どうやら朝霞台に、とてつもなく人気の自家製麺のつけ麺店があるらしい、ということで朝霞台に向かいました。朝霞台はまた夜にも戻ってくるな…(^^;
それが、「つけ麺番長銀」です。
http://banchous.com/gin/shop.html
http://ramendb.supleks.jp/s/25664/review
http://menworld.blog114.fc2.com/blog-entry-1419.html
（↑このブログ面白い！）
朝霞台駅から徒歩8分くらいかな。某ラーメン本だと5分とあったけど、5分じゃ辿り着かない…
昼前だというのに、既に満席。お世辞にも立地がいいとは思えない。駅からもそんなに近くはない。大通りでもない。駐車場もあるけど、大きくない。なのに、お客さんが溢れるように集まってくる… なんだなんだ？！
色々、魅力的なラインナップでしたが、無難に『つけ麺』を注文しました。背脂チョイマシで。マシマシがオススメなんだそうです。
出てきたつけ麺は、もう見るからに美味しそうな濃厚豚骨背脂つけ麺でした。見た目から、『あ、これは間違いないな』と思いましたね。驚きはなさそうだけど、間違いのないタイプ。
スープ表面には茶色いパウダーがふりかけられています。これは、自家製のガーリックパウダーらしいです。このガーリックパウダーと背脂が、このお店の隠れた吸引力になっています。
味的には、いわゆる背脂豚骨醤油スープですね。かなり濃厚です。ゲンコツのみをガンガンに炊き出したパワフルなスープです。それにたっぷりの背脂とニンニクパウダーがガツンと効いてきます。新しさや斬新さはないものの、確かな美味しさというか、ラーメン好きの心をぐっとつかむような味のスープでした。単純に旨いですね。
いや、これは… 普通に美味しくて、また食べたくなるつけ麺ですよ。ヘヴィー・リピーターが多いのもうなずけます。
麺は、太いもちもち麺で、自家製麺ということで、豪快です。腹パンパンになりますね。外部受注じゃ無理な盛りですよ。こういう豪快さも人気の秘訣だと思われます。
店員さんたちの接客も凄いです。女将さん？のきめ細かい接客は、かなり神的でしたね（彼女のブログがあるくらいですからね、、、）。老舗のアットホーム感とは違う都市型の接客技術です。大人気店でありながら、きちんと一人ひとりに対応できるのが凄いなと思いました。心の奥底からジーンとくる接客ではなく、都会の人間が安心できるさらっとした接客。なんか、そこが印象的でしたね。
なんかね、福たけ＠桜木に似てる感じがしました。みんなに好かれる味、普通に美味しく、また食べたくなる味。これを作るのが、どれだけ難しいことか… 色んな意味で、勉強になるお店じゃないかな、と。これが『売れるお店』ですよ、と。
なお、ラーメンデータベースの点数を見ると、70点台後半から80点台が多いんです。これって、ある種の「ひな形」を映しているようにも思えます。70点台キープができれば、お店は安定できる、と。90点が多いというのは、どこかに何か問題があると考えてもいい。ラーメン屋さんが目指すべき道の一つに、70点台（70点台後半）キープというのがあるのかもしれない、と思いましたね。
