シドニーのラーメンレポ、まだまだ続きます。
シドニーは、間違いなく、ラーメンの宝庫ですね。
ちょっとやそっとじゃ、周り切れません、、、(;´・ω・)
で、続いては、、、
…
たまたまなんですが、目的地に向かう途中、なんか気になる建物があったんです。
それが、上の写真の建物です。
なんか、アジアン、というか、中国っていうか、、、
建物の中に、テナントが密集しているっていうか、、、
ドイツじゃまず見ないなぁ、という建物で、、、
「なんか気になるなぁ」と思いながら、通り過ぎました。
で、その建物を超えたあたりに、、、
どうやら、この辺りに、お目当てのラーメン店があるっぽいんだけど、、、
どこなんだろう、、、
よく目をこらしてみると、、、、
むむむ、、、
ここか!?
窓越しに中を覗くと、、、
たしかに、ラーメン店っぽいぞ、、、
しかし、入口はどこだ!?!
どうも、僕が「気になった」あの建物の中っぽいんです。
が、いったい入口はどこだ!?
口がぽかーんとあいていたと思います。。。(;´・ω・)
ん!?
「北方拉麺館」というお店があって、
その隣に、、、
あった!!!
めんや
Menya Noodle Bar
ありました!!
ここだ!!
創業年は不明ですが、おそらく数年前くらいに登場した感があります。
創業12~13年らしいです!
シドニーでもかなり古い方のラーメン店になるみたいです!!
…
で、ネットの口コミ情報を読むと、すこぶる評判がいいんです。
…っていうか、わりと「はっきりした方向性」をもっているようで…
そういう意味で、このお店は外せないなぁと思ったんです。
こちらのお店は、とにかく「元気」がいいです。
若い店員さんたちが、みんなで団結していて、体育会系の匂いがプンプン。
(ただ、私語?も多いので、ダメな人にはダメかも!?)
こちらのお店では、メニューをみて、まず注文をして、番号札をもらって、待つシステム。
こっちのラーメン店って、こういうスタイルのお店、多いなぁ、、、
で、メニューです。
いやー、悩むなぁ。
Menya Ramenが看板メニューかな。
さらに、Karami Ramenなる辛いラーメンがあって、
Tontoro(豚トロ)Ramenがあって、Kogashi ninniku Ramenがあって…。
Teriyaki Chicken Ramenまでもあります。
こりゃ、悩むなぁ、、、
しかも、Menya ramenの中にも、濃厚なPorkとあっさりのCheckenの2バージョンがあるんです。
どうも「濃厚豚骨醤油」がウリみたいなのですが、あっさりCheckenも気になるなぁ、と。
…
さらに、Donburi&Curryもしっかりと用意されています。
つまりは、「日本の人気B級グルメを全部集めました系」のお店ですね。
凄いなぁ、、、
何気に、こういうお店って、日本だとまだまだ少ないような気がしますが…。
昔ながらの食堂なんかでは、こういう多様なラインナップを取り揃えていますが、、、
新しいお店とかだと、逆に「選択肢」が少なくて、、、
ラーメン&カレー&どんぶりの新店が、日本でももっと増えると重宝されるような…。
なかなか、参考になることが多いお店だなぁ、、、と。
で、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、MenyaのChecken Soup Version(ミニ)であります!!
正方形のお盆にて、配膳されます。
日本のラーメン店以上に、『和』な感じがするのはなぜでしょう!?
レンゲも、昔ながらのお店でよく使われるタイプのものでした。
ラーメンも、なんだか、超美味しそうです、、、(;´・ω・)
美しいラーメンでありますこと。
ドイツのラーメン店と比べると、コスパもいいし、具も日本そのものになっています。
スープの表面には、背脂らしきものも浮いています。
もう、なにもかも、日本のラーメンそのものだなぁ、、、と。
スープの味も、良くも悪くも、日本のイマドキの醤油ラーメンそのものでした。
「昔ながらのラーメン」じゃなくて、90年代以降のテイストになっているかな、と。
わりとしょっぱさもオイリーさもあって、パンチもありました。
チー油も使われているっぽかったです。
(この辺は、やっぱドイツとは違うなぁ、、、と)
また、揚げニンニク?も入っていて、風味もワイルドでした。
で、チャーシューは、大ぶりで脂身多めのお肉が二枚も入っています。
これで、8.50豪ドルっていうんだから、お安いです。
だって、€に変換すると、5.5€ですもん。
このラーメンで、5.5€なら、めちゃめちゃ安いです。
(そう考えると、ヨーロッパのラーメンってめちゃめちゃ高いなぁ…(;´・ω・))
横から見ると、こんな感じです。
いい感じですよね。
テーブルも、なんかお洒落だし、お水のコップもオシャレ。
そういえば、オーストラリアって、どのお店もお水が「無料」なんですよね。
ドイツのラーメン店はまだまだどこも「無料の水」はなくて、さらにお金が取られます。
(それでも、北欧なんかよりははるかに安いという、、、(;´・ω・))
国が違えば、ラーメンの状況も全然違うんですよね、、、
そこが面白いといえば面白い、、、
麺は、こんな感じで、わりとオーソドックスな日本の中華麺でした。
シドニーのラーメンの麺は、ホントに日本と遜色ない!!
普通に美味しいです。
(ただ、それがいいかどうかは別にして、、、)
シドニーのラーメンは、どれも「日本のラーメン」と同じクオリティーなんだよなぁ…。
もちろん、中国レストランも多いので、中国のラーメンも同じだけあるわけですが。
まさに、カオスの中のラーメン、という感じ!?
店内には、こういう巨大なポスターがどーんと掲示されています。
日本のラーメンも、今や、こうして海外で「告知」されているんですよね。
昔は、ラーメンを「すする」行為も、マナー違反でしたが、、、
今となっては、「すする」という行為も、ラーメンにおいては容認されつつあるんです。
それだけ、海外でも、ラーメンはたしかに浸透しているんです。
すごいもんだ、、、
お店の外はこんな感じです。
よくも悪くも、日本と同様にごちゃごちゃしているのが、シドニーの特徴かな!?
明らかに、ヨーロッパとは異なる世界観が、ここにはありました。
っていうか、日本と似てるなぁ、、、と。
アメリカやオーストラリアに、僕がイマイチ惹かれないのも、ここに理由があるのかな。
ヨーロッパには、日本にない世界観や空気感があるんです。
でも、、、
まだまだ行っていない国はいっぱい。単純に「こうだ!」と言えることは何もない。
もっと「異世界」な国はまだまだいっぱいあります。
死ぬまでに、どれだけの国のラーメンが食べられるか。
そういう欲望が今、ふつふつと湧いています。
ラーメンを通じて、世界をもっともっと知っていきたいなぁ、と心から思います。