1993年(平成5年)登場の新要件デジパチ「エキサイトフューチャー2」(ニューギン)
大当り確率:1/225
賞球:7&9&15
出玉:約2300個
大当り図柄:0~9、S、P、A、C、E(英文字の場合、中デジが「?」マークでも可)
保留玉での連チャン性:有
(兄弟機に「エキサイトフューチャー3」
大当り確率:1/225
賞球:7&9&12
出玉:約1900個(無制限タイプ)
ドットアクションや連チャン性などは「2」と共通
ニューギンの初期4ケタドラム機「エキサイトビューティー」の後を受けて登場。ドットタイプの連チャンデジパチとして、一時期ホールで人気を博した。
当時、「ニューエキサイトキングAW」(2回ワンセット機)や「エキサイトバトル」(ドラム機)など、4ケタデジタルをプッシュしていたニューギン。
80年代にヒットした4ケタ機「ニュースノーバーズ」や「エキサイトキング」からの流れだが、この「エキサイトフューチャー」では3ケタデジタルを採用。
さて、本機の大きな特徴は、リーチアクション、大当り中の演出、保留玉連チャンの3つである。
リーチアクション(デジタルは左⇒中⇒右の順に停止)
①ノーマル…右デジタルが普通にスクロール。
②ロング…右デジが2周目に突入後、効果音が変化して左・中デジタルが震える。
③超ロング…ロングの発展型。さらにサウンドが派手に変化。デジタルの動きも大きくなり、左・中デジタルが入れ替わるように震える。大当り絵柄か、一コマ過ぎのいずれかで停止。
大当り中のアクション
インベーダーゲームがモチーフの本機、大当り中はゲームを彷彿とさせる様々な演出で打ち手を楽しませた。各ラウンドで敵が10機登場、アタッカー入賞の度にミサイルで一機づつ撃墜。最終ラウンドのみ大きな宇宙船が登場。インベーター同様に、弾避け用のトーチカも再現。
保留玉連チャン
大当り後、全ての保留玉で連チャンの可能性アリ。連チャン時は必ず超ロングリーチに発展して当る。
連チャン率は約15%と、そこそこの数字である(但し、20%とする攻略誌も有)。
一時期「数珠つなぎ連チャン」を疑う向きもあったが、意図的な数珠連は無し。
★当時、数珠連チャンは攻略誌毎に違う呼ばれ方をした。
「数珠つなぎ連チャン」(パチンコ必勝ガイド)
「イモづる連チャン」(パチンコ攻略マガジン)
「芋づる連チャン」「セミダブル」(パチプロ必勝本)
「セミダブル」(パチンコファン)
「玉突き連チャン」(パチンコマル勝大作戦)
本機には「中デジタルの出目移行法則」が存在。
連続回転中に限り、中デジタルが「前回停止目±2コマ」の範囲で停止する特徴あり。
この法則が崩れてリーチが掛かった場合は、その時点で大当りが確定。法則通りにリーチが掛かった場合も大当りする事はあるが、移行法則を利用したラッキーナンバー狙いは無効(当時、LN狙いを「有効」と報じたパチマガを、ガイド誌が突っ込んだ事もある)。