なぜだか突然【うしろ髪ひかれ隊】が聴きたくなった。どうしてなんだろう？それも、うしろ髪ひかれ隊の【時の河を越えて】が無性に聴きたくなってきたのだ。今の若い人にはなんのことだか分からないと思うが、僕ら団塊Jr世代には【懐かしのメロディー】じゃないだろうか。
うしろ髪ひかれ隊は、ご存知工藤静香と、生稲晃子と斉藤満喜子の三人組。おニゃん子クラブの内部でのユニットで、【うしろゆびさされ組】の後任ユニットであった。うしろゆびさされ組は、プッチモニみたいなかわいくて明るくてコミカルな感じのグループだった。それとは反対に、うしろ髪ひかれ隊は、マイナー調のシリアスな曲を中心に歌うホンキモードなグループだった。デビューシングル【時の河を越えて】、セカンドの【あなたを知りたい】はかなり売れたんじゃないかな。三人のハーモニーも、当時としては、かなりのハイレベルで、世間を騒がした。
それもそのはず、作詞は秋元康、作曲はヒットメーカー後藤次利という最強タッグ。ニューミュージック黄金期を支えた音楽をたくさん輩出した。この二人が力を入れていたのが、まさに【うしろ髪ひかれ隊】だった、とも言えなくもない。
でも、このうしろ髪ひかれ隊、工藤静香の大ブレイクと共に、自然消滅してしまった悲しい運命をたどることとなった。
歌唱力的には、工藤静香が圧倒的で、他の二人は「かわいい」感じだったが、歌唱力としてはちょっと・・・って感じは否めなかった。
僕にとっては、本当に懐かしい曲ばかり。小学校の時の淡くて切ない思い出が蘇ってくるんだなあ～～～♪ COCOとかリボンとかも懐かしいなあ。。
踊りも歌もあんまり上手じゃなくて、かわいいだけの【アイドル】って海外には存在しないという話を聴いたことがある。【アイドル文化】っていうのも立派な日本サブカルチャーの一つと言えるだろうな。
