二軒目は、館山の老舗、雷に行きました。
このお店は、館山出身の学生から教えてもらったお店。
その学生のお父さんが大好きらしく、常連さんらしいのです。
住所は、千葉県館山市長須賀464−1、です。
このお店は、創業30年の老舗。
町の人気ラーメン店ですね。お客さんも、いっぱいいます。
場所的には、 国道128号線沿い、
その国道の路地を少し入ったところにあります。
ラーメン頑頭のちょっと手前(駅側)ですね。
かつて、にぎわいを見せていたであろう集合店舗の一角にありました。
現在は、飲食店二店のみ営業をしているようです。
(夜になると、もっと電気がつくのかな?でも看板がない…)
店内に入ると、カウンター席のみの古めかしい感じでした。
おばちゃんが一人で営業していました。
おばちゃん店主さんは寡黙な方。黙々と仕事をしていました。
なんか背中に哀愁がありました。 いいですねー。
こういう場所で、中年女性が一人でお店をまわす、
なんかドラマがありそう、というか、背景がありそう。
応援したくなります。心底。
メニューは色々ですね。町の中華屋さんって感じですかね。
一応、ラーメン屋さんに入ると思いますが、色々ありました。
今回は、ラーメン・チャーハンセットを注文!
ラーメンは、意外や意外、
見た目的にかなり立派で凝った美しいラーメンでした。
さっぱりあっさりですが、かなりワイルドですね。
昭和の攻撃性を感じるラーメンでした。玉ねぎも入ります。
チャーシューは内房スタイル、豚バラ肉ですね。これは旨い。
わかめがふんだんに使われていました。
臭みがあって、若干クセがあります。ちょっと焦げた感じ!?
若干の臭みがあって、なんとなく「ブイヤベース」っぽい感じがしました。
(…でも、これは、う~ん、、、劣化してたかなー、、、)
玉ねぎも入っています!!
業務用スープや化学調味料ドバドバじゃないところがいいですね。
不安定さはありますが、がゆえに、手作りを感じます。
麺は普通の中太縮れ麺。普通です。
チャーハンは、べちゃべちゃふんわり系、
らんちば語ですと、ベチャフワ系らしいです。
細かく切ったチャーシューがたっぷり入っていて、美味しかったですねー。
こちらのチャーハンは是非ともおススメしたいです。
きっと、今後もそれほど変わらず、このスタイルでやっていくのでしょう。
今後、メディア的に騒がれることもないでしょう。
ラーメンフリークが行くようなお店でもないでしょう。
でも、僕の目に狂いがなければ、食べる価値のあるお店だと思いました。
良くも悪くも、すごく個性的ですし、単なる懐古趣味の味でもない。
昭和のノスタルジーを感じさせつつも、どこかインパクトのある孤高な一杯でした。
いつかまた食べに来たいと心から思いました!