8600万人の子どもたち
が、今回のコロナ・パンデミックの影響で貧困に陥る、
という報告がユニセフから出されました。
8600万人の子どもの貧困は「前例がない」そうです。
特に南アフリカ、南アジア、ヨーロッパ、中央アジアが深刻だそうです。
(それに加え、親による虐待死や遺棄等も相当増えることが予想されるとのこと)
コロナパニックの影響で、いったいどれだけの子どもの命が奪われるのか。
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この8600万人に日本の子どもがどれだけ含まれるのかは分かりません。
しかし、次々に「○○倒産」「××廃業」といったニュースが流れてきます。
ワタミグループのお店も60~80店舗が一気に閉店、と報道されています。
これで、いったい何人の人の「雇用」がなくなるのでしょうか??
60店舗の閉店となれば、60人の「店長さん」の雇用が危うくなります。従業員の方、バイトの方、色んな方が職場を失うことになります。
これをマクロに考えれば、いったいどれだけの人の「職場」が危うくなるでしょうか…。
一人の「パパ」「ママ」の雇用がなくなれば、その子どもたちの生活も危うくなります。
収入ゼロになれば、その子どもの生活も学びも保障されなくなります。。。
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世界レベルで見れば、とんでもない数の人の職が奪われるということになります。
リーマンショックを超えるとも言われていますし、戦後最大の不況に陥るとも言われています。
ユニセフは、「すぐに対応策を」と呼びかけています。
8600万人の子どもが貧困、栄養失調、生命の危機に瀕することになる2020年。
国家を超えた超大規模な支援体制の強化が求められそうです。
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こういう時にどういう知恵があったらいいのだろう。
こういう時に、学者として、教育学者として、児童福祉の専門家として、何をどう考えたらよいのだろう。
自分自身の問題として、考えていかねばならないと思います。。。
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参考サイト
https://www.zdf.de/nachrichten/politik/coronavirus-unicef-kinderarmut-warnung-100.html#xtor=CS5-62