ネットとかでも出ていますが、今、大学業界は「対面授業」+「遠隔授業」のハイブリッド方式となっています。対面授業の準備の他に、遠隔授業の準備もしなければならず、もう、本当に、てんやわんやになっています😢
16年半、働いてきて、こんなに「準備」に追われるのって、最初の1年目くらい??
でも、それ以外にも、コロナによって発生した仕事もいっぱい出てきていて…
完璧にキャパオーバーしています😢
…
それでも、「腹」は減るわけです。
ラーメンを食べに行く時間も気力もない中、この日僕が向かったのは、、、
長寿庵作草部分店
です!
こちらのお店は、西千葉駅エリア・松波にある「長寿庵本店」の分店になります。
この作草部分店には、もう20年以上前から来ていて、愛着のあるお店です。
ず~っと、この地で、日本の「蕎麦食堂文化」を守っているお店、ですね。
このショーケースのレプリカがなんともたまりません😢
郷愁を誘うといいますか、幼少期に戻るような気持ちになるといいますか。
今のお店は、まずこういうレプリカ、ないですもんね…。
これを見ると、ホント、どれも食べたくなります\(^o^)/
さて、何を食べましょうか。
ここの長寿庵には「ラーメン類」は一切ありません。
なにか面白いものはないかな?
なにかこれまで経験したことのないメニューはないかな??
と思って眺めていたら、、、
冷やしむじな??
ん、むじな???
なんだこれは???
むじな…といえば、「同じ穴の貉(むじな)」。
貉といえば、「アナグマ(穴熊)」。
…タヌキでもなく、キツネでもなく、アナグマ???
ひょっとして、「油揚げ」でも「揚げ玉」でもない「第三のトッピング」が乗るのか?!
(まぁ、お蕎麦に詳しい人なら、すぐに「むじな」の意味は分かりますよね…)
いったい、「冷やしむじな」とはいったい何なのでしょう!?!?
いきますよー!!
ジャジャーン!!!!
冷やしむじな
であります\(^o^)/
やっぱり…というか、なんというか、、、(;´・ω・)
「きつね」+「たぬき」の冷やしそば、でありました!!
いいですねーいいですねー!!!
テンションかなり上がりました。
冷やしそばに、きつね+たぬきのトッピングがどどーんっと!!!
これは、もう2021年の夏に、すぐにでも「冷やしむじなラーメン」、できますね~~!!
っていうか、今すぐにでも「むじなラーメン」、出せそうですね!!!
今年の1月に「中華蕎麦きつね」が都内にオープンし、「きつねラーメン」の可能性を拓きました。
けど、その先があるんです。
それが「むじなラーメン」!!!\(^o^)/
…
油揚げと揚げ玉が両方トッピングになった「冷やしむじなそば」、いったいどんなお味なのでしょう?
zoom up!
もう、「豪華絢爛」!!!
その一言に尽きますね。
あるいは、「全部のせ冷やしそば」!?!?
きつねそばのようでもあり、たぬきそばのようでもあり、、、
食べていて、めっちゃ楽しい冷やしそばになっていました。
お味は、まさに長寿庵の定番のそばつゆの味であります。だから、美味しくないわけがない。
ずるずるずるずるっと、蕎麦を喰らうのみ!!(うんまいなぁ~~💛)
そこに、刻んだ油揚げとパリパリの揚げ玉が入り込み、もうまさに「まいう~」の世界。
更に、ぶっとい「厚焼き玉子」がどどーんっとあって、これまた最高の味わい😢
わかめも結構いっぱい入っています。なんて贅沢な一杯なんだ、、、
お蕎麦はこんな感じです。
わりと量もいっぱいあって、とっても美味しいです。
長寿庵ファンとしては、もうたまらないですよ…😢
僕が大好きな揚げ玉とお蕎麦と、そして僕にとっては新鮮な刻み厚揚げが口の中に入り込んで、、、
もう、これ以上にない幸せに包まれる感じでした\(^o^)/
…
これは、ラーメンや冷やし麺への「転用」が大いに可能なメニューだと思います。
厳しい猛暑の中、きつねとたぬきの要素を掛け合わせた「冷やしむじなラーメン」があったら、そりゃ、もう大喜びですよね。しかも、「むじなラーメン」なんて、検索してもほぼ出てきませんからね。
(青森県の「吉田屋」では前々から「冷やしむじなラーメン(ミックス)」を提供しており、また、同じ青森の「ラーメン家康」においても、「冷むじなラーメン」が出ています!)
2021年、千葉のラーメン店でも、是非是非、「冷やしむじなラーメン」を出してほしいなぁって思います。どこか、やってくれないかなぁ…😢
今や、完全に「ネタ切れ状態」にあるラーメン業界、そんな時代だからこそ、他の料理から色々とインプレッションを受けて、「新たな味の可能性」を探求してほしいなぁって願います。このブログは、わりと「ラーメン店主さん」も見てくれているし、「我こそが!」という店主さんがいたら、是非、「むじなラーメン」、チャレンジして頂きたいなぁって思います。
そして、こちらが「かつ丼」です\(^o^)/
長寿庵といえば、「定食スタイル」!!
ここのかつ丼は、こんなにもデラックスです(たしか単品だった気が…)
ふわふわでもっちもちのかつ重。
これが美味しくないわけがございません。
かつ丼・かつ重は、日本人のこころの原風景であります。
きっとウィーン人もビックリ!なことでしょう。
お肉もとっても柔らかくて、ふっくらしていて、最高のかつ丼でした💛
***
というわけで、、、
ずーーっと昔から普通に食べていた「長寿庵作草部分店」にて、
「冷やしむじな」なる素敵な冷やしそばと出会うことができました。
いや~、こんな素敵な冷たいおそば料理があったなんて、、、
まだまだ、知らないことだらけですね~~😢
同時に、ラーメンの可能性はまだまだあるなぁって思いました。
煮干し、鶏白湯、二郎、家系、淡麗系etc...
かなり味のバリエーションが狭まってきているし、面白いアプローチがなかなか出てこない今のラーメン業界ですが、それって、結局、作り手が「ラーメン」しか食べてないからなのかもしれません。
ラーメンの可能性って、常に「ラーメンの外側」にあって、その外側のものを取り込むことで、ラーメン業界全体が発展してきたともいえなくもありません。もともと、戦後の貧しい時期に、蕎麦粉が入らない中、蕎麦職人たちが外来の「小麦粉」を使って、そば風に麺を打ち、そばの技術を応用して、ラーメンが広がっていったことを考えると、ラーメン自体が、「その外部」にある、とも言えるわけです。
ラーメンの外に目を向けると、そこに「ラーメンの未来」が見えてくるのかもしれません。
これは、ラーメンフリークに向けてというよりはむしろ、ラーメン店主さんにこそ求められていることかもしれません。もちろん「すべてはラーメンのために」というのがベースですが、それを実現するためにも、「ラーメンの外部」にアンテナを張る必要があるのかな、と。そう思いました。
「むじなラーメン」、いつかどこかで食べてみたいなぁ~~(n*´ω`*n)