Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

長寿庵作草部分店@作草部 え?「冷やしむじな」ってなんだ!?!?

ネットとかでも出ていますが、今、大学業界は「対面授業」+「遠隔授業」のハイブリッド方式となっています。対面授業の準備の他に、遠隔授業の準備もしなければならず、もう、本当に、てんやわんやになっています😢

16年半、働いてきて、こんなに「準備」に追われるのって、最初の1年目くらい??

でも、それ以外にも、コロナによって発生した仕事もいっぱい出てきていて…

完璧にキャパオーバーしています😢

それでも、「腹」は減るわけです。

ラーメンを食べに行く時間も気力もない中、この日僕が向かったのは、、、

長寿庵作草部分店

です!

こちらのお店は、西千葉駅エリア・松波にある「長寿庵本店」の分店になります。

この作草部分店には、もう20年以上前から来ていて、愛着のあるお店です。

ず~っと、この地で、日本の「蕎麦食堂文化」を守っているお店、ですね。

前回のレポ(2015年6月)はこちら

このショーケースのレプリカがなんともたまりません😢

郷愁を誘うといいますか、幼少期に戻るような気持ちになるといいますか。

今のお店は、まずこういうレプリカ、ないですもんね…。

これを見ると、ホント、どれも食べたくなります\(^o^)/

さて、何を食べましょうか。

ここの長寿庵には「ラーメン類」は一切ありません。

なにか面白いものはないかな?

なにかこれまで経験したことのないメニューはないかな??

と思って眺めていたら、、、

冷やしむじな??

ん、むじな???

なんだこれは???

むじな…といえば、「同じ穴の貉(むじな)」。

貉といえば、「アナグマ(穴熊)」。

…タヌキでもなく、キツネでもなく、アナグマ???

ひょっとして、「油揚げ」でも「揚げ玉」でもない「第三のトッピング」が乗るのか?!

(まぁ、お蕎麦に詳しい人なら、すぐに「むじな」の意味は分かりますよね…)

いったい、「冷やしむじな」とはいったい何なのでしょう!?!?

いきますよー!!

ジャジャーン!!!!

冷やしむじな

であります\(^o^)/

やっぱり…というか、なんというか、、、(;´・ω・)

「きつね」+「たぬき」の冷やしそば、でありました!!

いいですねーいいですねー!!!

テンションかなり上がりました。

冷やしそばに、きつね+たぬきのトッピングがどどーんっと!!!

これは、もう2021年の夏に、すぐにでも「冷やしむじなラーメン」、できますね~~!!

っていうか、今すぐにでも「むじなラーメン」、出せそうですね!!!

今年の1月に「中華蕎麦きつね」が都内にオープンし、「きつねラーメン」の可能性を拓きました。

けど、その先があるんです。

それが「むじなラーメン」!!!\(^o^)/

油揚げと揚げ玉が両方トッピングになった「冷やしむじなそば」、いったいどんなお味なのでしょう?

zoom up!

もう、「豪華絢爛」!!!

その一言に尽きますね。

あるいは、「全部のせ冷やしそば」!?!?

きつねそばのようでもあり、たぬきそばのようでもあり、、、

食べていて、めっちゃ楽しい冷やしそばになっていました。

お味は、まさに長寿庵の定番のそばつゆの味であります。だから、美味しくないわけがない。

ずるずるずるずるっと、蕎麦を喰らうのみ!!(うんまいなぁ~~💛)

そこに、刻んだ油揚げとパリパリの揚げ玉が入り込み、もうまさに「まいう~」の世界。

更に、ぶっとい「厚焼き玉子」がどどーんっとあって、これまた最高の味わい😢

わかめも結構いっぱい入っています。なんて贅沢な一杯なんだ、、、

お蕎麦はこんな感じです。

わりと量もいっぱいあって、とっても美味しいです。

長寿庵ファンとしては、もうたまらないですよ…😢

僕が大好きな揚げ玉とお蕎麦と、そして僕にとっては新鮮な刻み厚揚げが口の中に入り込んで、、、

もう、これ以上にない幸せに包まれる感じでした\(^o^)/

これは、ラーメンや冷やし麺への「転用」が大いに可能なメニューだと思います。

厳しい猛暑の中、きつねとたぬきの要素を掛け合わせた「冷やしむじなラーメン」があったら、そりゃ、もう大喜びですよね。しかも、「むじなラーメン」なんて、検索してもほぼ出てきませんからね。

青森県の「吉田屋」では前々から「冷やしむじなラーメン(ミックス)」を提供しており、また、同じ青森の「ラーメン家康」においても、「冷むじなラーメン」が出ています!)

2021年、千葉のラーメン店でも、是非是非、「冷やしむじなラーメン」を出してほしいなぁって思います。どこか、やってくれないかなぁ…😢

今や、完全に「ネタ切れ状態」にあるラーメン業界、そんな時代だからこそ、他の料理から色々とインプレッションを受けて、「新たな味の可能性」を探求してほしいなぁって願います。このブログは、わりと「ラーメン店主さん」も見てくれているし、「我こそが!」という店主さんがいたら、是非、「むじなラーメン」、チャレンジして頂きたいなぁって思います。

そして、こちらが「かつ丼」です\(^o^)/

長寿庵といえば、「定食スタイル」!!

ここのかつ丼は、こんなにもデラックスです(たしか単品だった気が…)

ふわふわでもっちもちのかつ重。

これが美味しくないわけがございません。

かつ丼・かつ重は、日本人のこころの原風景であります。

きっとウィーン人もビックリ!なことでしょう。

お肉もとっても柔らかくて、ふっくらしていて、最高のかつ丼でした💛

***

というわけで、、、

ずーーっと昔から普通に食べていた「長寿庵作草部分店」にて、

「冷やしむじな」なる素敵な冷やしそばと出会うことができました。

いや~、こんな素敵な冷たいおそば料理があったなんて、、、

まだまだ、知らないことだらけですね~~😢

同時に、ラーメンの可能性はまだまだあるなぁって思いました。

煮干し、鶏白湯、二郎、家系、淡麗系etc...

かなり味のバリエーションが狭まってきているし、面白いアプローチがなかなか出てこない今のラーメン業界ですが、それって、結局、作り手が「ラーメン」しか食べてないからなのかもしれません。

ラーメンの可能性って、常に「ラーメンの外側」にあって、その外側のものを取り込むことで、ラーメン業界全体が発展してきたともいえなくもありません。もともと、戦後の貧しい時期に、蕎麦粉が入らない中、蕎麦職人たちが外来の「小麦粉」を使って、そば風に麺を打ち、そばの技術を応用して、ラーメンが広がっていったことを考えると、ラーメン自体が、「その外部」にある、とも言えるわけです。

ラーメンの外に目を向けると、そこに「ラーメンの未来」が見えてくるのかもしれません。

これは、ラーメンフリークに向けてというよりはむしろ、ラーメン店主さんにこそ求められていることかもしれません。もちろん「すべてはラーメンのために」というのがベースですが、それを実現するためにも、「ラーメンの外部」にアンテナを張る必要があるのかな、と。そう思いました。

「むじなラーメン」、いつかどこかで食べてみたいなぁ~~(n*´ω`*n)

コメント一覧

sehensucht
そうですよね。和歌山の天かす入りのラーメン、教えていただきましたね。僕もインスタントですが、そのラーメンを紹介したことがあります。姫路駅の天かすラーメン? むっちゃ気になります! 全国にはまだまだいっぱい天かす・揚げ玉入りのラーメン、ありますからね!!
定点観測者
以前こちらにも投稿したかも知れませんが、和歌山でラーメンに天かすを入れたものを提供しているお店があります。関西では中華麺を日本そばの代わりに使うメニューがあり(姫路の駅そばが有名。曙橋のうどん屋さんでもやってたかと)、視点を広げると意外とありかも知れません。
sehensucht
コメントありがとうございます。気になるお話ですね! 東京ラーメンにもともと「揚げ玉」が入っていた、ということであれば、これまたとても歴史的な話になる気がします。「揚げ玉」と「ラーメン」の関係は意外と古くからあるのかもしれませんね。

kei
通りすがり
かなり昔に東京のどこかで中華そばに揚げ玉入ってたのが自分の初見ですが
ラーメンに揚げ玉入れる流れはいつからあるんでしょうね
二郎系インスパイアではとうがらし入れた辛玉とか海苔の入った海苔玉とか色々バリエーション見かけます
揚げ玉を更に炒ったものが入ったものも食べた記憶あるのですがどこだったかなぁ?
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