2018年になってしまいました。
現在、「ドイツのラーメンシリーズ」が続いていますが、
その前のオーストラリアのラーメンレポも実は完結していません。
(日本のラーメンレポも完結していない!!)
オーストラリアのラーメンレポも、あと少し、お付き合いください!
***
2018年がよい1年になれれば、と思い、、、
ここで、オーストラリア最強?の人気ラーメン店をご紹介いたします!
オーストラリアに詳しい人なら、誰もが知っている「人気ラーメン店」になっているっぽいです。
その名も、
RAMEN BAR O-san
です!
漢字だと「翁さん」、ですね。
創業は2015年というから、割と新しいお店かな。
おそらく、シドニーのラーメン界においても、かなりの存在感を誇っているはず。
翁和輝さんという方が、どうもこちらのお店のプロデューサー?みたいなんです。
ただ、会社の社長さんは、Jun Toyodaさんという方で、別の方でした。
色々と裏で複雑な人間関係がある感じのお店かな!?
こちらのO-sanは、ショッピングセンターのフードコート内にありました。
フードコートと言っても、日本のフードコートとは全く違う感じです。
わりと本格的な専門店がずらりと並んでいる感じ!?
なので、フードコート全体に活気があります。
さて。
メニューですが、これが、いっぱいあって、、、(;´・ω・)
いったいどれを頼めばいいのか。
一度じゃ語りようのないお店でした。
とりあえず、看板メニューの「豚骨ラーメン」かな、と。
でも、さらに、special ramenがあったり、
さらにさらに、「すもうらーめん」なるものがあったり、、、
このすもうらーめんは、なんと二郎系なんだとか。
スタミナ丼も気になるなぁ、、、
注文したら、ブザーをもらって、出来上がるのを待ちます。
フードコートって、どこもこういうシステムなんですね。
5分くらい待ったかな。
ブザーが「ブブブー」と鳴って、取りに行きます。
遂に、O-sanの豚骨ラーメンとの対面!!!
ジャジャーン!!!
来ました。
見てください!
この完璧なるヴィジュアルのラーメンを!
(ドイツのラーメンと比べると、バリバリ「日本っぽい」感じですね)
そのお味も、半端ない<ど・とんこつ>のスープになっていました。
「がむしゃら」の後で食べたからというのもあるけど、
全体的にバランス重視の濃厚豚骨ラーメンに仕上がっていました。
がむしゃらの豚骨ラーメンは、なんか「骨髄爆裂!!」って感じでしたが、
O-sanの豚骨ラーメンは、クリーミーでマイルドで全体的に美味しい一杯に仕上がっているというか。
マニア向けというよりは、全般的に「美味しいね」って言われそうな「美人」なラーメン。
ヴィジュアル系的にいうと、清春というよりHydeかな、という(苦笑)
毒々しさにはやや欠けるけど、華やかさに溢れている一杯、というか。
とはいえ、ベースとなっているのは、「久留米ラーメン」。
かなり「とんこつとんこつ」しているスープで、刺激的であります。
日本で食べても、「おお!」と思う豚骨スープになっているように思いました。
オーストラリアのラーメンって、すげーなぁ、って思うラーメンでした。
麺は、こんな感じで、中太のストレート麺でした。
久留米ラーメンの特徴は、博多ラーメンの麺よりも太くて固めのところ。
スープも、博多豚骨よりも濃厚に仕上がっていて、パンチも強くあります。
「毎日食べるなら博多、一杯の満足を求めるなら久留米」って言われる所以でもあります。
麺の量もわりとしっかりあって、本当にいいラーメンだなぁ、と思いました。
ここがシドニーであることを忘れるくらいに、、、
チャーシューも、実に美味しかったです。
いやー、ドイツのラーメンのチャーシューとはやっぱり違う、、、(;´・ω・)
やはり、オーストラリアは、日本人自体が多く集まっていて、ここまで出せるのかな。
とにかく、日本のラーメンと遜色ない仕上がりになっていました。
これをどう考えるか。
「異国のラーメン」としては、ここのラーメンは極めて日本的で、該当せず。
「日本のラーメン」としては、まさにそっくりなので、該当する。
つまり、異国の味ではなく、日本の味そのまんまなんです。
それをよしと考えるか、それとも、「ちゃうやろ」と考えるか。
「オーストラリアらしさ」はほとんどなくて、そこをどう考えるべきか。
(そういう意味では、ドイツのラーメンは、めっちゃ「異国感半端なし」なんですよね)
あと、現地のオーストラリア人の動きが今後どう出てくるか。
ドイツ人たちは、既に自分たちのラーメンを作り始めています。
オーストラリア人たちは、自分たちでラーメンを作り出しているのかどうか。
オーストラリア人のラーメンフリークさんによるラーメン店があるのかどうか。
その辺がポイントかな、と。
フードコートはこんな感じで、華やかです。
若い女性たちもいっぱいいました。
とはいえ、みんな「アジア人」ばっか。
現地の人なのか旅行者なのかは分かりませんが、ほぼほぼアジア人オンリーでした。
黄色人種強し、、、(;´・ω・)
お隣には、日本の隣国、韓国のレストランがありました。
こちらも、なんかとっても美味しそうでした。
韓国料理もホント、美味しいんだよなぁ~~~。
東南アジアの料理は<異国感>がとっても強くあるけれど(好き嫌いも分かれるけど)、
中国や韓国(あるいは北朝鮮)の料理って、<異国感なし>なんだよなぁ。
(中には、「無理!」って思うものもあるけれど、、、)
基本的に、東アジアって、料理的にはとっても通じるものがあって、、、
政治的には「問題ありあり」だけど、料理的には何の問題もない、という。
政治的に「反中!」「反韓!」って言っている人も、中華や焼肉、大好きでしょうからね。
(中国が嫌いで、一切ラーメンもチャーハンも中華料理も食べない、という人がいたらそれはそれで凄いかも)
(更に、中国が嫌いで、一切の漢字を使わないで生きている人がいたら、凄い。一貫している!)
まぁ、それに、海外に出れば、日本人は、常に「中国人」「韓国人」と間違えられるわけで、、、
(決して、ベトナム人やタイ人には見られません…)
似ているからこそ、喧嘩もいっぱいするんだろうな、、、とも。