銚子二軒目は、『大塚分店』です。『大塚支店』は既に有名老舗店ですが、らんちばさん曰く、ラーメン的にはこっちの方が凄い、と。何度もこのお店の前まで来たことはありますが、どうしても『大塚支店系列だろ…?!』と思ってしまい、後回ししてきました。大塚支店は名店+老舗店ですが、ラーメンそれ自体となると意外と普通なんですよ…。
というわけで、僕的には念願中の念願だった『大塚分店』に向かいました。
大塚分店は、坂本から徒歩数分。2分くらいかな(笑)。
お店はまさに昭和の食堂そのもの。聞けば、大塚分店は、今年でちょうど創業50年。1962年。現在の店主さんの祖父が大塚本店の創業者。で、お父さんが大塚分店の創業者。中華一本の職人さんだったとか。しかし、現店主さんは、なんと洋食出身の方なんですって。だから、洋食メニューが一杯あるんですね!
さてメニュー。メニューを見ると、とにかくたくさんの料理がずらりと並んでいます。半端ないです。まさに昭和食堂という感じ。やっぱ僕はこういうお店が好き☆ ミスター味っ子出身だから(^O^)
今回は、ラーメンとカレーソバを注文しました。あとチョコレートサンデー☆
大塚支店のラーメンを想像していたからか、ギョギョって感じでした。かなり迫力のあるビジュアル、スープの色です。第一印象は、なんか凄そう…っていう…。オーラがあるっていうか。
お味は、…ギョギョー(;□;)! 凄いパンチです。豚炸裂スープ。豚骨一本で炊き出した重いスープに、チャーシュー煮汁+生醤油ブレンドのタレを合わせたスープ。まさに、豚骨醤油ラーメンなんです!! 大塚分店はパンチのある豚骨醤油ラーメンを出すお店だったのです!
しかも、こちらのラーメンのスープ、そのときそのときで豚だったり鶏だったりするそうです。ご主人のきまぐれ?! 『そのときそのときに合った食材を使うんだ』、とのことでした。
ラーメン自体としてはかなりジャンクなラーメンです。濃厚ではないです。ドロ系ではない。でも、豚のパンチはかなり強いです。なんか、『美味しい』と『行き過ぎ』の間くらいのラーメンでした。かなり野性的なスープでした。
麺は、大塚支店とほぼ同じ麺でした。チキンラーメンの麺みたいな細い平打ち麺、チュルチュル麺。ワンタンの記事を細く切った感じの麺でした。
メンマが最強でした。最初、ごぼうかと思うほどに細く、また味がしっかり染みてました!
カレーソバは、これまたなんか意外なラーメンでした。カレーソバだけど、そんなに辛くない。カレースープに麺が入った感じですかね。我孫子カレーラーメンほどのインパクトはないかな。もっとカレーっぽい方がいいかな、と。
こちらが人気(?!)のチョコレートサンデー。
何気に、存在感たっぷりでした。
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大塚分店はずっと盲点でしたが、凄いお店でした! 坂本のそばにこれほどのお店があったとは…。
銚子にまた欠かすことの出来ないラーメンがここにありました。創業50年で豚骨醤油ラーメンですからね。これは凄いでしょう!