待望のDIR EN GREYの新譜がリリースされました~
2011年のDIR EN GREYはいったいどうなるんでしょうね。
すっかりワールドワイドのバンドになり、もうベテランの領域に達しています。
息の長いバンドになりましたよね。素晴らしいです。
進化の内容を見ていると、結構BUCK-TICKに似てたりもします。
もちろん全くの別物ではありますが、息の長さ、ダークネスへの傾斜、
色んな点で似てたりもするかな、と。
同じメンバーでバンドを続けることは本当に難しいです。
どこかが崩れれば、一気に崩れるのがバンドのサガ。
DIR EN GREYは、デビュー後、一度もメンバーチェンジがありません。
これって、すごいことですよね、、、
さて、LOTUSです。
(京、坊主頭になったんですよねー。。。)
従来のDIR EN GREYを思わせるゴリゴリのリフで始まる一曲。
前回の超アッパー系サウンドとは異なり、どっちかというと重々しくてダークな感じ。
っていうか、異常なくらいに低~い音のリフで、ちょっとめまいがしそうです、、、
低音のウィスパーボイスで静かに歌うAメロ~Bメロ。
そして、一気にハイトーンにかわるサビ。この辺はまさに京節と言ってもいいかも。
メロディー自体は、まさにDIR節なんだけど、いつもよりボーカルの声がクリア。
二つの声を重ねた感じで聴こえてくるのはどうしてでしょう?!
いや、これ、二つ声を重ねてるよな?!、、、汗
なのに、一つの声に聴こえてくる。ここがポイントなのかな?!
サビ後の独特な曲の展開はさすがに圧巻でした。
よくこんな複雑な曲展開を思いつくなぁ、、、とただただ驚いています。
二曲目のOBSCUREはリ・レコーディングされたものですかね。
音のリミックスは有名な外国人エンジニアさんが担当されているんだとか。
音がめちゃめちゃいいです。もちろんcrazy具合も半端ないですね。
三曲目はちょっとびっくりです。。。。
聴いた人なら分かると思いますが、「え?これ、本当にLIVE音源?」っていうくらいにクリア。
ライブの音とは絶対に思えないっていうか、、、汗
いやー、さすが、DIR EN GREYです。恐れ入りました。
これって、音楽なんですかねー。何なんだろう、、、この圧倒感。。。
音楽っていうか、アートですよね。ここまでくると、、、
声のアート、音のアート、、、商業音楽ではない音の世界があるっていうか。。。
もちろんDIRですから、ある種のポピュラリティーはあります。
でも、ポピュラリティーをぶっ壊すくらいの凶暴性が潜んでいます。
ただ、ちょっと思うのは、もう少し別のテイストが欲しいかな、ってことですかね。
ある種、「想定範囲内」になってるというか、「こんな感じ」っていう範疇に収まるっていうか。
細かいところでの変化や深化はあるとは思うんです。
でも、最近のスタイル自体がすごい固定化されてきているようにも思えなくもないっていうか。
デビュー前から聴いている僕としては、長いスパンでみればすごい変わってます。
でも、この数年、ある意味で音が制約されているっていうか、制約しているっていうか。。。
でも、それはきっと懸念でしかないのかな、とも思います。
きっと、変化の予兆はあるのでしょう。
これから、どんな進化、変化を遂げるのか、これからも楽しみです。
DIR EN GREY - LOTUS (60 sec)
PS
個人的には、DIRのバラードがもっと聴きたいので、メロウな作品を希望します☆
シングルの場合、ピアノと京だけのバラード曲のカップリングがあると最高なんだよなー。。。
ま、個人的願望ですが、、、