今回の訪独では、かなりたくさんのラーメンが食べられました。最近は、学生を連れての訪独ばかりだったので、なかなかラーメンを探求することができていません。今回、改めて、学生の引率はキツいということを改めて認識できました。自分の研究のために来た方がよほど得るものがある。あまり「学生のため」とは考えていなかったのですが、これはもう完全に「学生のため」、「奉仕」ですよ。自分のためにはほぼ何もできないし、まずもって全日慌ただしい、という。自分がこれまでしてきたことの「大変さ」を改めて実感しました。
さて、もうこの研究の旅も終盤戦です。予定していた研究もほぼ終わりました。必要な資料も集まりました。調査もばっちりできました(まだまだ不十分ですが…)。今後の可能性も見えました。来年はもっと一カ所に集中して、研究したいですね。というわけで、このフランクフルトはいわゆる「カーテンコール」です。一人、お疲れ様です(とはいえ、まだまだ原稿はたくさん書かなきゃならないんですが、と言い訳しておきます)。
MUKUに続いて向かったのが、KAMONです。インターネット情報で、こちらのTANTAN MENが旨い、ということでしたので。
こちらのKAMONは、完璧に回転すし屋さんですね。しかし、麺類も力強くプッシュしていまして、ラーメン、うどんが用意されていました。写真を見るからに、醤油ラーメンはちょっとあれですね。うん。なので、迷うことなく、TANTAN MENを注文しました。嬉しいことに、小さいサイズのTANTAN MENがあったので、そちらを注文しました。
かわいいミニサイズの器で運ばれてきました。見た感じは、そのまんまタンタンメンという感じでした。が、一口スープを飲んで、麺を食べて、ほっこりしてしまいました。
こちらのタンタンメン、めっちゃジャンクです。なんだろう? このチキンラーメンを食べているような感覚は…。麺は乾麺っぽいです。で、スープは辛いチキンラーメン。ひき肉をいっぱい使っているので、旨みも半端ない。決して品のよいお味ではありませんが、ジャンクさとパワーでは他に類を見ないほど。単純に旨いですね。がつっとくる。パワフル。こういうのが食べたかったんだよ~っていう感じ。まぁ、日本ではどうだかよく分かりませんが…。ですが、きっと日本の地方なんかでこれを食べたら、「おお、ソウルフル~」って思うと思いますね。これはいい。
本格的というわけではありませんが、こっちで長く暮らす人には最高のお店かもしれません。回転すし屋さんですからね。意外にも美味しく感じてしまいました。満足でした。このジャンクさが好きです。