少し前にupした「ガジュマル」の記事でも書いたように、、、
それで、無性に「町中華」に触れたくて触れたくて、、、
ガジュマルに行った翌日に向かったのが、本ブログではお馴染みの、
ラーメンハウス江北
にやって来ました!
そう、紛れもなくこの江北こそ、都賀の町中華の代表的存在であります。
今年の1月以来なので、実に9ヵ月ぶりの江北です。
この日は、もうどうしても「ラーメン」+「半チャーハン」が食べたかったんです。
さぶちゃん風に言えば、「半チャンラーメン」ですね(*^-^*)/
あと、町中華といえば、やっぱり「餃子」かなぁ~。
そう、ラーメン+半チャーハン+餃子こそ、町中華の最高傑作!!
それと、これまでに食べたことのなかった「塩焼肉」を頂きます。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
まずは、これ!
ラーメン+半チャーハン
です!
町中華の王道といえば、やっぱりラーメンとチャーハンですよね?!
もう、どちらも超美味しいことは分かってます。
分かり過ぎるくらいに分かっています💖
もう長いキャリアを持つ江北ですが、古さや古めかしさはありません。
ラーメンの方も、ホント美的だし、オシャレだし、その辺の流行りのお店に負けていません。
チャーハンも、「これぞ、王道のチャーハンだ!」って感じで、貫禄たっぷり。
zoom up!
江北のラーメンのスープは、ホント「生き物」って感じでして。
毎回毎回、いい意味で味が変わっていて、色んな「顔」をもっているんです。
もちろん基本的には「和風醤油ラーメン」っていう感じにはなっていますが…。
この日のスープは、一番バランスのいい和風魚介醤油スープになっていました😊
そうそう、この味こそ、唯一無二の江北のラーメンの味~🤤
そんなに派手な味じゃないけど、じんわりと美味しさが口の中に広がる匠の味わい。
麺はこんな感じです。
この麺もまた、まさに「町中華」のラーメンのために作られた(ような)麺。
きどったお店やかっこつけたお店ではまず出てこない、庶民的で素朴な麺。
この庶民的で素朴な麺をあっさりとした和風醤油スープで食べる心地よさといったら、もう、、、
江北の味玉は、もうホントにヴィジュアル的に素敵過ぎるんです。
横半分がギザギザにカットされた不思議な形の半熟味玉。
そして、少しでも触れれば、溢れこぼれそうな半熟の黄身…。
平凡にして非凡…
江北のラーメンはまさにそんなラーメンなんです!!
そして、こちらが「半チャーハン」です。
江北のチャーハンは、まさに僕が描く理想の町中華のチャーハンであります。
ほどよくファットで、ほどよくオイリー。
しっとり型の、やや味濃いめのワイルド&ジャンクなチャーハン。
本格的な中華料理店ではまず出てこないであろう、大衆向けで中毒性の高い味わい。
また、海外に行ったら食べることのできない日本の町中華の伝統の味。
僕はやっぱりこういう味のチャーハンが一番好きだなぁって改めて思わされました。
シンプルなんだけど、奥が深いのがチャーハンなんですよね?!
ラーメン、半チャーハンとくれば、次は「餃子」!!!
江北って、餃子もとっても美味しい!で評判なんです。
こんがり焼けた餃子になっています。
こんがり焼けた部分はカリカリで、表の部分はもちもちで、中身はホクホク。
先日、宇都宮の超有名店で餃子を食べてきましたが、、、
ここの江北の餃子って、その超有名店に負けてないクオリティーですよ…
餃子の皮もわりと厚みのある皮で、食べ応えも抜群でありました。さすがだ…
…
そして、今回、このお店で初めて食べることになりました…
塩焼肉
です!!
ちょっと、これがもう「超大当たり~🎯」な逸品でありました!
メニュー表には「焼肉」と「塩焼肉」という二種の焼肉がありました。
わざわざ「塩」を付けた「焼肉」を用意しているんだから、通常の焼肉とは違います。(おそらくそういう意図が店主さんにあるんだと思います)
薄切りの豚肉を炒めて、塩とにんにくで味付けしたシンプルな塩焼肉。
これがもうちょっとひっくり返るくらいに美味しい焼肉でありました。
チャーハンと一緒に食べたら、もう脳天パンチ炸裂!!でしたが、、、
この塩焼肉をラーメンに入れて、チャーシューっぽく食べたら、
「うめえええええええ!!!旨すぎる~~~~~~!!!!🤤💦」
って叫びそうになりました。
こりゃ、次は塩焼肉とラーメンを注文して、ラーメンの上に塩焼肉を全部乗せて食べたい!!
白いご飯ともめちゃめちゃ合いそうですし、また🍺のつまみにも最高だと思います!!
ラーメンの方は、終盤、卓上にあるにんにくを入れて、、、
にんにく魚介醤油ラーメンにして、食べ切ります。
ここのラーメンはスープが少なめなので、いつも「完飲完食」です\(^o^)/
もう20年以上、ここのラーメンを食べていますが、変わらずに本当に美味しいです🍜
***
というわけで、、、
都賀の老舗の町中華「ラーメンハウス江北」の実食レポでした。
町中華のお店として考えると、やっぱり江北は最高レベルの町中華ですね~。
雰囲気も町中華だし、味も町中華だし、そして何よりもとっても美味しい町中華です。
「町中華」という言葉は、2016年に北尾トロさん、下関マグロさん、竜超さんが執筆した『町中華とはなんだ』という本で初めて使われたと言われています。
2016年というと、そんな昔じゃないですよね?!
となれば、それよりもずっと昔から、こういう江北みたいな町の中華食堂のラーメンを追いかけてきた僕としては、この「町中華」の価値を、この言葉が流行る前から知っていた、ってことになります\(^o^)/
今回は「町中華」という言葉をあえて使いましたが、僕的にはやっぱり「町の中華食堂」という風に言いたいなって思います。僕的には「町」と「食堂」こそが一番大事なワードだと思うので。
その町の食堂には、中華系の食堂もあれば、蕎麦屋系の食堂もあれば、洋食系の食堂もあれば、それら全部を掛け合わせた食堂もあります。「町中華」とすると、中華系じゃない食堂が排除されます。
それが僕的には嫌なんですよね、、、
大事なのは「中華」じゃなくて、「食堂」「大衆食堂」の方がだから。
食堂文化そのものを大事にしなきゃいけないのに、「町中華」としちゃうと、中華系の食堂だけがヒューチャリングされてしまい、結局は「食堂文化」の衰退につながってしまいます。
僕的には、やっぱりこういう食堂系といったら「長寿庵」が思い浮かびます。長寿庵は、「町中華」ではないけど、「町の食堂」の代表格みたいな感じもします。中華系だと「来々軒」で、蕎麦系だと「長寿庵」みたいな?!
来々軒も長寿庵も、全国各地にいっぱいあります。どちらも町に根付いていて、とてもローカルで、メニュー構成も複雑で、そして、とてもお値段がリーズナブルで、いい意味でどのメニューも大雑把で、いつでもお客さんの声で賑わっているんですね。
なので、僕はやっぱり「町の食堂系」という風に言いたいし、それを使っていきたいかな。まぁ、「町中華」という言葉って、シンプルで分かりやすいから、こっちも使っちゃうとは思いますが、、、
でも、今一番大事なのは、こういう町に根付く個人店の食堂を守ることだと思います。
食堂に来ると、ホント色んな人がやってくるし、どの層の人も、どんな立場の人も、どんな背景を持つ人も、なんとなしにふらっとやってきて、お腹一杯食べて(呑んで)、笑顔になっています。
イマドキの「ルール守れ!系」のルールガチガチのラーメン店とは違い、すべてが緩くて寛容でいい意味で大雑把なのが、町中華、町の中華食堂であります。
「まぁ、安くてうまきゃ、なんでもいいよね~」って思える寛容な人たちが集まる場でもありそうです。
僕もこれからも地味に地道にこういうお店を応援し続けていきたいと思います。
この日は「冷し中華」(900円)が「本日のメニュー」になっていました。
この冷し中華も、クソ暑い日々が続いているので食べたいところでした。
過去ログを見ると、、、
2019年に、僕も江北で「冷し中華」を食べていました🎵
江北の冷し中華って、めっちゃ具沢山なんですよねー!!
場所はこんな感じです。
JR都賀駅から徒歩で2分以内です!!(*^-^*)
人気店なのでいつでも混んでいますが、そんなに待つこともありません。
理想的な混み方というか、理想的な常時人気店であります!
…
もう「町中華」って一つの概念として定着しちゃったかな、、、
この本は千葉人的には是非手元に置いておきたいですね!
こちらは、洋食と和食と町中華を重ねた捉え方の本になっていますね👆