最近、友人とブログ(BLOG)の未来について話をした。
BLOGはこれからどうなるんだろう?
衰退するか。
それとも、生き残るか。
僕の友人は「BLOGは廃れる」、と言っていた。
BLOGの弱点である「更新の配信」を指摘していた。
BLOGの記事の「更新」を読者に伝達することができない、
故に、機能として不十分だ、と。
たしかにそういう不十分なところはあると思う。
mixiに比べたら、やりにくいところは幾つもある。
けれど、それでも僕はBLOG推進派として、
このメディアを愛用していきたいと思う。
mixiに比べると、コメントの数は圧倒的に少ないが、
見てくれる人は(おかげさまで♪)毎日900人くらいはいる。
その多くがリピーターさんだが、
少なからず「検索」で見つけてくれる人が毎日いる。
日々、「他者との出会い」となっている。
コメントはなくても、閲覧者がいるだけで救われる気がするし、
それがモチベーションになっていたりする。
コミュニケーションという点でも、BLOGは優れている。
mixiやSNSだとどうしても会話が「身内」になってしまう。
世代間の壁や時代の壁を越えることができない。
しかも新しい記事にしかコメントがつかない。
けれど、BLOGの記事は結構「読み物」として扱われており、
随分前の記事にもコメントがつく。
公開型なので、当然、直接知らない人からのコメントがほとんどだ。
(他者とのコミュニケーションという意味ではBLOGが突出している!)
(だが、その一方で、常に「さらされている」状態であり、
いつでも批判・非難される恐れがあり続ける)
一つ一つの記事が「作品」となっていて、
いつでもアクセス可能なのだ。
これはやはりBLOGならではだと思うのだ。
(「新しいもの」に関する記事だけじゃないのだ)
僕自身、結構他の人のBLOGを当てにしている。
マニアックな情報になればなるほど、
BLOGにしか記事がないのだ。
*大好きなバンドの話やマニアックなラーメン屋の話など。
新聞や雑誌はやっぱり新しいものへと向かってしまう。
mixiはうちうち(プライベート)で楽しむことになってしまう。
HPの記事はある程度時が経つと消えてしまう。(newsなど)
そうなると、自由で幅のあるBLOGこそが、
新たなメディアとして非常に意味があることになるのだ。
本もいいけど、BLOGには多様性という新たな観点があり、
あらゆる情報を記録し記憶することも可能なのだ。
また、ブログは一つひとつそれぞれに個性がある。
テンプレートや記事の書き方や写真・動画の入れ方など、
どれも実に様々である。
テンプレート一つとっても、
どんな背景にするかで、BLOGのイメージが随分と変わる。
もちろん文章も人それぞれで、
書き方でその人の「像」がありありと浮かんでくる。
(直接会ったときの印象とは違っていてもよい!)
見方や論じ方も実に個性的で面白い。
自分と違った切り口を見つけると、
新鮮な感動がある。ラーメン一つとっても、だ。
僕はまだまだBLOGに「未来」を感じている。