2010年9月10日にオープンしたお店。
ラーメンの食べ歩きをし始めて、早10年以上。
ようやく雑誌に頼らず、都内の新店を楽しむことができるようになってきました。
数年前までは、新店を見る余裕なんて全くなくて、
とにかく本に書いてあるお店を次々にまわっていました。
もちろんまだまだ食べてないお店はいっぱいあります。
なんせ、ラーメン店の数はそもそも、
多分僕が一生食べる分以上だろうから。。。
でも、最近は新店の情報やうわさでお店を選ぶことが増えてきました。
もちろんラーメン雑誌の情報もありがたいわけですが、
自分の足で探す楽しみはあんまりないんすよね。。。
とはいえ、僕は千葉のラーメンブロガー。
都内に住んでいる人に勝てるわけがない。
僕が都内に出るのは、週に2日~3日。
まぁ、都内に出られるだけいいんですけど、
どう考えても、都内のブロガーさんに及ぶわけがない。
なので、都内の新店は、都内のブロガーさんのサイトをチェックして、
そこで新店を見つけて、そのお店の情報を得る。
ラーメンフリークのラーメンブログはやはりすごい参考になるんです。
…と前置きが長くなりましたが、『白だし すず』。
9月10日オープンってことだから、創業1カ月ちょっとですか。。。
「ある程度フリークやブロガーが既に来てしまった」という時期ですかね。
多くのブロガーさんが来てますね。評判も上々。
せたが屋系列の「なわて」で修業した方のお店ってことで、
話題性もあり、この1カ月、ブログ界では話題騒然でした。
(せたが屋系ってだけで騒然となってしまうんですねー)
僕はこれくらいの時期に来るのが限界かなー。
新店速報ブログにはなれないですね。。。
どんなラーメンなのかというと…
ってことみたいです。「青森シャモロック」がベースになってる、と。
青森シャモロックって、青森県の特産なんですね。
まぁ、つまりは青森ブランドの鶏ダシってことですね。
それに帆立貝柱、鰹、にぼしその他の魚介の味が加わる、と。
このお店は、白だしと黒だしの二種類が看板メニューです。
店員さんのTシャツに「白だし」と書いてあったので、白だしを注文しました。
ネットの一部では、黒の方が独創的!という意見もありました。
さて、どんなラーメンなのでしょう?
見た感じ、すごいあっさりしたスープのようです。
少し脂の多いチャーシューが美味しそうです。
岩のりが入っているのは、とても嬉しいですねー。
すっきりとした味わいのスープで、都内っぽい味がします。
なんなんでしょうね。洗練されている、あっさりだけど味は強い。
でも、この数年、またお前もか系のマネものばかりが横行していたので、
この手のラーメン店が増えることはやぶさかではありませんね。
和風の鶏+魚介のあっさり・丁寧なラーメン。
若干、煮干しの味が感じるかなっていう感じ。
根本には、「大喜」の思想というか、ラーメンの考え方が入っているような。
「鶏そば」っていうのかな。シンプルだけど奥行きのある、、、
目指す方向性は、多分そういうところだと思われます。
でも、まだまだ「発展途上」かなー。
ベーシックな部分は完成しているかもしれないけど、
まだ、「白ダシラーメン」としては、完成の途上にある気がした。
これから、ますます知恵を出して、頑張ってほしいですね。
今のままだと、ちょっと他店との差異が出てこない気がします。
いわゆる「またお前もか系」ではないですが、
これはこれで、「またこういう味か」って思われる可能性も高いというか。
なにか、「らしさ」が足りたいって思ってしまいました。
あ、チャーシューはかなり完成度が高かったような気がしました。
ホロホロで、印象的な味わいでした。
玉子はトッピングしなくてよかったかな。
いい玉子を使ってるみたいですが、技は使われてない、っていうか。
黒だし(醤油)も食べてみたいかも☆
でも、もう想像ついちゃう。。。っていうか。