素材から引き出されるチカラ

大阪のｋｙｏｋｏです。

紅葉の美しい季節を満喫されているでしょうか。


「日本はいいですね。わざわざ紅葉の名所に行かなくても紅葉が楽しめますから。」

今月伺ったシニアの現場で参加者の方がおっしゃいました。

本当にそうだなって思います。

ふと目をやると、赤や黄や橙の鮮やかな色や

一色では言い表せない繊細な色の景色が広がっていますもんね。


こんなふうに紅葉が錦の織物のように美しい秋のことを『錦秋』といい、

今回はこの錦秋を毛糸を使って織りなし彩っていくワークをしました。

毛糸という素材はすごな！！と感じる時間でした。

毛糸をほどく巻くの手つきが素晴らしいんです！！

身体が覚えている。。。手が覚えている。。。

どんどんと織りなされていくのです！！


きっちりと巻いたり


縦横と自由自在に巻いたり


幾何学模様のように巻いたり


撚ったり


結んだり


その他にも裂いたり、織り込んだりと様々な手つきをされていました。


秋冬には毛糸を素材にしたワークを行ったことがありますが、

その時は素材の温かみを感じて頂くワークでした。

毛糸や羊毛は柔らかくて温もりが感じられる素材なので気持ちよく、

触れるだけで癒されることが多いですね。

今回はそういった肌触りを感じながらも、

織りなしていくという表現から、

皆さんの様々なチカラが引き出されたように感じました。

そしてもの凄く集中され、それぞれの想いを表されました。


作品の一部をご覧下さい。景色が目の前に広がってきますよ。