土気にやってきました!
土気といえば、もう条件反射的に「樹幸」なのですが、今回は違うんです。昨年末に登場した話題のお店に向かいました。それが、『麺やえぼし』です。
http://r.tabelog.com/chiba/A1201/A120105/12003817/
http://blog.livedoor.jp/lanciba/archives/51875655.html
(悪麺友らんちばさん、さすが抜かりなしです!)
(ググっても、ブログだとまだらんちばさんの記事しかないんですね、、、汗)
既に、地元の人気店になっているようでした。想像していたよりも、バリバリ本気のラーメン店ですよ。びっくりしました。どこからみても、正真正銘のラーメン屋さんです。わお!
場所は、土気のBOOK OFFの正面といえば、千葉の人なら分かるかな。土気駅から徒歩でも可能な距離です。
店内はなんとも落ち着くロッジ風。厨房が奥に広がっていて、カウンター席とテーブル席が両方たっぷりとありました。僕は個人的にテーブル席が好きなので、テーブル席で☆
前情報ですと、勝浦系タンタン麺がおススメということですが、どうやら(現在は)「えぼしらぁ麺」が看板メニューになっているようです。お店の人のおススメもやはり「えぼしらぁ麺」とのことでした。売れているのも、えぼしらぁ麺。それから、海鮮海老仕立てのつけ麺らしいです。
今回は、このえぼしらぁ麺と勝浦系タンタン麺をいただきましたが、僕的には圧倒的にえぼしらぁ麺が素晴らしかったです。「え、マジ? これほどのレベル?」と思うほどでした。
えぼしらぁ麺は、結構濃厚なスープに和風ダシを加え、さらに海老パウダーを加えたもののようです。海老の風味がかなり強く感じられます。面白いなぁと思ったのは、これだけ結構濃厚なスープなのに、海老の味がしっかり感じられて、さらにまた全体的なまとまりもしっかりあることでした。
いや、冗談抜きで、これはかなり面白いラーメンですよ。どこかに似ているってわけじゃないんですね。既に、オリジナリティーで溢れていました。正直、そんなに期待していなかったのですが、これはかなり面白かったですね。コクあり、海老香り、まろやかで、パンチがあって、でもしつこくない。きました~★って感じでした。
それに、トッピングも豪華でした。磯海苔、煮玉子、ネギ、チャーシュー、メンマ等、ばっちり全部入っていました。やれるだけ全部やってやるぜ!という気合いを感じましたね。これで、750円は、もう文句ないでしょう。なんか、ホント、気合いたっぷりって感じで、ちょっと興奮しました。
勝浦系タンタン麺は、らんちばさんが指摘しているように、「系」が付いているところがポイントですね。勝浦タンタンメンをそのまま提供しているわけじゃなくて、あくまでも、えぼしなりの解釈が入った勝タンになっていました。
イメージ的には、はらだとか松野屋とかそっち系の勝浦タンタンメンかなと思いましたが、どうなんでしょうかね。甘みも結構あるんですが、いしいやこだまとかとは違うタイプのタンタンメンかなと。江ざわとも違う感じがしました。さ、どうなんでしょうかね。
画像を見てもらえれば分かると思いますが、従来の勝浦タンタンメンよりもトッピングが豪華です。もやしやネギ、煮玉子なんかも入っていて、ちょっと豪華です。ただ、チャーシューはなくて、挽き肉がたっぷり入っていました。
たしかに王道系の勝浦タンタンメンではあるのですが、千葉市内で登場しつつある勝浦<的>タンタンメンの現在のクオリティーを考えると、もう一歩突っ込んでほしいかなと思いました。美味しいには美味しいんですが、千葉市内の勝タンクオリティーの中で考えると、ちょっと突き抜けてないかなというのが、僕的な感想です。従来の枠組みで考えれば、とても素晴らしい勝浦タンタンメンなのですが、地域を離れて、別の地で出すとなれば、しかもそれが千葉市内となれば、更なる「可能性」を示す必要があるかと思います。そこが描ければ、えぼし風タンタンメンが完成するんじゃないかな、と思いました。
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残念ながら店主さんとはお話できませんでしたが、決して若手の方ではありませんでした。が、店主さんの気合いは十分に伝わりました。若さと勢いではなく、キャリアと経験に裏打ちされたハイ・クオリティーなラーメン店だったと僕は思いました。素敵ですね。
あっさりスープのラーメンはなんとサンマ風味のラーメンなんだとか。これもまた気になりますねー。さらにつけ麺も美味しそう。カレーつけ麺もすごい魅力的でした。
いやはや、ラーメン不毛地帯緑区、そして土気に、樹幸に続く素晴らしいラーメン店が登場してくれました。元緑区在住の僕としては、とても嬉しいです。緑区のラーメン界が今後、ますます発展することをホント願っているんです。誉田も鎌取も。若葉区から眺めると、緑区のラーメン界はやっぱり寂しいんですよね。