同じラーメン屋さんと言っても、今は色んなラーメン屋さんがある。
昔ながらの中華そば屋さんもあれば、極めて先鋭的なお店もある。
そのバリエーションの豊富さがラーメン店の最大の魅力かもしれない。
その中で、昔から僕がこだわっているのは、
「デートで使えるラーメン店」というカテゴリーだ。
おしゃれで、都会的で、語れて、美味しいラーメン店。
例えば表参道のMISTや半蔵門のIBUKIなど、
デートにうってつけのラーメン店というのが少なからずある。
今回行った「麺彩 藤」はまさにそんなデート向きのラーメン店だった。
場所はずばり渋谷の東急ハンズそのまんま。
ハンズの入り口の隣りに地下に入る入口がある。
ハンズの店内にはないのでご注意を!
店内はものすごく広くて、おしゃれで、清潔感がある。
ヨーロッパのレストランに来たかと思うくらいに素敵。
音楽も欧米の最新ポップスが流れていてかっこいい。
(音楽的に、すごくいいセンスをもったお店だ!)
店員さんも(バイトだと思うが)おしゃれでかっこいい。
店員さんのほとんどが若い女性というのも都内ならでは。
カウンター席もあるが、ほとんどがテーブル席。
分煙になっていて、タバコも吸えるし、煙を吸わなくてもすむ。
このお店でラーメンが登場するのはお昼(昼顔)。
お昼のメインメニューは、カレー、塩、味噌の三種のラーメン。
夜は・・・ こちら のHPを参照してください。
ただし、夜もラーメンを注文することは可能だそうです。
今回は、当店人気の「カレーラーメン」をランチセットで☆
こちらのカレーラーメンは牛のダシを合わせたスープで、
牛のダシをウリにしたクワトロスープがメインとなっている。
味覚的には、カレーの味のラーメンなのだが、
他のカレーラーメンとはちょっと違う印象を受けるはず。
(そこを狙っているんだと思うが・・・)
上の写真でも確認できるが、白い液状のものが加えられている。
生クリームだった。これがいいアクセントになっている。
濃厚さを好む時代に合ったカレースープになっていた。
麺も特徴的で、やや太めの平打ち麺だった。
(平べったいが、横に長いタイプの麺だった)
いわゆる手切り麺みたいな感じの麺で、
スープによくからんで、食べやすかった。
トッピングはやや控えめ。
というか、カレーラーメンにはあまりトッピングがいらない。
これくらいでちょうどいいという印象を受けた。
カレールーをからめた牛すじソースが抜群に美味しかった。
お昼に来たなら、是非セットを頼んでほしい。
こちらの牛すじ丼はかなりの美味しさだ。
ラーメンを注文せず牛すじ丼だけを頼むお客さんも多いんだとか。
いずれにしても、こちらは複数の人間で来たいところ。
僕的には、若者のデートスポットとして注目したい。
もちろんラーメン自体の完成度もそれなりに高いし、
何よりもおしゃれな環境がとても素晴らしかった。