秋田ラーメン二杯目は、大館でマニアックな人気を博す「孝百」。
雑誌でもネットでもマニアックに絶賛されています。
それよりなにより、お店の場所が超マニアックです。
これ、知らなきゃ絶対来ないでしょう。
(ただし、ねぎぼうずから徒歩圏内です!)
実力派ラーメン屋じゃなきゃ、
こういう場所では絶対にやっていけないと思います。
マニアックな香りがプンプンするんです。
お店の外観もすっごいマニアック。
一見だけだと、ラーメン屋さんとは思えない…
なんか昭和のレストランみたいなお店。。。
お店の中も、昭和テイストだけど、券売機はちゃんとありました。
店主さんは寡黙で職人気質の方。TVの音が鳴り響く。
メニューは、かなり超複雑です。
孝百開店当時からある「元祖醤油」、
サバをふんだんに使った「魚だし醤油」、
煮干しを使った「煮干しそば」、
さらに「中華そば」、「とんこつ醤油」なんかもありました。
凄い…(^^;
今回は、元祖醤油、煮干し、魚だし醤油をいただきました!
元祖醤油は、いわゆるバランス系。
煮干しが主体だと思うけど、スープに馴染んでいます。
和風醤油ラーメンといっていいかな、と。
煮干し控え目の『伊藤系』?!(乱暴に言えば、ですよ)
クセは結構強いです。ダメな人にはダメかな。
麺は中太のストレート麺。
麺はすごい存在感です。
このラーメン、議論をよんでいるみたいです。
孝百は、かつて大館にあった『飛騨ラーメン』のインスパイア系、
と呼ばれているんだけど、
飛騨ラーメンファンは孝百がダメで、
飛騨ラーメンがちょっと…という人は孝百を絶賛。
飛騨ラーメンを知らない僕にはわかり得ませんが…(^^;
魚だし醤油は、めちゃめちゃ強烈でインパクト大です。
サバ節、っていうか、サバのラーメン。
サバを食べてる気分になります。
シメサバ… あってるかどうかはわかりませんが、
鮮魚系に近い強烈さがありました。
(ただ常にサバ系かは不明です。季節によって変わってる?)
「美味しい」というよりは、ただただ「凄い」、と印象でした。
唖然、愕然でした。
煮干しラーメンは、これまた強烈でした。
いわゆる濃厚豚骨煮干しとは違うアプローチですが、
濃厚煮干しです。超濃厚煮干し醤油って言えばいいのかな。
煮干しの味が強烈に立っているスープでした。
ただし、魚粉に頼らないラーメンで、スープ自体はサラサラっとしていました。
少しライトな「たかはし系」(青森)って言っていいかもしれない。
もう、何から何まで驚きのラーメン屋さんでした。
味的にも、他に類を見ない個性派のお店と言っていいかな、と。