Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

児童遺棄と覚せい剤

朝からびっくりした。

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遺棄乳児から覚せい剤反応=胎内で吸収、母親を逮捕―栃木県警

時事通信 6月3日(金)20時29分配信

 栃木県佐野市の民家で生まれたばかりの男児が遺棄された事件があり、県警捜査1課などは3日、覚せい剤取締法違反(共同使用)容疑で、母親の住所不定、無職高木幸子容疑者(27)=死体遺棄罪で起訴=ら2人を逮捕した。
 男児の体液から覚せい剤の陽性反応を示したことから、県警は母親が使用した覚せい剤が胎盤を通して男児に吸収されたと判断した。県警によると、出産した子どもの陽性反応から母親を立件するのは全国で初めて。2人とも容疑を認めているという。 

引用元はこちら

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この女性、「児童遺棄」「住所不定」「覚せい剤」、と、三つの十字架を背負っている。

これだけの情報だと、どんな女性なのか、ほとんど想像できないけど、悲惨で悲痛な過去をもっているのだろう。「2人」と記されているが、もう一人は「父」だったのだろうか。それとも、容疑者の「母」(祖母)だったのだろうか。実名が出ていないから、誰かはわからない。

栃木県佐野市で、住所不定で、妊婦だった女性。どのようにして出産したのかの経緯は分からない。きちんと病院・産婦人科で出産したのだろうか。住所不定の女性がまともに出産できたのだろうか。母子手帳はあったのだろうか。毎月の検診は受けていたのだろうか。

覚せい剤が常習だったとしたら、それをどこから手に入れて、どの程度の頻度で使用していたのか。その財源(?)はどこから捻出していたのだろうか。いつから使用していたのだろうか。相手の男性はどんな男性だったのか。あるいは、その男性は特定できたのだろうか。

いずれにしても、彼女は「死体遺棄罪」という容疑がかかり、「犯罪者」としての道を歩んでいる。「犯罪者」だけではない。「殺人者」という重たい、あまりにも重過ぎるレッテルが貼られたのである。

これから先、彼女は、「人間」として生きていけるのだろうか。「生きること」に絶望しないで、この先の長い人生を一人で(あるいはパートナー)と歩んでいけるのだろうか。

27歳の女性だという。まだ、若い。

これを他人事とみるか、我が事としてみるか。。。

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