かつて、新千葉に「麺屋てい司゛」というお店がありました。
てい司゛、覚えている人はいますかね?!?!
>2018年に創業した「麺屋てい司゛」の僕の初レポはこちら!
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そのてい司゛の創業頃からずっと働いて来られた方が五井で開業したのが、
ラーメン感動の鶏虜
であります!
鶏虜と書いて、「とりこ」と読むそうです😊
こちらの感動の鶏虜、そのまま「てい司゛」のスピリットを受け継ぐお店でした。
その話はまた、最後の方にすることにして、、、
店頭のガラスのところに、主なメニューが掲示されていました。
鶏白湯、黒白湯、赤白湯、担々麺、鶏だし…
なんか、てい司゛で見たようなラーメンがいっぱいです😊
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この日は行列が出来ていたので、これを見て、しばし待ちました。
店内にも、こんなメニュー表が出ていました。
基本はこの7種+お子様ラーメンになっていますね。
こってり系の鶏白湯と、あっさり系の鶏だしラーメンかな。
で、別枠?として、担々麺があるって感じですかね。
こちらが、メインのメニュー表です。
基本の鶏白湯ラーメン、一杯なんと840円となっています。
また、あっさり系の基本の鶏だしラーメンも840円になっています。
この今の時代で、ラーメン一杯この値段っていうのは、、、
このお店が向かう先が少し見えた気がしました。(つまり、安くてお手頃なラーメンを出していくぞ!という意志が見えた気がしました)。
これを見た時に、僕はもう『彼が愛した担々麺』が気になって気になって仕方ありませんでした。
彼が愛した担々麺の「彼」っていったい誰なんだ?!って、、、
でも、まずは、てい司゛時代からの定番の『鶏白湯ラーメン』も頂かねば…
という農場があるんですね。
北川農園って書いてあるので、「中華蕎麦円雀」の卵と一緒だ…
ここから届けられる「ぷりんセス・エッグ」は、農林水産大臣賞を受賞したんだとか?!
ぷりんセス・エッグというネーミングもまたなんか目立つというか、、、
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ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、てい司゛時代を彷彿とさせる(まさにそのものという)
鶏白湯ラーメン
です!!
このヴィジュアル、このボリュームで一杯840円ですよ✨
今の時代、1000円超えするラーメンがどんどん増えていく中で、このプライス…。
しかも、それでいて、大ぶりなチャーシュー(豚・鶏)が三枚入っているんですから…。
(豚1枚、鶏2枚というのも、てい司゛時代と変わってませんね!)
zoom up!
こんな立派な鶏白湯ラーメンを800円台で出してくるとは、、、
感動の鶏虜の強い志というか、強い意志を感じますね👆
で、スープを一口飲むと、、、
「うわ~、これはとってもミルキーでクリーミーなまろやか鶏白湯スープだ!」
って思いました。
一番最初にこれを飲んで浮かんだ言葉が「ミルキー」という言葉でした。
鶏白湯ベースなんでしょうけど、ミルクっぽさというか、ミルキーさが強く出ていました。
てい司゛時代と同じく、変にベタベタしてないスープで、飲みやすくて、マイルドです。
いわゆるやり過ぎ系の超濃厚な鶏白湯じゃない鶏白湯スープになっていて、僕的にはテンションが上がりました。
口がべとつかないスープって言えば、伝わるでしょうか?!
でも、味はしっかりあって、ミルキーマイルドでどんどん食べられる味わいです。
麺はこんな感じです!!
この麺、かなりいい麺ですぞ、、、
ミルキーでこってりタイプの鶏白湯スープを最大限に生かす麺になっています。
のど越しもすごくよくて、食べていて、とっても心地よい感覚になりました。
ふと、お店の入口付近を見ると、、、
こんなのがあるじゃないですか!!!
こちらのお店では、なんとなんと!!!
浅草開化楼✖山田食品
の両方の麺を使っているんですね!!!Σ(・□・;)
聴くと、濃厚系が開化楼の麺で、淡麗系が山田食品の麺なんだとか?!
おおおおお、、、、
チャーシューはこんな感じですね!!
これ、「てい司゛@新千葉」の時代を思い出しますよー!!
千葉的に言えば、七星がなくなり、鶏白湯ラーメンの空洞地帯となった千葉エリア。
そこに、さりげなく登場したのがてい司゛でしたよね?!
マスピ(マスターピース)の跡地ということで、どうなるかと思いましたが、「こりゃ、いいお店が入ったなぁ」って思いましたよ。でも、その後、蘇我に移転し、その移転してしばらくして、閉店、、、😢
てい司゛は、多くの人に惜しまれつつ、、、
って感じでしたが、遂にここに来て、あのてい司゛の鶏白湯が完全復活です!!
…
そしてそして、、
ジャジャーン!!!
こちらが、謎めいたメニュー名の、
彼が愛した担々麺
であります!!
このヴィジュアル、たしかに「担々麺」でありますが、、、
いったい「彼が愛した担々麺」の「彼」とはいったい誰のことなのでしょう?!
zoom up!
こちらの担々麺は、ずばり「濃厚鶏白湯担々麺」であります!
こちらの鶏白湯スープを使って作った「鶏白湯担々麺」。
これはかなり面白い、というか、オリジナルでキラリ光る一杯になっています。
上の鶏白湯ラーメンのスープを使って作った四川風?の王道の担々麺。
通常の担々麺よりミルキーで濃厚でこってりとした担々麺に仕上がっています。
スープ自体、そこまで辛くはないですが、ほどほどの辛さはしっかりあります。
あまり難しく考えなければ、「王道のこってり系担々麺」の味わいですね。
麺はこんな感じです。
上の鶏白湯ラーメンと同じ麺かな?!と思われます。
とすると、浅草開化楼の麺なのかな???
何も言われなければ、「山田食品の麺」って思っちゃうかも?!(;・∀・)
とても食べやすくて、ポツポツしていて、ノーストレスな麺であります。
この麺も、ホントいいなぁ~~。
で、こちらが、『房総あおぞら牧場』の「若どり限定産みたてたまご」を使った味玉です!
なんか、卵自体にすっごい存在感がありました。
高級な卵を使っているんだろうなぁっていうのも伝わってきましたね。
なので、じっくりゆっくりと味わって、味玉を頂きました🤤
円雀では生で食べて、ここでは味玉で食べて、、、
どちらもとっても印象のよい卵でしたね🍳!
このエリアのラーメン屋さんでは、このぷりんセス・エッグを使っているお店、結構多いのかな?!
…
で…、本題?へ。
いったい「彼の愛した担々麺」の「彼」とは誰のことなのでしょうか?!
なんとなく察しはつくけど、、、
お店の人に聴くと、その彼とは、…やはり「てい司゛」の社長さんのことでした。
新千葉から蘇我に移転した「てい司゛」→「麺屋ていじ」ですが、、、
その後、社長さんが2021年にお亡くなりになり、閉店=廃業になってしまいました。
その社長さんが生前、大好きだったのが、現店主さんが作ったこの担々麺だったそうです😢
お病気になられた際も、この担々麺を食べてくれたんですって、、、
それで名付けられたのが、「彼の愛した担々麺」だったわけです。
新千葉時代の「てい司゛」を知る者として、なんかジーンっと来てしまいました。
***
というわけで、、、
てい司゛~麺屋ていじの遺志を受け継ぐ新店『感動の鶏虜』の初レポをお届けいたしました。
てい司゛時代を思い出す、すっきりとしたライト系の鶏白湯ラーメンに、亡き社長が生前に愛した担々麺…。
どちらも是非一度は食べたい一杯かなって思います。
でも、他にもたくさんのメニューがあります。
淡麗系のラーメンになると、麺も「山田食品」の麺に切り替わるそうです。
となると、淡麗系のラーメンも食べたくなるってもんですね👆
この7月の定休日はこんな感じです。
15日(月祝)はお休みですね。
あと、24~25日が2連休になる模様です。
いずれは通し営業になりそうですが、、、
現在は、11時~14時、17時30分~20時30分となっています。
定休日は、原則的に5日、15日、25日と不定休1日っぽいです。
曜日じゃなくて、「5の付く日」なんですね👆
千葉~蘇我ときて、そして今度はラーメン激戦区市原の五井へ。
てい司゛~麺屋ていじの時代のお客さんも多いのかな?!
すでに、すっごく混んでいました。
なんか、7月になって一気にお客さんが増えてきた、と言っていました。
場所はこんな感じです。
近くだと、「めん結び光の葉」とか「青柳ラー麺」とかがありますね👆
市原界隈で暮らしている人なら、難なく見つけられる場所かなって思います。
かつての「てい司゛」や「ていじ」が好きだった人、鶏白湯ラーメンが好きな人、担々麺が好きな人は是非是非こちらの「感動の鶏虜」に行ってみてくださいねー!!