シニア担当のYokoです。
東京の外はただいま・・雪・・雪・・雪 もう数センチ積もっています。
雪の時はいつも以上に足下を気にしてあるきますよね。 体もえらく力が入って緊張しています。
誰かがつけた足跡、自分の足跡、猫の足跡、タイヤの跡
どこに行ったか、どこに進んだか ちょっと楽しい気持ちになります。
でも一番楽しいのは、真っ白な雪の上、誰も歩いていない箇所に自分の足跡をつけたりすること
一歩 二歩 三歩
なんだかはじめての世界に足を踏み入れたような・・・・
新しい自分の旅が始まるような・・・・
今日一人の女性が新しい一歩を踏み出しました。
数年前までアートワークに参加していた女性が本当に久しぶりに参加してくださいました。
お会いしなかった数年でいろいろな事があったようです。
自分の体調の事 人との別れ なかなか進まない様々な整理 etc・・・
年齢を重ねれば重ねた分だけ、悲しみや不安は深く、勇気は遠のいていく。。
だけれどもこの女性はこう選択されたのです。
「明るく生きよう 楽しく生きよう」
詳しい年齢は伺ってはいませんが、80代ぐらいだと思います。
私がその年になったら、この勇気があるだろうか?
周りの支えと応援があったとしても、再び外の世界に飛び込んでいけるだろうか?
迷惑をかけるんじゃないだろうか? 周りについていけないんじゃないか?
笑われちゃうんじゃないか? 出来ない自分に落胆してしまうんじゃないか?
何より自分が傷ついてしまうんじゃないか??
きっといろんな事を考えてしまいそうです。
今、多分その女性の半分ちょいの年齢の私ですら・・です。
どのご入居者様にもそうであるように、
この女性が歩き出す事を職員の皆様は待ち続けていました。
関わり続け、励まし続け、応援し続け そして今日を迎えました。
女性は視力が大変弱く、それは数年前のアートワークの時から更に低下したようでした。
どれほどの不安の中にいるか・・・
見る刺激が減る事による心の影響がどれだけのものなのか・・・
私にはこの女性の胸のうちは想像も出来ません。
だけれども私たち人間には視力以外でも感じる事が十分出来ます。
さわって感じる 聞いて感じる 匂いで感じるなどなど
今日はともみんのワークでした。
彼女のワークは見事に視覚、触覚、聴覚を刺激する素晴らしいものでした。
ワーク中は、職員の方や私たちが関わり続け、この女性の「目」となりました。
そして一緒のシニアのお仲間があたたかく包んでくれました。
十分な安心の中で、夢中でアートワークを楽しまれ
そして数年前と変わらない明るく笑う女性がそこに居ました。
「明るく生きよう 楽しく生きよう」を見事に実践されたのです。
毎月1回参加される事が決まりました。
本当にうれしかったです。
ワークの後、私は打ち合わせがあり、仲間とは別れて一人別なバスで帰りました。
そこで偶然にも今日ワークに参加してくださった職員の方と乗り合わせました。
お部屋に帰って女性がうれしそうに作品を部屋の真ん中の壁にかけた事
うれしくて泣かれたのだという事をお聞きしました。
そして職員の方と私はバスの中で二人で泣きました。
うれしくてうれしくて手を握り合って泣きました。
私にはこの女性とのこれまでの関わりの中で忘れられない一言があります。
「みなさんの力をお借りして私も輝きます!」
それから数年たった今日
女性の中に変わらずにあり続けた自分の輝き
それはもうあまりはっきりと見えない、雲のようにしかぼんやりとしか見えない
そんな世界の中でも、心の中でキラキラと輝き続けていたのだと思います。
「ここにいるよ」と。
いつか見つけてくれる日をずっとずっと待っていたのだと思います。
そして女性はこの輝きを再び自分で見つけ手にされたのです。
自分の人生の旅の途中、一時の休憩はあってもあきらめる事なく 再び一歩を踏み出したのです。
私は女性に拍手を送ります。
これほどまでの勇気ある一歩を生き方を通してみせてくれた事に心から拍手を送ります。
手が痛くなっても、涙で顔がぐちゃぐちゃになっても拍手を送ります。
これからもずっとずっと拍手を送ります。
また一つシニアの方から生きる事を教えて頂きました。
アートワークという自分を表現する素晴らしさを通して・・・

(私の一歩)
この仕事を選んで本当に本当によかったです。
東京の外はただいま・・雪・・雪・・雪 もう数センチ積もっています。
雪の時はいつも以上に足下を気にしてあるきますよね。 体もえらく力が入って緊張しています。
誰かがつけた足跡、自分の足跡、猫の足跡、タイヤの跡
どこに行ったか、どこに進んだか ちょっと楽しい気持ちになります。
でも一番楽しいのは、真っ白な雪の上、誰も歩いていない箇所に自分の足跡をつけたりすること
一歩 二歩 三歩
なんだかはじめての世界に足を踏み入れたような・・・・
新しい自分の旅が始まるような・・・・
今日一人の女性が新しい一歩を踏み出しました。
数年前までアートワークに参加していた女性が本当に久しぶりに参加してくださいました。
お会いしなかった数年でいろいろな事があったようです。
自分の体調の事 人との別れ なかなか進まない様々な整理 etc・・・
年齢を重ねれば重ねた分だけ、悲しみや不安は深く、勇気は遠のいていく。。
だけれどもこの女性はこう選択されたのです。
「明るく生きよう 楽しく生きよう」
詳しい年齢は伺ってはいませんが、80代ぐらいだと思います。
私がその年になったら、この勇気があるだろうか?
周りの支えと応援があったとしても、再び外の世界に飛び込んでいけるだろうか?
迷惑をかけるんじゃないだろうか? 周りについていけないんじゃないか?
笑われちゃうんじゃないか? 出来ない自分に落胆してしまうんじゃないか?
何より自分が傷ついてしまうんじゃないか??
きっといろんな事を考えてしまいそうです。
今、多分その女性の半分ちょいの年齢の私ですら・・です。
どのご入居者様にもそうであるように、
この女性が歩き出す事を職員の皆様は待ち続けていました。
関わり続け、励まし続け、応援し続け そして今日を迎えました。
女性は視力が大変弱く、それは数年前のアートワークの時から更に低下したようでした。
どれほどの不安の中にいるか・・・
見る刺激が減る事による心の影響がどれだけのものなのか・・・
私にはこの女性の胸のうちは想像も出来ません。
だけれども私たち人間には視力以外でも感じる事が十分出来ます。
さわって感じる 聞いて感じる 匂いで感じるなどなど
今日はともみんのワークでした。
彼女のワークは見事に視覚、触覚、聴覚を刺激する素晴らしいものでした。
ワーク中は、職員の方や私たちが関わり続け、この女性の「目」となりました。
そして一緒のシニアのお仲間があたたかく包んでくれました。
十分な安心の中で、夢中でアートワークを楽しまれ
そして数年前と変わらない明るく笑う女性がそこに居ました。
「明るく生きよう 楽しく生きよう」を見事に実践されたのです。
毎月1回参加される事が決まりました。
本当にうれしかったです。
ワークの後、私は打ち合わせがあり、仲間とは別れて一人別なバスで帰りました。
そこで偶然にも今日ワークに参加してくださった職員の方と乗り合わせました。
お部屋に帰って女性がうれしそうに作品を部屋の真ん中の壁にかけた事
うれしくて泣かれたのだという事をお聞きしました。
そして職員の方と私はバスの中で二人で泣きました。
うれしくてうれしくて手を握り合って泣きました。
私にはこの女性とのこれまでの関わりの中で忘れられない一言があります。
「みなさんの力をお借りして私も輝きます!」
それから数年たった今日
女性の中に変わらずにあり続けた自分の輝き
それはもうあまりはっきりと見えない、雲のようにしかぼんやりとしか見えない
そんな世界の中でも、心の中でキラキラと輝き続けていたのだと思います。
「ここにいるよ」と。
いつか見つけてくれる日をずっとずっと待っていたのだと思います。
そして女性はこの輝きを再び自分で見つけ手にされたのです。
自分の人生の旅の途中、一時の休憩はあってもあきらめる事なく 再び一歩を踏み出したのです。
私は女性に拍手を送ります。
これほどまでの勇気ある一歩を生き方を通してみせてくれた事に心から拍手を送ります。
手が痛くなっても、涙で顔がぐちゃぐちゃになっても拍手を送ります。
これからもずっとずっと拍手を送ります。
また一つシニアの方から生きる事を教えて頂きました。
アートワークという自分を表現する素晴らしさを通して・・・

(私の一歩)
この仕事を選んで本当に本当によかったです。
数年ぶりにお会いしたその方は変わりない明るい笑顔でいっらっしゃいました。
お会いできることが嬉しい。
私は単純にお会いできるのが嬉しい!
でもこれまでの数年の間にその方はいろんな想いをなさっていた。
そして決心して来て下さった。
これから、いっぱいお話しましょう!
いっぱい楽しみましょう!
こうして関わらせていただける私たちは本当に幸せです。
本当に嬉しいですよね。
ぜひぜひともみんの素敵なワークも伝えてね。
関われるって幸せですよね。