ご無沙汰しています。
シニア担当のYokoです。
昨日のワークはご自分で桜の形の粘土に色をつけ
「はなさかじいさん」のお話のように、枯れ木にお花を咲かせるというワークでした。
そこで出会ったお話し
桜が咲くと思い出すことは人それぞれ。
シニアの皆さんにお伺いすると、
娘さんの入学式を思い出す、小学校の遠足を思い出す、
お父様が桜が好きだった事を思い出す。
そして1人の女性は・・・・
ワークの前に桜を見ると感じる事や想う事、イメージする事などから、
先にに幾つか書いた一文字から2~3枚選んでいただきました。
「愛」「喜」「豊」「香」「雅」「美」など
ご自分の桜の木が出来上がり、最後の仕上げの際に改めて
出来上がった自分の桜を見て、先ほど選んだ文字から1つ選んでいただきました。
「涙」
その女性が選ばれた言葉です。
青森は弘前のご出身
弘前公園の桜はソメイヨシノ、シダレザクラと約50種類 約2600本もありとても有名です。
女性はお母様と子供の頃よく桜を一緒に見に行かれた。
そしてその桜を見て思うのは、桜の美しさでも優しさでもありませんでした。
遠く戦地に行かれたお父様の事、そして別な戦地に行かれたお兄様の事
どうしているのだろう・・・・
とても寂しかったと。
「涙」の一文字には日本の過去と共にある切ない思い出
私はそのお話しを聞いて涙が出てしまいました。
胸が苦しくなりました。
気がつくと一緒にお世話係りをしてくださる職員の女性の目にも涙が。。。
「その事を話してくださってありがとうございます」
そう、私は女性に伝えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/dd/b9bcce536c9c0f73193c14d538b8e778.jpg)
ワークが終わり、私は持参していた一枚の写真を女性に差し上げてくださいと
職員の方にお渡ししました。
それは弘前の桜の写真
古い本からのカラーコピーですから、あまり美しくはありません。
でもその写真を手にしてとても喜んでいたとあとから報告を頂きました。
あなたの「桜」の思い出はなんですか??
どんな場所で 誰と一緒でしたか??
シニア担当のYokoです。
昨日のワークはご自分で桜の形の粘土に色をつけ
「はなさかじいさん」のお話のように、枯れ木にお花を咲かせるというワークでした。
そこで出会ったお話し
桜が咲くと思い出すことは人それぞれ。
シニアの皆さんにお伺いすると、
娘さんの入学式を思い出す、小学校の遠足を思い出す、
お父様が桜が好きだった事を思い出す。
そして1人の女性は・・・・
ワークの前に桜を見ると感じる事や想う事、イメージする事などから、
先にに幾つか書いた一文字から2~3枚選んでいただきました。
「愛」「喜」「豊」「香」「雅」「美」など
ご自分の桜の木が出来上がり、最後の仕上げの際に改めて
出来上がった自分の桜を見て、先ほど選んだ文字から1つ選んでいただきました。
「涙」
その女性が選ばれた言葉です。
青森は弘前のご出身
弘前公園の桜はソメイヨシノ、シダレザクラと約50種類 約2600本もありとても有名です。
女性はお母様と子供の頃よく桜を一緒に見に行かれた。
そしてその桜を見て思うのは、桜の美しさでも優しさでもありませんでした。
遠く戦地に行かれたお父様の事、そして別な戦地に行かれたお兄様の事
どうしているのだろう・・・・
とても寂しかったと。
「涙」の一文字には日本の過去と共にある切ない思い出
私はそのお話しを聞いて涙が出てしまいました。
胸が苦しくなりました。
気がつくと一緒にお世話係りをしてくださる職員の女性の目にも涙が。。。
「その事を話してくださってありがとうございます」
そう、私は女性に伝えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/dd/b9bcce536c9c0f73193c14d538b8e778.jpg)
ワークが終わり、私は持参していた一枚の写真を女性に差し上げてくださいと
職員の方にお渡ししました。
それは弘前の桜の写真
古い本からのカラーコピーですから、あまり美しくはありません。
でもその写真を手にしてとても喜んでいたとあとから報告を頂きました。
あなたの「桜」の思い出はなんですか??
どんな場所で 誰と一緒でしたか??
作品に、想いがつまっている感じがいたします
私の実家には、おじいちゃんが撮った青森のシダレザクラが小さな頃から壁にかけてありました
おじいちゃんは亡くなったので、
どんな桜の想い出があったのか、聞くことはできませんが、“深い想い”があった気がしてなりません
「涙」
その事を話された女性の方は、本当に安心できる場だったのでしょうね
信頼し、楽しみ、安心できる場だからこそ、話していただいた貴重なお話、私も聞けて、本当にうれしいです
ありがとうございます
私は…桜をみにいくと遠くにいる友人達を思い出します。
私にとって春は別れが多い季節でした。
Yokoさんからいつも相手を想いながワーク考えているのが伝わってきます。
今は、争いが多い世の中ですね。
私も常に自分が正しいと思い高ぶらず、自分はこれで良いのかと自分に問いながら、思いやりを忘れずにいたいと思いました。
きつ゛きでしょうか。ありがとうございます。
おじいちゃんのそのしだれざくら
本当に「深い想い」がつまっていそうな感じがします。
私の実家にも沢山の写真が飾ってあるな。。
今度聞いてみようと思います。
>信頼し、楽しみ、安心できる場だからこそ
そう思ってもらえてうれしいです。
みなさんにとって本当にそうであって欲しいし、
そして仲間にもそうであって欲しいです。
さっちんも現場で沢山の素敵なお話しに寄り添っているよね。
「場」だけでなく、さっちんという人柄がそれをきっと引き寄せているんだろうね。
素敵な人だもの。
>Unknownさん
おもいやり
素敵な言葉をありがとうございます。
ジーンとしてしまいました。
そしてとってもうれしいです。
私のつたない文章で、どれだけアートワークの場を伝えられるか。
でも作品の写真を掲載させる事で、
きっと作品自身が見た方に心の様子を伝えているのだと思います。
Unknownさんのように、そう受け取っていただける人がいるのだと思うと本当にうれしくて涙が出ます。
ありがとうございます。