5年前に大阪で食べ歩きをしたけど、
この5年で確実に大阪のラーメン界も変わったんだと思いました。
1日~2日そこらでその全貌を捉えるのは無理だし、
魅力的な新しいお店が多すぎます、、、(・_・;)
いいことですけど☆
で、、、
なんとかこれは食べておかねば!と思ったのが、
鶏ラーメンbird
でした。
このお店、二つの点で凄いんです。
一つは、店主の熊谷達也さん。
かつての「テレビチャンピオン」でグランプリを取った方らしいんです。
で、もう一つは、これ。
前代未聞!
ラーメンの上に綿菓子(綿あめ)が乗っている!
っていうんです。
変なラーメンが好きな僕的には、見逃せないっていうか、、、
鶏ラーメンbirdは、東梅田駅の「阪急東通商店街」の一角にあります。
メインの通りをまがって、さらに路地裏に入ったところです。
大阪のこういう路地裏のお店って、いいお店が多いんですよね。
しかも、さすがは話題店とあって行列ができていました。
行列は嫌いだけど、綿あめラーメンとなれば、話は別。
ってことで。
店内はめっちゃ狭いです。6人~7人で満員。
でも、その分、とてもアットホームで、いい感じです。
狭いんですけど、テーブルは広くてきれいです。
女性客が多いのもうなづけます。
しかも、大阪。
店主さんとお客さんのやり取りも活発です。
もくもくと黙ってラーメンを作り続ける関東の店主さんと違います。
ホント、なんか独特です。
券売機はかわいい感じ。
しかもラーメンは基本一種のみです。
限定の濃厚ラーメンもありましたが(しかも残り一食!)、
今回は基本のラーメンを頂きました。
ホントに、綿菓子製造機があった!(苦笑)
さてさて。
ドドーンっと。
マジで、
衝撃のヴィジュアル!
綿あめがラーメンの中心にどーんと乗ってます。
その上に、魚粉らしきものもかけられています。
こんなラーメン、みたことがない!
スープは鶏のみのスープらしく、
しかも、めっちゃ薄くて大きな器に注がれています。
作り方も独特で、最初に麺を器に入れてからスープを注いでいました。
スープは少な目。完飲できるようにとの配慮からかな?
スープのお味は、もう、絶妙としか言えない!
美味い。
いわゆる関東の鶏白湯とは全然違います。
清湯と白湯のちょうど間くらい?の味わい。
さらっとしているわけではないけど、こってりもしていない。
その中間。
この辺が、「大阪風鶏白湯」の特徴になりそう。
で、そんなこんなしていると、綿あめがどんどん溶けていきます
溶けて、大きな大きなチャーシューになじんでいきます。
このチャーシューも素晴らしかった。
でかくて、臭みもなくて、脂ものってて。
文句のつけようがない、、、(・_・;)
麺も美味しかった。
もっちりとしていて、弾力性があって、このスープのこの麺あり!って感じで。
いやー、かつては「ラーメン不毛地帯」と言われた大阪ですが、もう違いますね。
スープも美味しいし、麺も素晴らしい。
それにチャーシューも素晴らしく、接客も素敵。
人気が高いのも頷けます。
***
店内を見渡すと、ありました♪
我が永遠の師匠。
石神さんのサイン。
2015年2月に来られてますね。
最近、ラーメン以外のお仕事でも忙しい石神さんですが、、、
ちゃんとこうやって、来るべきお店には来られているんだなぁ、と。
昔、石神さんの本を見ながら、大阪のラーメンを食べ歩いたこともありました。
外に出ていたメニューです。
ラーメンのみ。
なんだけど、お酒は数種類あります。
ちゃんと「うんちく」も書いてあります。
これで、らんちばさんも喜んでくれることでしょう(笑)。