今日、念願の待望の人生初のドラム発表会があった。
僕が演奏するのはスピッツの「空も飛べるはず」。僕ら世代の大ヒット曲だ。
今日の日を目指して、この数ヶ月間、この曲をずっと練習してきた。(最初、聴いた時、なんだ!これ簡単そーじゃん!と思ったけど、実際は(素人には)かなりたいへんな曲だった。結構手をこまめに動かす曲なのだ。
でも、なんとかかんとか演奏することができた♪
一言いうなれば・・・
超~~~~~楽しかった
ちょっと目立った失敗が二箇所あったが、すぐにリズムを取り戻すことができた。演奏の流れ、動きを止めることなく、最後まで演奏できたことに、僕自身正直かなり驚いた。これも僕の師匠のおかげかな。
終わった後は、完全脱力状態に陥った。この数週間、休みは全くなく、仕事も多忙を極め、瀕死状態のような日々が続いていた。このブログでさえ、まともに記事がかけなくなっていて、ラーメンの記事以外ほとんど何も書いてない状態だった。その中で、空いた時間にスタジオに入って、練習を重ねていた。ただでも尋常じゃないのに、さらに練習時間を設けていて・・・ そのせいもあって、発表会が終わった後、完全脱力状態に陥り、フラフラ状態だった。
けれど、ものすごい達成感を感じている。やり遂げた後のすがすがしさがある。なんともいえない幸福感があった。努力しただけの感動と喜びがあった。厳しい状況の中でやり遂げられたことを素直に喜びたい。
実感した。やろうと思えば何でもやれるって。やった人間だけが至福の喜びを感じられるんだってことを。なんも努力をしないで、あぐらをかいているだけじゃ、こういうすがすがしい達成感は感じられない。また、時間がない中でやれたこともすごく嬉しいことだった。忙しいから後回し、じゃなくて、忙しくてもやりたいことはやる! それでこそ真のロックスピリットだ。自分に言い訳をしてごまかすんじゃなくて、自分に鞭を打ってやり通す、それが素直に生きるということだ。
今回、MDで自分の演奏を録音したんだけど、自分でいうのもなんだが、結構僕の好きなタイプのドラムの音になっていた。結構重くてタイトで一つ一つの音がしっかり聴こえる、そんな音になっていた。リズムもさしあたり一定に保ててたし。(音的には)PAがよかったんだろうけど、また一つ自分の自信になった。プロのミュージシャンと演奏できたのも楽しかった。演奏がすごくがっちりしていたので、こちらは本当に気持ちよくドラムを叩くことができた。感謝、感謝。
もうそろそろバンドできるかな?!
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僕ら一般の部の前に、キッズドラマー演奏会があった。小学生のドラマーたちの発表会だ。小学生たちのドラムは、身体的にパワーは弱かったけど、すごく巧い子たちばっかりで驚いた。小学校2,3年生でも、きちんとリズムキープができている子がいた。大人顔負けのプレイを見せる子もいた。
子どもたちは、大人と違って、間違いを演奏中に引きずらないのだ。大人は、一度間違うとその間違いに気を取られて、その後の演奏が乱れていく。けれど、子どもは、未来を見つめているせいか、過去の失敗を今の演奏に持ち込まないのだ。だから、いくら失敗しても、すぐに落ち着きを取り戻すのだ。恐るべき子どもの力!って感じで、正直驚いた。
でも、まだまだドラム歴1年半。これからも、許される限り、地道に楽しくドラムを学んでいきたい。ドラム最高!
PS
わざわざ遠いところ、うちの家族、そして、僕の教え子が三人、会場にかけつけてくれました。ありがとう! 千葉からわざわざ来てくれて嬉しかったなぁ。ドラムスクールでは「生徒」、でも、教え子からすれば「先生」。学生曰く、「先生が生徒って言われているのが面白かった」とのこと。たしかに!