節あればこそ

こんにちは！ayaです。

連日、夏のような陽気が続いてますね。
季節の移り変わりを感じます。

さて、5月は「竹」をテーマに皆さまとアートワークを楽しみました。

ちょうど、「筍」が旬の季節。
ということで…

竹林、出現‼︎

これからはこの「筍」が皮を脱ぎ、立派な竹へと成長していく季節です。

竹はしなやかでとても丈夫な植物です。
あんなに高く成長するのに
滅多なことでは折れたり、倒れたりしません。

その秘密はどこにあると思いますか⁇
・
・
・
それは「節」です。

節が衝撃を吸収し、しなることで
あれだけの強度を保っているそう。

節があるからこそ、折れることなく高く成長することができ、
風雪にも耐えることができる。

私達の人生にも様々な節目があります。

新年のような一年の節目もあれば、
就職、結婚…といった人生の節目もあります。

また喜びや希望に満ちた節目もあれば
悲しみや辛さに耐えた節目もあることでしょう。

それらの節目ひとつひとつが重なり
私達の人生を形づくっているように思えます。


今回は皆さまの人生を振り返りながら
竹の節に重ねて一節一節、表現していきました。









「上に3人、兄がいたの。すごく可愛がられて」
としなやかにのびのびと節を重ねられる方。


「結婚して、娘が3人。こっちの竹は娘たちの分」
さらにもう一本竹を描かれた方。


竹を割ったような性格なんて言葉もありますが…という私の言葉に、

「そうそう、私はどちらかといえばそんな性格」
とシンプルに仕上げた方。



どこかに移動していきそうな動きのある竹を描かれ、
にこにこしながらおっしゃったタイトルは
「人生まだまだ」

私の担当するこの会の方々は
ご自分のことをスムーズにたくさんお話できる方ばかりではありません。

でも、一節の動きから
こぼれる一言から
タイトルのひとつひとつから
垣間見える皆さまの人生。

重ねた節があるからこそ
できる表現や味わいがある。

人生の大先輩方からそんなエールをいただいたような時間でした。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

人生の大先輩方と豊かで味わい深い時間を過ごしてみませんか？

シニアの現場や講座にご興味のある方はこちらまで
↓↓

「シニアアートワークセラピスト初級認定講座」が７月から始まります