外川の名店「そば中華つかさ」のまさかまさかの休業にショックを受けつつ、、、
辿りついたのは、外川港でした。
ここ、好きなんです。ほっとします。癒されます。
誰もいない港。商業化されていない静かな町並み。
千葉県内でも、一番、自分がロマンを感じている場所かもしれません。
「ああ、つかさのラーメンはもう食べられないんだ…涙」
まさに、傷心、そのもの。
そして、港から、駅に向かってまたトボトボと歩いていると、、、
何やら、赤い暖簾らしきものが、目に入ってきました。
ん?
んんんん?!
な、なんと。。。
中華そば!!!
ま、ま、マジっすか?!
なんたる偶然。
見てくださいませ。
北海道に飛び立っているらんちばさんの顔が浮かびました。
「いいでしょー、らんちばさ~ん」って、海に向かって叫びたくなりました(苦笑)。
もう、わくわくはMAX。
いったい、どんなラーメン屋さんなんでしょ?!
しかも、店名が店舗のどこにも書いてない、という、、、汗
お店に入ると、小さい海の家のような感じのお店に、71歳の女性が一人で切り盛りされていました。
聞けば、なんと、「そば中華つかさ」のご主人と「同級生」なんだとか。
40歳の時にお店を始めて、現在で31年目。ベテランの領域ですね。
つかさのご主人に習ったというわけではないですが、「銚子の昔ながらのラーメン」、と言っていました。
いやー、ビックリです。。。
いったいどんなラーメンなんでしょう?!
ラーメン一杯、500円也!!!
大変失礼ながら、お店の雰囲気からして、期待を超えるラーメンが出てくるとは全く思っていませんでした。
また、立地的にも、そんなにたくさんの人がやってくるお店にも見えませんでした。
傷心した心の慰めにでもなれば、という気持ちでいました。
が、しかし、
そういう「先入観」を、いともたやすくぶっ壊してくれました。
ここのラーメン、驚きの極上中華そば、でした。
店主さんの言葉を使えば、「いりこのダシがいっぱい詰まった昔ながらの中華そば」、なんですね。
煮干しの風味がぎゅっとつまった和風醤油ラーメンだったんです。しかも、一切の無駄を感じさせないシンプルの極み。
ビックリしました。
で、何度も、聴いてしまいました。
「本当に、こちらでスープを作っているのですか?」
そうしたら、ケラケラと笑って、「あら、そうよー。ちゃんとスープは作ってるわよ」、と。
もう、茫然としてしまいました。
しかも、ここのメンマが、これまたとんでもなく美味しい。
業務用の味付けメンマを使っていないんですって。シャキシャキ感が半端なくて。
しかも、変な味がついていなくて、ラーメンのスープとよく合っていました。
トッピングは、このメンマの他は、チャーシューとのりのみ。
凄いですよ。これで、感動させられるのだから。。。
いやー、偶然とはいえ、本当に素晴らしい極上の銚子屋台系中華そばに出会えてしまいました。
***
ちなみにネットでも若干、情報がありました。
極上のラーメン屋さんとの出会いの後、銚子電鉄に乗り込むと、、、
あれー?!?!
汗
僕の友人が運転しているではないですか?!
このブログでも昔、コメントをくれていたSくん。
銚子の名店、「坂本」を教えてくれたその当の本人。
ビックリしたー。
彼の運転する電車で、銚子駅まで帰りました。
このS君とは、昔、色んなラーメン屋さんに行ったんだよなー。それこそ、まだブログをやる前から。
お互い忙しくなって昔ほど頻繁には合わないけど、大事な友人であります。
それにしても、運転までしているとはなぁー。。。汗
尊敬するぜ。。。。
安全運転頼みます(苦笑)