悪麺友らんちばさんとのラーメンツアーには、いつも「出会い」があります。
予期せぬ場所で、予期せぬ時に…。
この予期せぬ出会いに、一番の感動があるんです。
情報社会の今、全部が予定調和になっていて、全部が予期されています。
そんな中で、、、
偶然の出会い、偶然の遭遇、偶然の邂逅があるというのは幸せなことです。
***
今回の旅においても、そんな出会いがありました。
…とはいっても、らんちばさんは既に出会っていたお店だったんですけどね。
その名も、
まつや食堂
と言います。
住所は、大網白里市四天木乙2827-20。
(「炭火らあぁめんいち」に近いと言えば近いかな)
らんちばさんは2013年4月にこちらのお店と出会っています。
僕も遂に、出会うことができました。
とても素敵な出会いでした。
こちらのお店は、なんと東京オリンピックの年に創業したんですって。
つまりは、1964年。
実に52年の歴史を持つお店ですね。
(50年ちょっとでまた東京オリンピックか… なんかなぁ…)
しかも、本格的なラーメン店の味に負けないラーメンが出てるんです。
このお店は、要チェックですよ!!
ただし、ネット検索しても、ラーメンの記事はほぼ出てきません。
あるのは、サーファー絶賛の大盛りカツ丼の記事でした。
メニューです!
ドーンと(苦笑)
いっぱいありますねー。
お蕎麦各種に、ラーメン各種。
充実していますねー。
ホント、色々とあります。52年の歴史のあるお店ですからね。
迷います、、、
一品料理も充実していますよ!
今回は、「チャーシューメン」を頂きました。
ジャジャーン!
もうね、、、
一目で、、、感じましたよ。
圧倒的なラーメンのオーラ。
最近、この「オーラ」が、名ラーメンとそうでないラーメンを見分けるポイントになっています。
なんだろ。
美味しいじゃなくて、凄いラーメンに出てくるオーラがあるんです。
こちらのラーメンには、そんなオーラが眩いばかりに発せられていました。
スープを飲むと、さらに驚愕。
なんじゃ、このラーメンは!?!?
なんてことない、平凡な昔ながらの中華そばのように見えるのに、、、
この味は、尋常じゃない、、、凡庸じゃない。
ほんのりと和風を感じるけど、「魚介スープ」ではない。
魚介感はありながら、生姜の風味も結構感じられる。
聞けば、「かえし」の方に魚介の旨みを入れ込んでいるんだとか。
スープは、鶏中心で、野菜を結構入れているみたいです。
そこに、ニンニクや生姜を入れるらしい。
うん、作り方は、ちょっと独特だ。
イメージ的には、「い志い食堂」のラーメンをよりレトロにした感じ!?
いや、それとは違うなぁ、、、
ファット感も心地よくあって、「さぶちゃん」っぽさもなくもない。
なんとも、表現し難いラーメンでありました。
麺はこんな感じです。
オーソドックスでノスタルジックな中華麺でした。
つるつるっとした食感が印象的でした。
また、チャーシューも抜群に美味しかったです。
老舗店のチャーシューは、とても美味しいか、パサパサか。
こちらのチャーシューはジューシーな絶品チャーシューでした!!
***
まつや食堂。
感動のチャーシューメンでした。
大当たり!
らんちばさんは、「ワンタンメンもとっても美味しいよ」と言っていました。
きっと、何を食べても美味しいお店なんだと思います。
こんな素敵なお店が、大網白里町にあったなんて、、、
いやー、まだまだですねー。僕も。
まつや食堂のラーメンを食べずして、千葉のラーメンは語れないかな、と。
ホンキで、素敵なお店だと思いました。
あ、あと、食後に、デザートとサービスでいれたてコーヒーを頂けるんです。
これにも、感動した!!
お客さんをもてなす心があります。
拝金主義の詐欺まがいのラーメンを出すお店とは真逆のお店。
こういうお店をしっかりと伝えていきたいんです。
それが、僕らの使命なんだろうなって、改めて思いました。
通りはこんな感じでした。
いい感じでした♪
ローカルな千葉のストリート。
考えたら、ここ、通ったこと、何度もあったよなぁ、、、って。。。