こんにちは。シニア担当のYokoです。
今日もシニアのお仕事でした。
東京郊外にあるこの素敵な施設に私が通いだして2年半近く。
沢山の方とアートを通して出会いました。
S様とは2年くらいのお付き合い
どれくらいの時を過ごしたか・・
1回 1時間半 それが 月に2回
1ケ月 3時間
1年で36時間 2年で72時間
日数にすると 3日間
たった3日間。
S様は体の大きな男性。
車椅子に座っていつも腕組して部屋にいらっしゃいました。
機嫌がよいと「よっ!」と腕を上げて。
時に1mの巨大鯉のぼりを作ったり(他の方は10cm)
時に色パレットをそのまま作品にしたり
時にじっくりじっくりと誰よりも時間をかけて取り組まれたり
「生まれてはじめてやったよ」と生け花アートでは前衛風。
そういえば不穏状態でお越しになった時は
大きな声で自分の不安な気持ちを訴えられました。
男性同士のちょっと色っぽいお話しもあったり
ご自身のお仕事に関連した写真をお見せした時はとても誇らしげでした。
高度経済成長期にまさに生き抜いた方でした。
私たちの今を作り出してくださった方でした。
その作り出した方の手は肉厚で大きくて、私は何度握ったことでしょう。
親分肌でいつもみんなをまとめて場を盛り上げて下さいました。
いらっしゃるだけで安心を沢山与えてくださった。
私は家族ではありません。
施設の職員でもありません。
3日間という時間を過ごしただけです。
アートという心の表現の時間を共に・・
1時間半というブロックをゆっくりゆっくり
積み重ねて出来た3日間
有意義で尊い3日間
今年の5月に亡くなった忌野清志郎の弔辞で竹中直人がこう言っていました。
「僕はみんなに自慢したいです。オレは忌野清志郎と友達なんだぜ!って。
世界中の人に自慢したいです。」
私も・・・
「私はS様と一緒にアートの時間を過ごしたんだよ。
凄く素敵な方で一生輝き続ける沢山の思い出があるんだよ。
私は大勢の人にこの事を自慢したいです。」って。
今日職員の方とちょっとだけ一緒に泣きました。
帰りにSatokoとお部屋にレイキを送りお別れをしてきました。
悲しさや寂しさやよりも
今はあたたかさで一杯です。
ありがとうございました。
合掌
今日もシニアのお仕事でした。
東京郊外にあるこの素敵な施設に私が通いだして2年半近く。
沢山の方とアートを通して出会いました。
S様とは2年くらいのお付き合い
どれくらいの時を過ごしたか・・
1回 1時間半 それが 月に2回
1ケ月 3時間
1年で36時間 2年で72時間
日数にすると 3日間
たった3日間。
S様は体の大きな男性。
車椅子に座っていつも腕組して部屋にいらっしゃいました。
機嫌がよいと「よっ!」と腕を上げて。
時に1mの巨大鯉のぼりを作ったり(他の方は10cm)
時に色パレットをそのまま作品にしたり
時にじっくりじっくりと誰よりも時間をかけて取り組まれたり
「生まれてはじめてやったよ」と生け花アートでは前衛風。
そういえば不穏状態でお越しになった時は
大きな声で自分の不安な気持ちを訴えられました。
男性同士のちょっと色っぽいお話しもあったり
ご自身のお仕事に関連した写真をお見せした時はとても誇らしげでした。
高度経済成長期にまさに生き抜いた方でした。
私たちの今を作り出してくださった方でした。
その作り出した方の手は肉厚で大きくて、私は何度握ったことでしょう。
親分肌でいつもみんなをまとめて場を盛り上げて下さいました。
いらっしゃるだけで安心を沢山与えてくださった。
私は家族ではありません。
施設の職員でもありません。
3日間という時間を過ごしただけです。
アートという心の表現の時間を共に・・
1時間半というブロックをゆっくりゆっくり
積み重ねて出来た3日間
有意義で尊い3日間
今年の5月に亡くなった忌野清志郎の弔辞で竹中直人がこう言っていました。
「僕はみんなに自慢したいです。オレは忌野清志郎と友達なんだぜ!って。
世界中の人に自慢したいです。」
私も・・・
「私はS様と一緒にアートの時間を過ごしたんだよ。
凄く素敵な方で一生輝き続ける沢山の思い出があるんだよ。
私は大勢の人にこの事を自慢したいです。」って。
今日職員の方とちょっとだけ一緒に泣きました。
帰りにSatokoとお部屋にレイキを送りお別れをしてきました。
悲しさや寂しさやよりも
今はあたたかさで一杯です。
ありがとうございました。
合掌
コメントありがとう。
S様もきっと喜んでいると思います。