先週のAERAの特集が興味深かった。
テーマは、「上流化する公務員」。
相変わらず、AERAのネーミングセンスは抜群。
内容は、その名の通りで、公務員の人気が高まっている、というもの。
今の大学三年生の調査だと、UFJ銀行やみずほ銀行を抑えて、
なんと「地方公務員」が人気ナンバーワン。
***
まあ、そういうことなんでしょう。
こういう時代だから、「安全路線」に人気が集まっているのも頷けます。
公務員であれば、首はほぼないし、給与も安定して上がっていく。
過度に凄いことは起こらないけど、悪くもならない。
それに、家のローンを銀行等にお願いするときも、抜群の信頼度を得ることができる。
大きな夢をもたなければ、公務員はある種理想の職。
…
…で、いいんだろうか…。
(ちょっと関係者として、、、)
***
最近、思うことがある。
それは、
公務員は、あまり実力のない人がなるべきだろう、と。
実力のある人、優秀な人は、公務員ではなく、民間に行くべきではないか、と。
実力のある人なら、民間でも十分に活躍できるし、(望むなら)上にもいけるだろう、と。
実力のある人なら、わざわざ安定を求めなくても、しっかりと道を拓いていける。
優秀な人間が、公務員として=公僕として働くのは、日本にとってももったいない。
そう思うようになってきた。
力はないけど、真面目な人なら、公務員が望ましい(かもしれない)。
でも、能力があって、真面目なら、民間で暴れまわった方がいい(と思う)。
GDPとかの問題も考えると、力のある人は民間で実力を発揮してほしい。
そっちの方がよっぽど日本全体への貢献となる(はず)。
それに、資本主義×民主主義の日本にはそれが望ましい。
(日本が資本主義×民主主義を放棄するのであれば話は別だけど…)
***
結局、どう生きるか次第。
公務員で、安定の道もいいだろう。
でも、公務員じゃなくても、十分にやっていけるなら、民間で自由にやるべきだろう、と。
教師なんかは、公務員じゃないと難しいかもしれないけど、
そうでなければ、自由に挑戦できる民間の方がスリリングで楽しい(はず)。
もちろん、民間は玉石混淆。
入ってみなければ分からないところは多々ある。
ゆえに、リスクはある。
でも、合う職場であれば、公務員以上に実力を発揮することはできるだろう。
***
公務員が悪いとは思わない。
やっぱり優遇されているんだろう、とも思う。
だけど、であれば、実力のない(真面目な)人に譲ってあげてもいいはず。
できる人間なら、どこででも、活躍することはできる。
実際、いい民間の方がはるかに公務員よりも稼ぎもいいわけだし、、、
(それに、いつでも、金持ちは資産家だったりする)
***
結局、最後は、どこで働くかではなく、どう働くか、ということだけ。
そして、野心や野望があるなら、民間で暴れまわるべきだろう。
(無論、法は順守しつつ)
答えは一つじゃないし、人にはそれぞれ合った場所がある。
あまり、単一的にものを考えないで、大きな視点から自分の道を考えてもらいたいな、と。
仕事なんて、所詮、仕事。
賃金に見合っただけの仕事をすればいい。
人生は、仕事のみにあらず。
色んな人生があっていいし、色んな可能性があっていい。
公務員も一つの選択肢だと思うけど、それは一つの可能性に過ぎない。
…
ちょっと思うことがあって、書いてみました。
何がともあれ、自由が一番さ☆
ロックンロールしよーぜ~って。
Baby~