Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ドリア好きに嬉しい4種のドリアが食べられる【イタリアンパスタマリーン】にキュン💓

【ラーメンブロガー】として歩み続けて16年。

そして、今年から併せて【ドリアブロガー】としても歩み始めています。

といっても、まだまだドリア経験はそれほど多くはないので、駆け出しドリアブロガーということで、是非チャンネル登録の方、よろしくお願いします!…(某YouTuber風に…💦)

全国的にも動きたいですが、今はまだコロナがあれですし、まずは千葉市内から。

ドリアというのは、ラーメンと比べると、なかなか気軽に食べられる料理じゃありません。

ドリア専門店ってなかなかないですし、ありそうなお店でもなかったりします。

富山県高岡市のドリア専門店【ドリアリーボ】のHPはこちら

こんな感じで、ドリア専門店はないことはないのですが、、、

やはり、絶対的にラーメン専門店と比べるとすごく少ないんですよね。

でも、だからこそ、やりがいがある、というか、、、

静かに燃えてます🔥🔥🔥

千葉市内に、ずっと気になるドリア提供店があったんです。

そのお店は、千葉都市モノレール『市役所前駅』から2分ほどのところにあります、

イタリアンパスタマリーン

であります!!

オフィシャルツイッターはこちら

多分、ご存じの方も多いと思いますが、、、

こちらのお店は、1984年創業の老舗のイタリアン料理店?!です。

僕の9歳下なので、創業37年のお店になりますかね?!

The moment to see your smile makes me happyって書いてあります。

君の笑顔を見る瞬間が私を幸せにしてくれる、ですって💓

素敵ですね~~\(^o^)/

僕のお目当ては唯一つ、ドリアです!!

まずは、こんな感じです!

色々ありますね~~\(^o^)/

「季節のおすすめ」のところをよく見ると、、、

なになに?! 

牡蠣&ポルチーニ茸のクリームドリア(1580円)ですって!?

なんて贅沢なドリアなんだ、、、(;^ω^)

これを見た瞬間、「これ、食べたい!」って思ったのですが、そこはぐっとこらえて…苦笑

次のページに、こちらの定番メニューがずらりと並んでいます。

店名にあるように「パスタ」がいっぱい用意されています。

更に、ピザやラザニア、リゾットなどがあって、最後に、、、

ドリア、ありました!!!

ラーメンと違って、なかなか主役になれないドリア…😢

ですが、このお店には、三種のドリアが出ているんです!!✨

ベーコン&かぼちゃのドリア

②たらこ&キムチのドリア

ベーコン・海老・マッシュルームのドリア

です!!

きゃ~~、きゃ~~~\(^o^)/

三種類もあるんだから、ドリアファンにはたまりませんよ!!

どれも全部食べるつもりですが、今回は、お店の人おススメの③の「ベーコン・海老・マッシュルームのドリア」を頂くことにしました。②のたらこ&キムチのドリアも変わっていて人気らしいですが、まずはお店のイチオシドリアを頂くことにしたいと思います!!

というわけで、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、イタリアンパスタマリーン自慢のドリア、

ベーコン・海老・マッシュルームのドリア

です!!

ひゃ~、いいですね~いいですね~~\(^o^)/

この器がすごくいいです。好きです。好みです。理想です。

年季の入ったシンプルで綺麗な円形の器。

昔僕が働いていたお店で使っていた器に似ていて、心がキュンとなります💓

ヴィジュアル的には、わりと王道のドリアで、ラーメン風に言えば「昔ながらのドリア」と言えるかな?と思います。ヴィジュアル的に奇抜なドリアも中にはありますからね…。

そう言えば、惡麺友らんちばさんは「昔ながらのオムライス」を追いかけるラーメンブロガーさんでしたね。となると、僕は「昔ながらのドリア」を追いかけるラーメンブロガーということになるのか…(;'∀')

ただ、オムライスと違って、ドリアを提供するラーメン提供店ってほぼ聴いたことがない…。ドリア自体がメジャーじゃない食べ物だし、飲食店的には大きなオーブンがないとなかなか作れないので、そのハードルはかなりかなり高いと思われます。

だからこそ、追いかける意味がある!!🔥

zoom up!

こちらのドリアは、王道のホワイトソース系のドリアで、わりとソースはすっきり系。

濃厚なホワイトソースのドリアもありますが、こういうライトなホワイトソースのドリアも美味しいんですよね。

ソースの味も優しめで、まさに「昔ながらのドリア」と呼ぶのにぴったりなドリアです。

見た目は、ラーメンほどのボリュームを感じませんが、これ一皿でラーメンを食べた後以上の満腹感が押し寄せてくるのも、またドリアの一つのポイントかな、と思います。

こちらのドリアは、かなり具だくさんです。

ぷりぷりの海老がゴロゴロっと入っていて、その食感をいっぱい楽しむことができます。

ホワイトソースと一緒に食べる海老の美味しさといったらもう、、、チャーシューと一緒に飲むスープに匹敵するほどにウマい!(なんのこっちゃ?!)

でも、このドリア、海老だけじゃないんです。ベーコンもいっぱい入っているんです。しかも、このベーコン、よく味わうと、燻製のいい香りがしていて、その辺のスーパー等で売っている市販のベーコンじゃないな?!って思うような良いベーコンでした。

ベーコンも僕はわりとこだわっていて、「安物の美味しくないベーコン」と「こだわりの美味しいベーコン」の区別?には相当うるさい方です(多分…)。

ヨーロッパのお肉屋さんのこだわりのベーコンを食べたら、もう日本の安物のベーコン(とは呼べないような「ベーコン」)は耐えられません…。あれは、ベーコンのかたちをしたベーコンじゃない食べ物だ!って心から思います。

高きゃいいってわけじゃないですが、こだわりの良質のベーコンは、やっぱり安くはならないです。手間暇かかりますし、お肉を加工して、確かな技術がなければ作れないものです。本当に美味しいベーコンを食べると、「ベーコンはある程度高くて当たり前のもの」と思うようになりますが、市販のニセモノに慣れていると、ベーコンの適正価格が分からなくなるとも思います。(これは、ローストビーフとかにも言えることかな?!…)

更に、ワイルドなマッシュルームもゴロゴロと入っていて、これまた嬉しい気持ちになります。マッシュルームも、やっぱりピンキリがあって、いいマッシュルームを食べると、すごく豊かな香りと風味(と微かな苦味?)が感じられます。

海老もベーコンもマッシュルームも、こだわりを感じる食材になっていました。

そして、ライスです!!

こちらのライスは、このように黄色い「サフランライス」になっています。

ドリアで使うライスは、色々バリエーションがあって、そこを楽しむのもドリアの流儀。

一番シンプルなのが、ただの白米。白いご飯。これを使ってドリアを提供しているお店もあります。

でも、多くのお店では、ドリアで使用するライスにひと手間加えています。バターライス、ガーリックライス、チキンライス、サフランライス、またピラフを使っているお店もあったりします。

ここのライスは、サフランとブイヨンを入れて炊いたようなサフランライスでした。すっきりとしたホワイトソースにこれまたすっきりとしたサフランライス。この黄色いライスがたまりませんね~。きっとドリアを創作したサリー・ワイルさんの故郷であるスイスの人たちからしたら、「なんじゃそりゃ?」って感じでしょうけど、、、(;'∀')。

でも、スイスやその下にあるイタリアやスペインなどでは、リゾットやパエリアが好まれていて、ライス料理には慣れ親しんでいるのもまた事実です。リゾットとグラタンを合わせたところに「ドリア」がある、と考えてもよさそうですし。

このドリアもまた、SUSHIやRAMENのように、日本初の世界グルメになり得るのではないかと本気で思うんです。『DORIA』は、まだまだ世界では「未知の料理」だと思うんです。

ウィキペディアでドリアを調べると、英語やドイツ語のページはなくて、フランス語のページだけありました。


Doria (ドリア) est un gratin japonais servi sur du riz. Ces ingrédients sont à l'origine du riz pilaf, des crevettes et des noix de Saint-Jacques recouverts de béchamelle et de fromage cuit au four.

C'est un exemple de la cuisine japonaise Yōshoku, né par l'importation et l'adaptation de recettes occidentales après l'abrogation du sakoku (fermeture du pays) au début de l'ère Meiji.

【仮訳】ドリアとは、ご飯の上にのせて食べる日本のグラタンのことです。具材は元々ピラフ、海老、帆立で、ベシャメルソースとベイクドチーズを上にかけて焼き上げます。/  このドリアは日本の洋食の一例で、明治初期の鎖国廃止後、西洋のレシピを輸入して適応させることで生まれた料理です。

引用元はこちら


フランス人的にも、ドリアは「日本の洋食」として認識しているみたいです。

ただ、英語やドイツ語のページはなくて、まだまだ「知られていない日本のグルメ」だと思います。ということは、「これから伸びしろのある料理」ということにもなります。

ふと、ヨーロッパで、「Japanese Doria Restaurant」がやりたいなって思いました(苦笑)。

というか、「Japanese Ramen & Doria Restaurant」をやったら流行るんじゃないかな~…。僕には資本金がなく年齢もあれなので、この夢は果たせそうもありませんが…、誰かこれにチャレンジしてくれたら嬉しいですね。

高級なお店にして、コース料理で、①サラダ、②ミニラーメン、③ドリア、④やきとりor刺身、⑤デザート(あんみつ)とかにして、一人100~120€くらいで提供したら、売れるんじゃないなかなぁ…(苦笑)

***

というわけで、、、

念願の初訪問となる「イタリアンパスタマリーン」のドリアのレポをお届けいたしました!

3種類+限定1種あるので、まだまだここに来なければいけませんね☝

ここのドリアは、本当に素敵なドリアで、まさに「昔ながらのドリア」であり、また食材一つ一つにもこだわりを感じる「たしかなドリア」でありました。満足感は半端ありません。

最後に、店主さんとも少しお話させて頂きました。年齢的には、60歳前後?!で、昭和時代の洋食文化を学んでこられたシェフみたいです。

都内の有名人気洋食店で働いてこられた方で、「洋食屋にはドリアがあるから」という理由でずっとドリアを提供し続けているみたいです。パスタやリゾットに比べると、存在感の薄いドリアですが、店主さんとの語らいの中で、「あ、この人、ドリア好きなんだなぁ」って思いました。嬉しいことです。

と同時に、「洋食文化」の危機も同時に感じました。

今の若者たちに、この古きよき洋食文化は届いているでしょうか?! 

他方で、ラーメン業界では「ラーメン評論家不要論」が猛威をふるっていて、「偉そうにラーメンを語るな」という空気が出ており、また「行きたいお店は自分で見つける!」という気概のある人も多くいるので、もうそこまで気合いを入れてラーメン記事を書かなくてもいいのかな、とも。

これからの自分にできることは、「明治時代から培われてきた洋食文化を記録すること」じゃないか、と。それは、自分がもともと調理師学校時代に「洋食」を選択したというところにもつながっていて。

そういう意味で、自分がこれからすべきことって「洋食文化の記録と探求」かなって。

イタリアンパスタマリーンには、まだまだ魅力的なメニューがいっぱいです。

かなりこだわったメニューもあります。

タラバ蟹のカルボナーラ、一度は食べてみたいなぁ、、、(;'∀')

パスタもホントバリエーション豊富で、うっとりさせられます。

これを見ると、イタリアン&スパニッシュ!って感じがしますけど、、、

ラザニアに、アメリケーヌソースのパスタに、ブイヤベースに…

ひゃ~、なんでもござれ!ですよ。

店頭の看板には、このお店の人気メニューが掲示されています。

一番下には、ちゃんとクリームドリアが掲示されています💓

いつか、ここでのんびりと(コロナを気にせずに)会食できる日を夢見ています。

一品料理も美味しそうだったもんなぁ、、、( ;∀;)

是非、みなさんも一度「イタリアンパスタマリーン」に行ってみてくださいね!!

最寄り駅は「市役所前駅」ですが、千葉駅からも徒歩で行けます!!

歴史あり、ロマン溢れる昭和レトロなイタリアンレストラン。

特に若い人には、こういう素敵な洋食店の素晴らしさに触れてもらいたいですね!!

今回はドリアということで、、、

ホテルオークラのドリアを我が家で!!

きのこドリア、僕も大好きです!!

みんな大好き、チキンドリア!!

コメント一覧

sehensucht
定点観測者さん

こんばんわ! ドリアは「ライスグラタン」とも呼ばれている、と或る本に書いてありました。(年配の方に多いんだとか…😂)

カレーの残りを使ったカレードリア!? それも絶対に美味しいですよね!! ホワイトソースを使わなくてもドリアはドリア!って僕は思っています。
定点観測者
私はドリア、と言うよりライスグラタン、と言う言い方が納得感ありますね。
我が家では、私が作ったカレーの残りをライスグラタン風にしたのを「カレードリア」と称してます。kei先生が引用した定義とは違いますが…
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「千葉市 中央区」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事