超エキサイティングの2'ndラウンド!
Chelsea Hotelは、渋谷のハンズの正面にあるライブハウス。Hotelってついているから、本気でHotelの地下にあるライブハウスかと思っていた。
鹿鳴館から直行でChelsea Hotelに着くと、ぞろぞろとゾンビ軍団がいたるところから集まってきていた。会場の中では、スラットバンクスの前に演奏するThe ROMEOの演奏スタンバイを行っていた。
The ROMEOのボーカルは、元サイコルシェイムのDAISHIを中心に結成されたワイルドなロックンロールバンド。サイコルシェイムは現代のコスプレV系の元祖みたいなバンドで人気が高かったが、DAISHIの薬物使用やバンド内の音楽の方向性の違いから、途中で解体。その後、再び始めたのがこのThe ROMEO。サウンド的には、僕ら世代が分かるようにいうと、ロカビリーとロックを融合しようとしたバンド、後期のDEEPやヘブンリーカーブみたいな方向性のバンド。ただ、V系渦中にいたメンバーだけに、ヘブンリーほどのアダルトさはない。近づきやすいガレージロックって感じ。
The ROMEOが終わると、スラット軍団がどんどん前に集結していく。かなり広い会場だが、身動きできないくらいに会場は埋まっていた。鹿鳴館とはあきらかに規模が違う。すごい数のお客さんだ。
SEが鳴り響くと、「ぅお~~~~~~」というファンの歓声が上がる。最初からボルテージは最高潮。
SE
1. Noisy Love
2. Tunnel
3. Virtual Peaple
MC
4. Find my way
5. ♯0022
6. 涙の最終飛行
7. デビルモンキースパナ
8. Babybuster
Noisy Loveで幕を開けた。演奏は少し荒さが目立つが、そんなの関係ねぇ~とばかりに、ガンガン飛ばしていく。ファンも立てのりの嵐。かなり久しぶりのライブなはずなのに、なんだ?この一体感は?!
Tunnelも大歓声の中で演奏された。これはスラバンの名曲の一つに入るだろう。スラバンでしか聞けない妖怪パンク。Virtual Peapleは快速チューン。で、続けてFind my wayへ!と思ったら、ドラムのHONEY bee GARDEN弐代目がNG。そうしたら弐代目はステージ中央にやってきて、「うぉ~~~ スラットバンクスは楽しいぜ~」と叫んだ。その姿を温かい目で見つめていた祐。
そして、二度目のFind my way。ファンのノリも最高潮を迎える(後で考えると、これが一番のピークだったかな?・・・) そして、お待ちかねの待望の♯0022。祐の声も絶好調で、すごく気持ちよく聴けた。やっぱバンドボーカルのTUSKもかっこいいなぁ~ っていうか、バンドボーカルのTUSKに惚れてたんだもんなぁ~ ところが、ここでドラムのミス! 途中で曲が止まっちゃったのだ。が、ファンたちの合唱で普通に戻った! これは見ていて爽快だった! で、涙の最終飛行~デビルやって、最後はBabybaster。ギターの石井さん、かなりミスってました(苦笑)? ん?音が悪かっただけか? その辺は不明。ただ、石井さん、結構音違ってました・・・(汗) でも、そういうラフさも一夜限定復活ライブの楽しみなのかもしれない。
メンバーみんながとても楽しそうにやっていた! 祐も普段は一人だから、なんか人の輪を楽しんでいるようにも思えた。MCらしいMCもなかったし。ソロだとどうしてもしゃべらないといけないけど、バンドだとなんとなくのノリでやれちゃう部分もある。MCだってしたくなければしなくてもいい。
*おまけ*
The ROMEOのボーカルが、MCで、「今日は夢が一つ叶いました。祐さんと同じステージに立てるっていう。僕は、高校生の頃、DESERT TOWNをコピーしてやっていました。今日はステージよりも、楽屋の方が緊張します。」、と話していた。おお、Zi:killやってたのか~と嬉しくなった。
こっちのライブはダイブ禁止ということで、若干おとなしいライブだったかな。でも、後ろの方まで盛り上がっていて、一体感のあるライブだったように思った。