今日は緑区に出張。
緑区は僕のもともとの地元。
若葉区に移って、冷静に考えると、ラーメン店がとにかく少ない。
鎌取~誉田~土気という比較的人の多いエリアであるにもかかわらず、、、。
しかも、この3駅の中でも突出してハイレベルだった樹幸は今年惜しまれて閉店。
輝かしい都市開発とは裏腹に、ラーメン文化は全く根付かない状況下にあります。
この数十年の間に開発されたエリアだから仕方ないのかもしれないけれど、それにしても、と。
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そんな中で、孤軍奮闘しているのが、「麺やえぼし」だと思います。
前回のレポ↓
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/b98d9f0015e5f534c144a49e808c5d73
およそ1年ぶりの再訪。
(上の店舗画像はそのときのもの。becouse カメラを忘れた、、、汗)
今回は、つけ麺海鮮えび仕立てをいただきました。
濃厚スープなのかと思いきや、わりとさらさらしたタイプのつけスープで。
あっさりスープではないにしても、濃度は低く、飲みやすいタイプのつけスープでした。
海老の味もそれほど強くはなく、バランス系というかなんというか。
面白かったのは、麺の盛りつけ方。
なんか、滝から麺が流れてくるようなイメージの盛り方で、しばし見入ってしまいました。
こういう「アート的」なヴィジュアルって、素敵だと思います。
「見せ方」にもこだわりを感じました。
ただ、これまで色んなお店で海老ラーメン等を食べてきた僕からすると、海老っぽさが弱いかな。
小海老が二つ入っていましたが、寂しかった。
先日、ドイツでとんでもない海老ラーメンを食べたせいか、物足りなかったです。
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/6434c81b2facd450ff704f0d9534a6c7
さすがにここまでできなくとも、やはり海老を特化するなら、もっと際立ててほしいかな、と。
さて。
それから、もう一杯。
夏季限定だと思います。
「冷やしラーメン」。
ネットで検索しても出てこない、、、
これ、なかなか凄いですよ。
和風お茶漬け風日本蕎麦的山形風冷やしラーメンです(って、なんだそりゃ、、、汗)
まず、かなりひんやりしています。このひんやり感はたまりません。
そして、スープは限りなく日本蕎麦風の味わい。これ、お蕎麦のたれじゃないの?と思うほど。
清涼感たっぷり。
そして、小さなあられがいっぱい入っています。
途中で、お酢を入れたり、わさびを溶かしたりして、味を変えていきます。
遊び心満載、そして、確かに美味しく、日本人の心をくすぐる味の冷やしラーメンでした。
シンプルですね。とっても。
ミニ・チャーシュー丼はありませんが、ミニ・チャーハンがありました。
一杯300円。
結構おとなしめで、庶民的、家庭的なチャーハンでした。
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えぼしは、緑区外房エリアでも今、一番頑張っているお店の一つだと思います。
そういう意味では、もっともっと頑張ってほしい、というのが素直な感想です。
もう一つ、突き抜ける何かが欲しい、とも思いました。
千葉のフリークさんやブロガーさんたちを唸らせる力がほしい、といいますか。
他になかなかそういうお店がないので、どうしても期待してしまいます。
でも!
お昼時となれば、どんどんお客さんがやってきます。
立派な人気ラーメン店になっています。
なお、勝浦タンタンメンはなくなっていて、新たに「坦痛麺」なるものが登場していました。
(商標等の関係により、かな?!)
こちらも気になるところでございます。