Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

知られざる千葉豚骨醤油系老舗の名店【らーめん一代】で食べる「ワカメラーメン」は?! 一代のラーメンの未来は如何に?!

この冬は、出張(巡回)で鎌取エリアに二度行きました。

で、色々と調べていたら、一つ判明したことがあるんです。

僕の「ラーメン人生」の原点の一つと言える、

らーめん一代

が、なんと鎌取からバスと徒歩で行けるということを!

しかも、鎌取からのバス(大網線)も10分に一本程度走っていたんです。

下車するバス停は、『赤井交差点』です。

赤井交差点からは、徒歩で8分くらいです!

最寄りのバス停から徒歩8分で一代に行けるなんて、、、😂

前回のメモリアル記事はこちら

(前回は2020年1月なので、まさにコロナ騒動の直前でした!!)

3年ぶりとなる「とんこつらーめん一代本店」。

ラーメンのお値段は750円で、3年前から50円高くはなっています…

が、今の時代にあって、一杯750円って、頑張っているなって思います。

今回、僕が「また一代に行きたい!」って思ったのには理由があるんです。

先日、西千葉の温故知新系【二代目五衛門】で「わかめラーメン」を食べたんです。

その時に、ふと思ったんです。

「あれ、、、そういえば一代にもわかめラーメンがあったよな…」

って。

もしかしたら、一代のわかめラーメンの影響を受けてのわかめラーメンだったのかな?

そうなると、実際に一代に行って、わかめラーメンを食べなきゃならぬ!!、と。

で、実際に来てみると、【ワカメラーメン】、ありました💖

それと、僕が大好きな「のり」と「煮玉子」をトッピングして💓

ワカメラーメン(850円)+のり(100円)+煮玉子(150円)=1100円。

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、2023年現在のらーめん一代の

ワカメラーメン
+のり+煮玉子🍳

です!!

二代目五衛門のわかめトッピングラーメンと見比べてみると

うん、そんなに似てない…(爆)

あ、いや、似てるかも、、、

こっちは、ネギ、メンマ、わかめ、のり(あと中にチャーシュー)で、

五衛門は、ネギ、メンマ、わかめ、岩のり、チャーシュー…

あ、一緒だ、、、苦笑

スープは、こっちの方が黒くて、同じく背脂が浮いていますね。

うん、あっちは「塩とんこつ白濁」で、こっちは「醤油背脂」か…。

(五衛門のは「塩」だったんだ。ってことは、「醤油」だったらかなり似てる?!)

真似をしているというよりは、まぁ、落ち着くところに落ち着いた感じ?!

zoom up!

3年ぶりのらーめん一代のスープ、、、🤤

このスープが旨いことは、よ~~~~く知ってますわ💓

一口飲むと、、、

「む、むむむ、、、!?!?!?!🤔」

「こ、これは、、、!?!?!?!😲」

なんか、3年前に食べた時より、更に優しい味わいになっている?!?!

白濁~茶濁のスープですが、すごくすっきりした味わいになっています。

あと、醤油だれも、とても少なめに入れられている?!?!

ここから、僕の妄想が始まります。

この味の変化、もしこれが正しいなら、、、

①コロナ&ウクライナ戦争で、材料費を抑えている?!

②常連さんの年齢に合わせて、味をよりライトにしている?!

③店主さんの好みというか、傾向が変わった?!

僕は、②の影響があるのでは?!?!、と思いました。

というのも、お客さんのほとんどが僕より上のご年配の方ばかりだからです。

ビックリしたのは、高齢のおばあちゃんが(中年の娘さん?と共に)食べに来ていたことです。いつも来ている常連さんみたいでした。

そうだよな、、、って。

僕が一代を知ったのも、もう20年以上前の話。

その時点で、もうすでにかなり古いラーメン店っていう感じでしたからね。

僕が初めて食べたのも、もう20年以上前の話なので、当時の味がどうだったかは正直何も覚えていませんが、おそらく今のここのスープよりははるかに濃厚で重くてこってりとした味わいだったと思います(とはいえ、イマドキの濃厚系とは比べ物になりませんが、、、💦)

でも、今の一代のスープは、とっても優しくてライトでふわっとしています。

豚の大腿骨(げん骨)を炊き出したシンプルな豚骨スープに、醤油だれを合わせた感じでしょうか。

豚骨スープの旨みやコクをしっかり感じられる、シンプルでライトな白濁スープ

これですよ~、やっぱり🤤

麺はこんな感じです!!

この麺もやっぱり、「一代風」に感じられます。

少しパキパキっとした食感の、スタンダードな中華麺。

この麺だからこその「一代のラーメン」って言えるかな、と。

二郎系や家系のスープだと埋もれちゃいそうだけど、、、

でも、この一代のスープだからこそ、この麺がベスト!って気がします。

で、この日の「主役」!!!

こちらが、一代で食べられる「ワカメ」です。

うわ~、すごい!

100円で、わかめがどっさり!!!✨

わかめと一代のスープの相性は、言わばほうれん草と家系のスープくらい合います💖

家系でほうれん草増しをする感覚で、わかめをトッピングしたいですね~。

チャーシューはこんな感じです。

どこまでも柔らかくてとろけそうな「豚」って感じです。

サイズは小さいですが、食べ応えはとってもあります。

庶民的で昭和的なメンマもしっかり入っています。

ラーメンショップ風のネギもまたいいアクセントになっています。

具もいっぱいで、食べていて、とっても楽しいんですね~🎵

卓上調味料はこんな感じです。

一番、特記すべきは、この【ラーメンのたれ】です!!

これを入れると、味が一気にパワフルになります。

濃い味が好きな人は、遠慮なくこのたれを入れちゃいましょう!

自分で味を調節できるのも、とってもいいですね。

最初は、薄味で食べて、少し物足りないなって思った時に、これを入れると、「うおおおお!!!」ってなると思います。その感動もまた、一代のラーメンの楽しみ方…かな?!

人に「味濃いめで~」って言うんじゃなくて、自分で自分に合った濃さに調節する。

そういう能動性もまた、一代っぽくていいですね~~💖

そして、最後は、『にんにく』ですね!!

G系や家系でも必要不可欠ですが、一代のラーメンにもニンニクは必須です。

ラーメンのたれで濃くした後は、ニンニクを投下して、ジャンクに!!

これで、千葉の千葉ならではの「ジャンクな豚骨醤油ラーメン」の完成です。

家系や二郎系が千葉にどさっと入り込む前から、ずっと千葉で愛されてきた「ラーメン一代」のオリジナルの豚骨醤油ラーメン、これ、今の時代に、いや、今の時代だからこそ、もっともっと必要なんじゃないかなって思います。

チープで安くて敷居が低くて、そして、ジャンクに美味しくて、クセになる。

そんなラーメンがここにあるんです!!

***

というわけで、、、

20年くらい前から変わらずに大好きで大好きなラーメン一代のレポでした!

二代目五衛門のわかめラーメンがここをモデルにしているかは分かりませんが…。

千葉の豚骨醤油には、「わかめ」が最高の最善のトッピングになるんだろうな、と。

家系=ほうれん草
二郎系=もやし
一代系=わかめ

こういう風に特徴づけることもできそうです。

どれが好きかっていうんじゃなくて、それぞれにそれぞれの歴史や歩みがあるんだなって。

そういう意味では、五衛門で「わかめトッピング」を加えたというのは、うん、…そういうことなんだと思います。

そして、僕としては、そんな一代系のラーメンを応援しなきゃなって、、、💖

次は、何を食べようかなぁ~~~😊

今度は、やっぱりもう一つの大好物の「つけ麺」かな?!?!

いや、やっぱりまたラーメンにして、トッピングをつけまくるか…

ワカメコーンバターラーメンとか食べてみたいもん✨

らーめん一代。

ここは、間違いなく、『千葉を代表する伝説のラーメン店』ですね。

今や、もう老舗店であり、唯一無二のラーメン店であり、千葉の「宝」であります。

場所も、どう見てもかなりディープなところにありますし、営業時間も短いんです。

それでも、次から次にお客さんが常にやってくる常時人気のラーメン店。

でも、色々ありました。

フランチャイズ化して、千葉県内各地に「フランチャイズ店」ができました。…が、どのフランチャイズ店も、「閉店」に追い込まれてしまいました。

もう、この平山の本店以外、「ラーメン一代」はほぼ残っていません。僕がかつていっぱい通っていた「とんこつらーめん一代都賀店」も、今から10年前の2013年12月27日に閉店していまいました😢

唯一、三里塚から移転した「らーめん一代(成田・公津の杜)」だけが残っているかな?!(らんちばさんのレポはこちら!)

何か、時代が違っていたら、今の千葉にももっと「らーめん一代」があったんだろうな、とも思います。ただ、現実的には、ほとんどなくなってしまいました。

なぜ、らーめん一代は、千葉のラーメン界に根づけなかったのか。これもこれで、考察すべき問いのような気がします。大地のラーメンは、千葉の「ソウルフード」になり得たはずなのに、、、

ただ、まだ、終わってないんですよね。

これから(二郎系や家系の時代が終わった後)「らーめん一代」の再評価の時代が来ると僕は思っています。事実、「二代目五衛門」の店主さんは、一代の影響があったことを語ってくれています。

直接傘下のフランチャイズではないにしても、「らーめん一代」の影響を受けたお店が今後、出て来てさえくれれば、再び、らーめん一代に「チャンス到来」です。

時代も少しずつ、追い風になっているようにも思います。

らーめん一代のスープは、いいか悪いかは別にして、チープな味わいで、そんなに原材料費も(他店よりは)かかっていないはずなんです。それゆえに、「濃厚さ」はないけれども、何度食べても美味しいジャンクな豚骨醤油ラーメンになっているんですね。

今後、食糧危機が懸念される中、こういう(よくも悪くも)チープなスープが注目される可能性は多々あります。

らーめん一代は、ずばり「千葉市斎場」の目の前にあります(我が父もこの斎場で…)

また、鎌取から大宮を抜けて都賀に向かうその途中にあります。

こんなところです。

でも、今回分かったことですが、赤井交差点エリアから徒歩で8分なんです。

車がある人ならサクッと行けますし、車がなくてもバスを使えばすぐに着けます。

若いラーメン好きの人で、まだらーめん一代のラーメンを食べていない人は、是非是非一度、一代に行ってみてください!

コメント一覧

sehensucht
貴重な情報、ありがとうございます!

旧成田市場内の一代、お店の前まで行ったことはあります!(が、その日は営業していませんでした)

いつか行きたいです!!

営業時間、ありがとうございました!
成田の坊主
成田の一代は、旧成田市場内で現役で営業していますよ。
営業時間は10時〜15時迄で定休日は市場と同じです。
成田に来た際は寄ってみて下さいね
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