Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

麺BAR花火@酒田 柳小路屋台村【北前横丁】に移転したキックボクサーのいるラーメン店!煮干し&背脂煮干しで勝負だ!

実に13年ぶりとなった酒田。

酒田に到着するや否や、「満月」「東軒」に行きました。

その後、酒田市内を自転車で散策しまして、、、

そして、夜に向かったのが、

酒田柳小路屋台村
北前横丁

という屋台村でした!

北前横丁についてはこちらを参照

「きたまえ~、きたまえ~、北前横丁へ」っていうのがキャッチフレーズなんだとか?!

とっても風情?のあるレトロ感満載の横丁になっていました。

現在、ここに入っているお店はこんな感じです。

この中に、ラヲタ的に気になるお店があるんです。

そのお店の名は、

麺BAR花火🎆

であります!

ラーメンバー?! ラーメン居酒屋?!

しかも、夜営業のみっていうことで、ここで宿泊する身としては無視できません。

なんといっても、酒田のラーメン店は閉まるのが早いんです!💦

夜にラーメンを食べようと思うと、これが結構大変でして、、、

横丁の中に入っていくと、ありました!

看板らしい看板はありませんが、暖簾に「花火」って書いてあります。

まだ、出来てそんなに経っていないのかな?!っていう感じがします。

このお店は、もともと「夜ラーメン花火」として駅前で営業していたお店なんですね。

夜ラーメン花火についてはこちらを参照

夜に輝くラーメン店だから「花火」ということみたいです👆(お昼間に花火を上げてもね…って話ですよね?!)

この夜ラーメン花火は2019年創業のお店なのですが、このお店がこちらの北前横丁に移転してきたみたいです。しかも、半年くらい前にこちらに移転してきたばっかりで、まさに「移転~新規オープン」のお店だったんです。

このお店は「煮干しラーメン」が売りのお店らしく、煮干し好きの僕としては是非食べてみたいなって。

老舗店や有名店ではない、若いお店や新鋭気鋭のお店も追いかけたいですし👆

お店に入ると、わずか6席くらいしかない狭い店内でした。

うん、まさに「屋台気分」になれる空間になっていました。

そこに、とってもイケメンな店主さん?がおられました(2人の男性チームで経営しているとのことでした)。

お話を聞くと、なんとなんと正真正銘のプロのキックボクサーの方でもあり、格闘家?のラーメン店主さんだったのです。ミーハーな僕は、「うおおお!!」とテンションがぐっと上がりました(笑)。

こちらが店主さんが指導するキックボクシングジムのInstagramです

酒田で唯一となるキックボクシングジムとのことで、こちらにも力を入れているそうです。

なんか素敵ですよね。自分が好きなことを二つどちらもやれるなんて!!(その分、ご苦労も2倍、3倍でしょうけど…💦)

メニューは、屋台村とあって、結構シンプルです。

基本のメニュー二種と、G系限定メニューと、まぜそばのみ。

あっさり煮干しとこってり煮干しとG系煮干しと煮干しまぜそば、かな?!

基本メニューはこの二種です。

✅初代花火の煮干し(900円)

✅えぐいやつ(950円)

ですね!

酒田っぽさを感じるのは、No.1の初代花火の煮干しかなぁ。

でも、「えぐみ+背脂」を加えたえぐいやつも僕的には見過ごせません。

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

もう、まずは、欲望のままに、

えぐいやつ

を食べてみましょう!!

えぐみ+背脂」と言われたら、食べないわけにはいきません(`・ω・´)

あと、なんかネーミングセンスがまるわのビギーちゃんっぽくもあり💓

店主さんも、この「えぐいやつ」推しでしたね\(^o^)/

zoom up!

かなりパンチの効いた味な感じがしますね~~😊

さほどドロドロっとした感じじゃなくて、濃くてファットな背脂煮干しスープ?!

一口スープを飲むと、、、

「うおおお!! 煮干しの味が痛快な、オイリーでさっぱり感も残る背脂スープだ!」

って叫びたくなりました。

お昼に新潟で燕三条系の背脂煮干しラーメンを食べましたが、それとは違う味わいになっています。新潟の背脂煮干しスープよりも、オイリー感とファット感が強めかな?! えぐみはそこまで強くは感じなかったですね。むしろ、すごく食べやすいスープになっていました。

舌触りはちょっとザラザラっとする気もしなくもないですが、苦いって感じでもなく、全体的によくまとまった味わいになっていました。うん、こういう背脂煮干し、僕は好きだなぁ~(n*´ω`*n)。

味わい的には、新潟の燕三条系というよりは、秋田の伊藤に近いタイプかなぁ(伊藤のあの味ともちょっと違うけど、方向性的には秋田寄りかなぁっていう印象を受けました)。

そう、そんなに背脂~!って感じじゃないんですよね。背脂の入ったニボニボっとしたこってり煮干しスープっていう感じだったんだ。ニボニボが強めってことなんだな👆(多分、、、)

麺はこんな感じです!!

来ました来ました!!

これぞ、東北クオリティー!、酒田クオリティー!って叫びたくなるような麺のお出ましです!

なんとも、製麺所にお願いして作ってもらった「特注麺」らしいです。こういう麺がこのお店の理想の麺なんだなぁって思いました。うねるようなウェイブのかかった太麺で、ワシワシ食べる麺になっています。

なんか、カラスさん(開化楼)のお顔がよぎるような、そんな麺でしたね👆

東北に来たら、やっぱり麺で感動したいですからね~~💖

ただ、あとちょっと何か、「うおおお!」っていう要素があったらよかったかな~とも…。

メンマはこんな感じで、超大きくてとても立派な穂先メンマでした。

このメンマ、すっごく印象に残ったなぁ~~。

こんなすごいメンマを使っているなら、メンマラーメンがあってもいいかも?!

酒田メンマラーメンみたいな感じで、売り出すのも「あり」かも?!

どちらかというと、酒田のラーメンって、「和風魚介醤油スープ」+「東北クオリティーの麺」+「つるんつるんのワンタン」で売っている感じがしますが、ここのメンマは、そのどれにも負けない、素晴らしいメンマになっているように思いました。もっとこのメンマを表に出しても、いけるよなぁって思いながら食べました🎵

チャーシューもホント立派で、驚きました。

今の時代にあって、一杯950円のラーメンで、それでこういう立派なチャーシューが二枚付くんだから、もう感謝するしかないですよね。

しかも、脂身がほとんどない部位であるにも関わらず、とっても柔らかくて、しっとりしていて、もちもちしていて、記憶に残るチャーシューでありました。

となると、やっぱりNo.1の初代の花火の煮干しの方も気になるわけで、、、

ジャジャーン!!!

初代花火の煮干し🎇

です!!

こちらが、麺BAR花火の人気No.1の初代花火の煮干しラーメンかー!

ヴィジュアル的にも、とっても洗練されていて、カッコいい感じですよね?!

トッピングは上のえぐいやつとほぼ同じ感じかな?!

チャーシュー二枚に、穂先メンマに、ネギに、魚粉…かな。

zoom up!

こちらのスープは、背脂が入っていないので、クリアな煮干し醤油スープになっていますね。

スープを一口飲むと、、、

うわ~! 酒田らしく、さっぱりとした煮干し醤油ラーメンの味わいだ!!

って思いました。

このあっさりさっぱり感は、酒田ならではのテイストというか、味わいになっていますね。でも、それだけじゃないのが、この初代花火の煮干しなのかなって思いました。

あっさりさっぱりしているんだけど、煮干しの尖った味わいもたしかに感じられるというか。そこまで強くはないんですが、「煮干しラーメン」を食べている感覚になります。ここは、月系ラーメンにはないテイストじゃないかな?!

ただ、上の「えぐいやつ」を食べちゃうと、ちょっと弱いかなぁって思ってしまうところも…💦

酒田らしさをラーメンで感じたい人は、こっちの方がいいですね👆

なんていうか、屋台のラーメン屋さん風の味わいっていうか、、、

麺はこんな感じで、、、

上の「えぐいやつ」と同じ麺ですね、これは?!

ちりちりに縮れた極太麺っていう感じで、やっぱり開化楼感があるなぁ~。

メンマは、やっぱり超長い穂先メンマで、感動モノでしたね💖

酒の〆の一杯にもなるし、屋台のラーメンって感じもするし、また、酒田のラーメンって感じもしますね(味の方向性は違っていたとしても、、、)

***

というわけで、、、

夜に輝く夜営業のみの「麺BAR花火」の初レポをお届けいたしました!!

うん、すっごく素敵な素敵なお店でしたね。6席しかない小さなお店で!

キックボクサーの店主さんも素敵でしたし、ラーメンも気合いが入っていました。まさに「パンチの効いた煮干しラーメン」を頂いた気持ちになりましたね👊!

そのキックボクサーの店主さんのTwitter(X)はこちら

いわゆる伝統的な酒田ラーメンとは違うタイプのラーメンを出すお店ですが、酒田ラーメン自体、わりと広い概念になっていて、「魚介系であっさりとしたさっぱりラーメン」と考えれば、ここのラーメンも酒田ラーメンになるのかな?!って。それに、ラーメンそのものが自由な食べ物なので、そんなにカテゴリーにこだわる必要もなく、、、

数日前に喜多方に行ってきて、若い店主さんのお店に行ってきましたが、「ご当地ラーメン」もどんどん進化して、変化していいんだよなって思いました。酒田ラーメンだって、「月系」の老舗店だけじゃなくて、もっとどんどん新しいラーメンが登場してもいいし、したほうがいいんです。

老舗店と若きホープ店がバチバチっとしていた方が、緊張感も出てきますし、お互いに刺激を与えあえるし、また、新たな地平へと向かうことができるんですよね。

酒田ラーメンも、喜多方ラーメン同様に、高齢化問題や継承問題があるだろうし、これからもっと深刻になっていくと思います。酒田ラーメンが酒田ラーメンであるためにも、この花火みたいな若き店主さんがどんどん新しいアイデアを出していってほしいなぁって思います。もちろん理想的には、これまでの「酒田ラーメンの歴史」を踏まえつつ、っていうのがベストだと思いますけどね。

こちらのブログ記事もとってもいいですよ!(やっぱりラーメン店の話はブログが一番いいなぁ~💖)

次回、酒田に来た時は、ここで🍺を呑んで、鯛Sioラーメンを食べたいなぁ~。

花火のまぜそばも、🍺の〆にずるずるっと食べてみたいなぁ。

嗚呼、遠くない未来、一人でもいいから酒田に3泊くらいして、🍜の食べ歩きだけをしたいなぁ…って思いました。うん、必ずや、また酒田に行きたいと思います!

花火レモンサワーとか、花火青、花火赤なんかもあります。

お酒にも力を入れているのが伝わってきますね🍷

そうそう、夜の23時頃が混み時だって言っていました。

やっぱり夜のお店なんだなぁって思いましたね。この屋台村自体、夜更けになればなるほど賑わってくるんですって。こういうところでのんびりと呑みながら、語らいたいなぁ~~。

この北前横丁、町の中心にありますし、いいところにありますよ。

酒田はあんまりホテルとか多くないですが、今回僕が泊った「酒田グリーンホテル」からなら徒歩でささっと行ける距離にあります。

そうそう、その「酒田グリーンホテル」がなんか昭和のホテル~って感じがしてよかったんですよね。決してイマドキのおしゃれで綺麗でモダンなホテルじゃないんですけど、なんか、古き良き昭和の地方のホテルって感じがして。あと、ここだと無料で自転車を借りることができるので、ラーメンの食べ歩きにもすごくいいですよ!!🚴~

場所はこんなところです。

町の中心といっても、とても小さな町なので、落ち着いている感じです。

また、近い未来、酒田に来て、のんびりラーメンの食べ歩きが心底したいです😂

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