musician

こんにちは。シニア担当のYokoです。



「私たちアートセラピストはなんでもやります！」

って、なんかあさっての選挙演説みたいですね。

素敵な場を創り出すためなら、私たちは自分の可能性に制限を設けない。

そんな仲間ばかりです。



その1人が最近たびたび登場するKanakoです。



彼女はなんでもやってみるんです。どんな事にも前向きにチャレンジ！

以前シニアクラスのミニワークの時にミニギター（しゃれじゃないです）を持参しました。

そもそもギターが趣味というわけではないのです。

これには講師陣もびっくり＆その一生懸命な想いには胸が打たれました。



そして今回のデイサービスでも両手に大荷物　そして背中にギターという

ちょっと小林旭風（って古すぎてわからないですよね　年齢がばれそう　汗）

テーブルセットと準備を終えたら

ちゃんと持参したギターのチューナーでチューニング。

即練習を開始しました。



歌は「見上げてごらん夜の星を」と「たなばた」

ピックを使った方がいいか？フィンガーがいいか？

私は楽器が出来ないのでさっぱりわかりませんが、ちょっと羨ましいしまた胸打たれました。

そしてその音色が優しいのなんの。



みんなで歌を歌うというのは楽しい時間です。

それも誰もが知っている曲であればなおさら。

そして伺うと必ずみなさんその当時の様子や思い出を話してくれます。



そこに今回はギターの生演奏がつく。

どんなものでも「本物」の素材や「本物」の楽器はやはり皆さんへの刺激が違います。

素敵です。

「全然練習してなくてぇ～」といいながら焦って練習していたKanakoでしたが

なになにちゃーんとコードを押さえて。。。

聞いる私がしばし癒しの時間・・・・♪ぽろんぽろんぽろん



もちろんみなさんこの生演奏に大喜びでした。

これっぽっちの事かもしれませんが、このちょっとした思いやりが

何よりも人の心に届くのです。

みなさんの声がいつもより大きい！



(練習中です。kanako！素敵だから載せちゃった！）



もちろんシニアアートセラピスト全員がギターがひけるわけではありません。

KanakoはKanakoのシニアの場に対しての想いがこんなことをしたい！という形になって

現れる。そしてそれが伝わる。



そういうそれぞれのセラピストの想いの現場が1つ　そしてまた　1つ

もしかするとMusicanもいるでしょう。

もしかするとMagicianもいるかもしれません。

自分の持っている可能性が花開く時

そこにはとっても暖かいものが流れます。



そんな素敵なシニアセラピストを育てる講座はまた秋から始まります。

ささ、魔法使いのお姐さん（私！）はそろそろ講座の準備開始です。