~レトロパチンコ・マイナー機列伝~
1993年(平成5年)に登場した現金機デジパチ「アミューズ」(竹屋)
★賞球7&15
★大当り確率1/230
★大当り絵柄:1、3、5、7、9、当、$、T、K、Y(全10種類)
★平均出玉2300個
★連チャン性:アリ
★5×7マスのブロック型カラードットデジタルが特徴。
★大当りの有効ラインは右下り、右上がり、V字型、逆V字型の4ライン。右下がりと右上がりはどの絵柄が揃っても大当りとなるが、V字と逆V字のラインが有効なのは、3,5,7の3種類の数字のみ。
⇒当時、同社の連チャンデジパチ「ロッキー2」(大当り確率1/224、出玉2000個の無制限タイプ)も、同様のドットデジタルを使用していた。
竹屋といえば、元々はパチンコ店のシマ設備(玉の循環や補給システム等)を主に製造していたが、並行してパチンコ台の製造も行っていた。
ただ、「CRアニ丸」のヒットや「CRモンスターハウス」の大ブレイクが起こる1996年までは、マイナー機としてホールから消え去った台が多いのも事実だ。
「CRノーザ」(同社初のCR機)、「迷宮伝説」(同社初の液晶デジパチ)、「竜神II」(強力な連チャン性アリ)など、ピンと来るのは一部のマニアぐらいなものであろう。まぁ、「東海道エキスプレス2」(確変機能搭載の現金機)辺りは、知名度もそこそこ高かったかも知れない。
という訳で、1993年に登場した本機も、そんな「竹屋・マイナー軍団」の一員である。現役時にホールで打つ事が出来た方は、非常に幸運だったと思う。
※なお、1990年代後半(1998年頃)までは、埼玉県・志木市の某ホールに設置されていたとの情報もある。