゅうりを塩麹に漬けたものらしいです。
これが、めっちゃ美味しくて、失神しちゃいました（苦笑）。
きっと「鮮度」にもこだわっているのでしょう。
ほのかなしょっぱさゆえに、食欲がさらに刺激されます。
で、、、
ジャジャーン！！！！
こちらが、一白自慢の「海苔らぁめん」です！
スープの表面は、海苔で埋め尽くされています。
しかも、この海苔、「熊本県有明海苔」を使っているんだとか。
さすがは、「地元系」☆
zoom up！
凄いでしょ！？
見た目だけじゃないんです。
本当に、海苔味のラーメンになっているんです。
こんなの、初めて食べた、、、
しかも、使っているのは、「焼バラ干し海苔」。
風味もいいし、味もいいし、一度食べたら、「やめられないとまらない」。
スープは、程よくシャープで、あっさりながらも、攻撃的な味わいでした。
なんか、美味しいお茶漬け風の海苔ラーメン、って感じかな！？
個人的に、「お茶漬け風ラーメン」って、「あり」だと思うので、嬉しかったです。
→2011年に僕の「妄想ラーメン」について記事を書きました♪
次世代のラーメンを確かに感じるスープでした。
それだけじゃありません。
スープの表面が異様に旨いんです。
聞くと、なんと「ネギ＆エシャロット油」なんですって。
ゆえに、あっさり醤油なのに、香ばしさが半端ないんです。
激ウマなんですけど、、、(;^ω^)
さらに、トッピングもぶっ飛んでました。
なんと、トマトが入っているんです。普通に…。
トマトラーメンでもなんでもないのに、なぜかトマト。
チャーシューも、独特で、なんかハムみたいな食感。
とはいえ、味はちゃんとしたチャーシューで、？？？？って感じでした。
麺はこんな感じです。
この麺、好きだなぁー。
自家製麺なんですよね。いやー、凄い、、、
こちらも、つるつるっとしていて、艶やかで、なめらかで、sexyな麺でした。
官能的で、肉感的な麺です、、、
大満足でした。
・・・
で、さらにすごいのがこちらのミニ丼！！
前代未聞じゃないかな？！
ラーメン屋さんのミニ丼といえば、「ミニチャーシュー丼」。
でも、こちらでは、なんと「サラダ丼」が用意されているんです。
サラダ丼ですよ、、、
しかも、これが、めちゃめちゃ旨いんだから、もうたまげるしかない。
ご飯に合うドレッシングをぶっかけたチャーシュー入りのサラダ丼。
ぐんぐん食べられちゃいます。
物足りなさはまったくありません。むしろ、「もう、十分です、、、」っていうくらい。
500円と、ちょっと高めですが、これは是非食べたいミニ丼ですね。
これは、もう、食べた人にしか分からない至福の丼。
これを書いている今、既にもう食べたいですもん。。。(;^ω^)
サラダ丼がこんなに美味しいなんて、、、
らんちばさんが前々からラーメンのトッピングに野菜を！と訴えておられますが、それだけじゃなくて、ミニ丼にも「もっと野菜を！」って言ってもいいんじゃないか、と。
もう、幸せしか感じませんでした。
さらに、お店の女性店員さんに「是非！」と勧められたのがこちらの餃子です。
「肉ゴロゴロ餃子」ですね。
羽根付きの餃子で、この羽根がそれ自体、激ウマだったんです。
餃子の中身も、肉がぎっしりで、素晴らしかったです。
いやー、もう、何も言えないっす、、、
この「かぼすらぁめん」も、むっちゃ食べたかった、、、( ；∀；)
次回、必ずや、このかぼすらぁめんを食べるぞ！と誓いました。
今度、いつ、熊本に行けるかなぁー、、、
一白。
凄いラーメン店でした。
もう、感動なんてもんじゃなくて、、、
何から何まで、型破りで、破天荒。奇想天外。JACK IN THE BOX。
こういうお店を待ってましたよ！、って言いたい。
今の都内・首都圏には、こういうぶっとんだお店が全然出てこない。どこも、鶏白湯か、ニボニボ系か、あるいはカッコつけた淡麗系か。本当につまらない。遊びもなければ、創造性もない。
でも、九州のおへそ、熊本では、こんな面白すぎるラーメン店が登場しているんです！！
首都圏のラーメン店を追うのが虚しくなるくらい、、、
ラーメンって、そもそも「ノーフレーム」なのがよいところであって…。自由で、何でもあり！なのが、ラーメンなのに…。今や、そんな自由さはすっかり影を潜めていて…。
もし、この記事を読んだラーメン店主さんがいたら、是非、「こんなお店もあるんだなぁ」と思っていただけたら、と願います。そして、ラーメン本来の面白さに目を向けてほしいな、と願います。
鶏白湯、ニボニボ、淡麗、二郎、家系…。別に、それらを否定する気はありません。が、それに囚われる必要もないんですから。来てくれたお客さんが、「げげ！」って唸って、また食べてくれるようなラーメンなら、何でもありなんですから、、、
この記事が、首都圏のラーメン店主さんの目に触れられることを祈念しています。
熊本のラーメン、面白すぎるぞ！、と。
