浦和駅でのお仕事を終えて、、、
最後に一軒、なんかディープなお店に行きたいなぁと思い、、、
浦和駅の高架下にある、古くてレトロで地元民で溢れる、
ラーメン王
に向かいました!
こちらのお店は、1955年創業ということで、69年の歴史をもつお店です。
浦和の人でこのお店を知らない人はいないんじゃないかな?!
ネットでも「浦和で人気の町中華」とかって書かれています。
(*お店の人に聞いたら、創業は55年だけど、この今の店舗に移ってからは17年くらいとのことでした。昔はここじゃないところ(伊勢丹付近)で営業していたみたいです)
このお店、名前がいいですよね。我が師匠石神さんの顔が思い浮かびます😊
かつて「ラーメン王」と呼ばれた達人たちに多大な影響を受けたkeiであります。
僕より20歳年上の「ラーメン王」。
昭和レトロなショーケースもしっかりあります。
こういうショーケースがあると、ホントほっとしますよね?!
これを見ると、ラーメン専門店&中華定食のお店という感じがします。
夜遅めに行ったんですが、店内は完全に満席で、待ち客も結構いました。
ご覧ください!!
つけ麺だけでも、こんなに種類があるんです。
このつけ麺のボードを見て、「ここに入ろう」と思いました。
僕は「つけ麺」がやっぱり大好き。つけ麺のルーツをたどっていくと、当然『東池袋大勝軒』のもりそばが出てくるわけですが、それとは別(?!)に、「つけ麺大王」というお店があって、そのつけ麺大王から「つけ麺」という言葉が世に広まっていった、という経緯があります。
そのつけ麺大王に近いタイプのつけ麺がこの「ラーメン王」にはあるなぁって思ったんです。ラーメン王に、つけ麺大王、きっとその当時の「言葉のセンス」みたいなのが見えてきませんか?!
浦和のラーメンを語る上で、このお店は外せないかな?!とも。
こちらが店内にあるメニュー表です。
わりとしっかりとメニューが絞られている感じがします。
70年近い歴史の中で、その歴史を生き抜いたメニューたちなのでしょう。
ネギ塩ラーメンとか、スタミナラーメンとか気になるメニューはありますが…
やっぱり、つけ麺をいただきたいなって思います。
全部で5種あります。まぁ、最初なので一番の定番を…
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!!
こちらが、1955年創業の老舗店「ラーメン王」の、
正油つけ麺
であります!!
醤油つけ麺じゃなくて、正油つけ麺っていうところがポイントですかね。
ヴィジュアル的にも、イマドキじゃない、ノスタルジックな感じになっています。
カイワレ大根と刻み海苔がとっても綺麗に輝いて見えます。
つけスープの方はこんな感じです。
あっさりとした正油スープに、刻みネギとゴマが入っています。
ネギとゴマが入っているところもまた、なんか昭和レトロなつけ麺っていう感じがします。
うん、僕が想像していた感じのつけ麺になっていますね~~。
そうそう、こういうつけ麺を食べたかったんだよ~~みたいな。
麺はこんな感じです。
プルプルっとした滑らかな食感の中細の縮れ麺ですかね。僕的には「ちゅるちゅる麺」に該当するかなっていう、縮れ弱めの麺になっていました。
そのまま食べると、なんかふわ~っと視界が拓けてくる感じです(n*´ω`*n)
イマドキのつけ麺の麺とは違うけど、でも、ヘナヘナの弱い麺でもないんですね。
麺の量はしっかり1.5玉ありまして、ボリュームも満点です(^_^)v
この麺を正油つけスープに入れて、、、
いざ、実食!!
一口食べると、、、
「うおおお!!! 甘みと酸味が心地よい、まさに大王風のさっぱり正油つけ麺!」
って思いました。
辛味はほとんどなかったかな? ちょっとあったかな?!
東池袋大勝軒のもりそばは「甘辛酸」のスープですが、こちらのは甘酸スープでした。
そうそう、こういうレトロで昭和風味のつけ麺が食べたかったのですよ~~。
こういう雰囲気のお店で!!!\(^o^)/
どことなく「冷やし中華」の酸味のあるあの味に似ている気もするなぁ。冷やし中華のあのタレをラーメンのスープで割った感じ?! なので、どことなく「温かいつけスープで食べる冷やし中華」って感じもしましたね。
朝から夜まで慌ただしく動いた一日でしたが、これで疲れが一気に飛びました。
チャーシューは、こんな感じで、柔らかくて立派なチャーシュー二枚でした。
このチャーシュー、ホントよかったなぁ。
昭和時代のあの素晴らしいチャーシューを今の時代に!
みたいな感じで、、、。
で、メンマ!!
このメンマがちょっとビックリするような美味しさで、たまげました。
味がかなり濃いめで、このメンマで🍺3杯くらいはいけそうな気がしました。
そんなこんなで、あっという間に麺が胃の中に入っていっちゃいました。
卓上調味料は、、、今回はお世話になりませんでした。
***
というわけで、、、
1955年創業の浦和の老舗人気ラーメン町中華「ラーメン王」の初レポでした!
いや~、このラーメン王もホントしびれるお店でしたね~~。
レトロラーメンファンやノスラー好きな人なら、絶対に喜べるお店だなぁって思います。
まわりのお客さんを見ると、ほとんどが中年以上の男性のサラリーマンばかり。この雰囲気もまた「昭和」な感じがします。これでタバコの煙がモクモクしてたら、完璧に昭和の食堂だなぁ~。
あと、ラーメン類を食べている人もいるにはいたけど、みんな、酒を呑んで一品料理をつまんでいましたね。あと、定食を食べている人も多かったなぁ。
うん、まさに浦和の大衆食堂、浦和のラーメン食堂、浦和の町中華、でありますね。
僕も浦和に住んでいたら、ここに2か月に1度くらいは来そうな気がします。
日曜日が定休日みたいですね!
で、月~土まで11時~25時30分までの営業になっています。
夜はいつもかなり混んでいるみたいです。
看板には「中華・餃子 ラーメン王」って書いてあります。
もともとはこの店名がオリジナルだったのかな???
僕世代の中年の人にも、また、こういうレトロな中華食堂を知らない若者たちにも、ここで色々と食べて頂きたいなぁって思いました。
イマドキのラーメン店にはないものが、い~~っぱい詰まっていますよ。
その「ないもの」は、この失われた30年で日本が失ってきたものでもあるかな?!
場所はこんなところです。
地図で見ると、ホント浦和駅すぐのところです(改札からはちょっと歩くかな)。
浦和で、歴史のある町中華に行きたいなぁ~っていうときは是非ラーメン王へ!!
…
あっさり系のつけ麺だと、これがすごくいいかなぁ~。
こういうつけ麺スープでささっと正油つけ麺を作るのもあり?!
これもちょっと変わってて面白そう!!!😊