久々に電車で銚子に来たので、銚子電鉄に乗って、外川駅を目指しました。
もしかしたら日本で一番好きな駅かも?!
そんな外川駅から徒歩数分の所にあるのが、老舗の名店「そば中華つかさ」です。
前回来たのが、2012年1月。実に2年半ぶりの訪問でした。
ワクワクしてやってきたのですが、、、
…
暖簾が出ていません。少しだけ扉が開いていたので、「すみませーん」と言うと、奥様が出てきてくれました。
「今日は営業していないのですか?」
そう、尋ねると、、、
「今、営業を止めているんです。うちの主人の体調が優れず、今は少しよくなったのだけれど、復帰は少し難しいかも…」、と。
閉店した、とは言いませんでしたが、その口ぶりから、もう営業はしない、と言っているように思えました。
店主さんは、現在71歳のようで、ラーメン作りという大変な作業は、もうしんどい、と。
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はっきりと「閉店」とは断言していないので、何とも言えませんが、もう営業はしないかもしれません。
その可能性は極めて高いかな、と。
「つかさ」のラーメンは、本当に美味しくて、素敵でした。
もう、食べられない、、、と思うと、胸が苦しくなります。
また、一つ、千葉の最果ての地の「名店」が、幕を下ろしてしまうのでしょうか。
最近、僕は、「ラーメンの歴史」を牽引した第一世代が引退していくのを感じずにはいられません。
こんな素敵なお店がなくなってしまうなんて、、、
けど、店主さんも71歳。ご無理はできないとも思います。
最後に、奥様に聞きました。
「もし、誰か、このお店のラーメンの味を受け継ぎたい、という若者がいたら、ラーメン作りを教えてもらえるのですか?」
そうしたら、答えは、NOではありませんでした。
この店舗を引き継ぐのは難しいとのことですが、このお店の味を受け継ぐことは拒否しませんでした。
もし、このお店の味を残したいという人がいたら、是非コンタクトを取ってもらいたいです。
銚子のラーメンの伝統(屋台文化)を残す名店です。
誰かに受け継いでもらいたい、と願います。