千葉からはるばる埼玉県の吉川までやってきました！
目的はただ一つ、
にぼしラーメン一恭
に行くためであります！
かつて千葉の生実町にあった「海空土」出身の店主さんのお店です。
海空土出身ということもあり、また地元の鎌取の近くのお店ということもあり、ずっと応援していたお店です。2005年に創業し、このエリアの人気ラーメン店になっていきましたね。
その後、2021年頃に千葉のお店をたたんで、吉川へと移転しました。
＞2022年の吉川の一恭になってから初めての実食レポはこちら！
かつての一恭の店舗に新規オープンした「慶雲海」の長谷川さんに連れてきてもらいましたね（慶雲海にも久しく行ってないなぁ…。とっても再訪したいです‥😢）
…
今回の僕のお目当てはやはりただ一つ！！
一恭【夏限定】
冷やし煮干しラーメン（1080円）
です！！
この一恭の冷やし煮干しラーメン、本当に恋しくて恋しくて恋しくて…
今の時代、夏に冷やしラーメンを出すのはかなりあたり前になってきましたが、一恭ではそれこそ2015年の頃から毎年作り続けてきている「歴史ある冷やしラーメン」なんですね（2015年の夏の一恭のレポはこちら！）
海空土の流れを汲む絶品の「煮干しスープ」に、煮干しの「だし氷」に、一恭の冷やしラーメンのトレードマークである「オクラ」に、山田食品の優しくてソフトな「中華麺」。
唯一無二のだし氷入りの冷やし煮干し醤油ラーメン。
どうしてもこの冷やし煮干しが食べたくて食べたくて、、、
この冷やし煮干し、9月9日（月）までの提供になります。
なんとかギリギリセーフ～！って感じで、、、
店内にもこんなポップが掲示されていました。
お隣の「つけ麺」も、すっごく食べたい気持ちになります。
ええ、美味しいことは十分以上に知ってはいますからね👆
券売機…はなくなっていて、こんなデジタルな電子券売機になっていました。
なんか、PCのラックトップみたいですっごくカッコいいんですけど、、、
2024年夏の一恭のメインメニューはこんな感じです。
ラーメンとつけ麺、そして「スペシャル醤油」のページも用意されていますね。
冷やし醤油ラーメンとかけ醤油ラーメンのページも出ていますね。
…？！ かけ醤油ラーメン？！？！
こちらが「冷やし醤油ラーメン」のページです。
並で1080円、中で1230円、大だと1380円になります。
今年から「オクラ増し」のサービスの提供が開始されたんですよね？！
更に「裏」で何やら更なる「増しトッピング」があるんだとか？！？！(◎_◎;)
こちらが基本の醤油ラーメンですね。
現在、ノーマルの並で一杯「950円」になっています。
一恭はまだ「1000円の壁」を超えずに、踏み止まってくれているんですね😂
ここのスープも材料に相当コストがかかっているはずだから、、、
つけ麺各種も色々揃っていますね。
ノーマルの並は麺200gで一杯1080円になっています。
一恭のあのスープを考えたら、これでもすごく安いと思います（今の時代で考えると）。
そして、前回の時にはなかった「かけ醤油ラーメン」！！
これ、すごくいいなぁって思いました。
この今の物価高騰の時代、給料はさほど上がらず物価だけが上がり続ける状況。
また、高齢社会突入ということもあり、色んな意味で、このかけラーメンには「意義」があるように感じました。
「そんなに豪華じゃなくてもいい。でも、一恭の美味しいスープと麺を味わいたい」っていう人は、結構少なくないだろうなぁって思うからです。
そんなかけ醤油ラーメン、並でなんと850円！！です。
850円で、海空土譲りの絶品煮干しスープのラーメンを頂けるんですから(*^▽^*)
…
ってことで、、、
前置きはこのくらいにして、、、
ジャジャーン！！！
こちらが、2024年夏の限定、
冷やし煮干しラーメン
＋オクラ増し（100円）
＋（裏）茄子増し🍆（＋100円現金のみ）
です！！
あ、久々なのでちゃんと「ミニチャーシュー丼」（400円）も付けました！
すごいぞ～～～、これはもう！！😂！！
ミニチャーシュー丼も、シンプルながらもかなり渋めのミニ丼になっています。
そういえば、前回の時にはあった「ミニチャー玉丼」、なくなっていました？！？
このミニチャーシュー丼に味玉を付けたら「チャー玉丼」になるんですよね。
今回はこんな感じで、食べていきましょう。
まずは、今回の「本命」の「本丸」！！！
オクラ増し＆茄子増しの「冷やし煮干しラーメン」ですよー。
もう、オクラと茄子があまりにも美し過ぎて、しばし見入ってしまいました💓
一恭のInstagramでこのオクラ増しの冷やしの写真を見るたびに、「食べてぇ～よ～」って思ってました（笑）
遂に遂にご対面できたわけです。
嬉しさしかこみ上げてきません！！
zoom up！
オクラと茄子（のおひたし）がもうたまらなく夏な感じがします。
9月に入ったとはいえ、まだまだめっちゃ暑いですからね、、、
スープを一口飲むと、、、
「うおおおおお！！きた～～～～！！！これですよ、これこれこれ！！！」
って、わけの分からない言葉を叫ぶしかありませんでした。
一恭のこの冷やし煮干しラーメン、実際に食べるのって、2018年の夏以来なんですよね。だから、実に6年ぶりの再会になるんです。この6年間、夏にこの冷やし煮干しラーメンを思い出さない年は一回もありませんでした。冷たいラーメンを食べる度に、一恭のこの冷やしラーメンを思い出していました😢
そして、6年の時を経て、遂に遂に、、、
なので、言葉を失うのも無理はないんですね👆
だし氷入りのキンキンに冷えた煮干し醤油スープ。海空土から引き継がれる「えぐみはうまみ」の精神じゃないけど、えぐみが出るのも臆さない姿勢で、かなり痛快な煮干しのうまみ×えぐみを感じる尖った煮干し醤油スープ。
旨いっす。これ、ただただ旨いっす😂
そんな尖った冷たい煮干しスープと一緒に食べるオクラ、これが美味しいのは既に分かっています。増しにしているので、遠慮なくいっぱい食べられるのがすごくいいですね＼(^o^)／
そして、「裏トッピング」となる茄子もまた、冷たい煮干しスープにばっちり合っていて、こちらも遠慮なく食べたら、一瞬でなくなるほどでした。
麺はこんな感じです。
この麺、埼玉に移転してもなお「山田食品」の麺なんですね。
修業先である海空土と同じ山田食品の特注麺。
この麺もまた、一恭の冷やし煮干しラーメンの屋台骨となっています。
柔らかさとソフトさ、そしてコシと強靭さ、いずれも揃った素敵な麺です。
そんなに目立った何か特徴があるわけではないですが、でも、この心地よい食感の麺、なかなかあるものじゃないかなぁとも思いますね。
でも、やっぱりこの茄子が本当に素晴らしかったです。
まだまだ気だるい暑さの残るニッポンの夏、9月。
キンキンに冷えた煮干しスープで食べる茄子のおひたし、すっごく心地よいです。
なんていうか、「よし、まだまだ頑張ろう！」って思わせてくれるっていうか。
綺麗にカットされたチャーシューも美味しいし、カイワレ大根もホントいいアクセントになっています。
で、もちろん気づけば、完飲完食！！！でした。
…
で、この冷やし煮干しラーメンの相方となるのが、、、
ミニチャーシュー丼
です！！
こちらはなんか「豚丼！」っていう感じのチャーシュー丼でした。
豚肉を感じて、また丼ものを感じるミニ丼になっていましたね。
これはまさにここのラーメンを楽しむためのものかなって思いました。
単品で頼むんじゃなくて、ラーメンとセットで楽しむため用に作られたミニ丼。
ゴマも入っていて、風味もよし、味もよしの「ごきげんなミニ丼」でした。
…
本来ならこれでおしまいにするところですが、、、
この吉川にはそう簡単に何度も来られる場所ではないので、、、
ジャーン！
醤油ラーメン（小）
も頂いちゃいました！！
まさに「ハーフサイズ」の醤油ラーメンになっていました。
これで、670円となります。
670円っていうと、ホントかつてのラーメン一杯のお値段でしたよね。
でも、今でも、ミニサイズではありますが、ここのラーメンを670円で楽しめるんですから…😲！
zoom up！
ハーフサイズのラーメンですが、トッピングはしっかり揃っています。
ネギ、チャーシュー、カイワレ大根、メンマ、ナルト…
スープもすっごく美味しそうです。
で、そのスープを飲んでみると、、、
「うおおお！！ これだ、この味だ！！ 海空土譲りの絶品煮干し醤油スープ！」
って思いました。
スープをよ～～く味わうと、海空土のスープよりも「甘み」が強く感じられます。
オイリーさと甘さが、本家海空土のスープとの違いのような気がしました。
店主さんに聴くと、「カタクチイワシの他にマイワシを使っているんです。マイワシを使うことで甘みが増しているのでは？」と仰っていました。なるほど、、、マイワシの煮干しか、、、。マイワシの方がカタクチイワシよりもサイズが大きくて、その分、油分もいっぱい含んでいて、結果として甘くなるのかな？！
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国内産 マイワシ 煮干し 300g
内容量：300g
長岡中央水産
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このマイワシこそが、今の一恭のスープの切り札になっているみたいです。
やっぱり煮干しのスープは抜群に美味しいものがありますね👆
麺はこんな感じです。
上の冷やし煮干しと同じ麺かな？！？！
つるっつるでのど越しのよい、スマートな麺になっています。
いや～、この麺にこのスープ、やっぱり僕が愛してやまないラーメンであります。
小サイズなので、あっという間に食べ切れますね👆
＊＊＊
というわけで、、、
実に1年半ぶりとなる「にぼしラーメン一恭」の実食レポでした！！
訪問は1年半ぶりですが、ここの冷やし煮干しラーメンを食べるのは、実に6年ぶりとなります。
その6年のブランクを感じさせない、「変わらずに最高に旨い！」と思える究極の「冷やし煮干し醤油ラーメン」でありました。やっぱり旨いもんは旨いんです。好きなもんは好きなんです。
オクラと茄子の追加トッピングもすごくいいアプローチですね。
ラーメンっていうと、どうしても栄養のバランスが偏ってしまうところがありますが、このラーメンなら、オクラや茄子といった色の濃い野菜を同時にいっぱい摂取することができますからね。
身体にもいいし、心にもいいし、更に魂にも優しい、明るい夏のための一杯になっています。
また、ハーフサイズではありましたが、一恭の煮干し醤油ラーメン、とくと味わいました。比ゆ的に言えば、海空土が最高に尖っていた頃の煮干しスープに似た味わいであり、また、甘みもかなり強く効かせた中毒性の高い煮干し醤油ラーメンでしたね。やっぱり好きな味だなぁって改めて強く強く思いました。
そうそう、昔こんな動画を撮りましたね～。
ここで、一恭の店主の町田さん、「煮干し醤油」へのこだわりについて語ってくれています。
そう、僕もこの動画を作成した後から、「煮干し醤油ラーメン」という言葉にこだわるようになり、改めて全国津々浦々の「煮干し醤油ラーメン」を探る旅をするようになりました。
＞鹿児島の「めんやこたん」もまた「煮干し醤油ラーメン」のお店ということで行ってきました！
この記事を書いた時も、頭の中では町田さんの「煮干し醤油」という言葉を想定して書いていました。
それくらい、実は僕に大きな影響を与えてくれたんですよね。一恭って💞
煮干しだし醤油ラーメンに、煮干しだし醤油つけめん。
そして、かけラーメン。
どれも本当に美味しい「スープ」なので、はずれなし！です。
かけラーメンは、ラーメンのトッピングが苦手なお子さん向けに作られたものなんですね。
そういえばうちの愚息も昔、チャーシューもメンマもネギも食べない！っていう時期がありました。特にメンマって、子どもにとってはちょっと敷居が高かったりするんですよね。
でも、具がなければノーストレスで美味しいラーメンが食べられる。そういうニーズって（そんなに多くはなかったとしても）あるんですよね。
一恭の「煮干し」へのこだわりは半端ないです！！
これもまた「海空土で学んだこと」のエッセンスかもしれませんね😊
ネット記事でもいっぱい書かれるようになってきました。
千葉で人気店となり、そして埼玉・吉川へ。
吉川でもたくさんのお客さんに愛されているのを今回感じることができました。
海空土出身のOB？として、もっともっと活躍して頂きたいなぁと願います！
営業時間はこんな感じです！
本日日曜日だと、20時45分までオーダー可能です！
最終日の明日は、11時30分～で、中休みを挟んで20時45分までですね！
この冷やし煮干しは、9月9日までです！！(;´∀｀)
つまり、明日が最終日ですね！！
気になる人は是非最終日に「一恭」へ！！
吉川は埼玉県ですが、広域地図で見れば、千葉県に一番近い埼玉県です。
武蔵野線なら、西船橋から乗り換えなしで行けます。
吉川駅からは歩いて12分です！（計りました！）。
とっても美味しい冷たい煮干し醤油ラーメン、是非食べて頂きたいですね。
僕もまた来年、ここで超絶美味しい冷やし煮干しラーメン、食べたいです！！
また会えるその日まで！！！
