千盡仙人

◇ 佐藤千盡の油彩画

◇ photo <時の彼方に> senjinsennin

#22 相生月子・卑弥呼抄 ◇ 立ち昇る 焚き火の煙 青空に、、、 千盡仙人

2018-07-12 05:46:15 | 千盡仙人五七の雑記日記

月子・卑弥呼抄 幻 #22
#22 ◇ 立ち昇る 焚き火の煙 青空に
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*在りもせん そんな自分で あったけど そんなものすら 見失ったよ

*自分でも 見限りたいよ 自嘲する なんの魅力も ない男だね

*冬の夜山崎ハコを聴いてます貴女のいない冬の夜です

*夜のまま 朝っぱらからハコちゃんで 冬の朝陽が部屋に明るい

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*苦しみも悲しみもなく喜びも風か老い果て我が恋終はる

*我が恋は 一陣の風 老いらくの 恋はさわさわ 吹き過ぎにけり

*老い果ての 恋のをはりに ありありと 余算道見ゆ 一人行く道

*老い果ての 恋や百日 凄まじい 嵐吹き荒れ 過ぎ去りにけり

*恋の夢 痴呆の夢は まさに夢 平謝りに あやまりまする

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*立ち昇る 焚き火の煙 青空に 消え入るような 我が愛の末

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*をみなごの温み恋しや懐かしや宇宙の果てまで携え行かん

*我が恋や愛するすべて不可思議な記憶の中に在るだけなのね

*私は 記憶を生きる だけなのね 貴女のすべて ワスレマセンヨ

*どれほど愛していても許せないそんなはずないそんなはずは無い

◇ 戸をたたく音 誰か人

2018-07-12 05:39:12 | 幸子〔ゆきこ〕のノート

歌 Yukiko
381 枯尾花 カリが飛立つ 川原かな
382 枯尾花 人影に見ゆ 夕べかな
383 星月夜 せんだんの花 ちりばめる
384 雨垂れの 戸をたたく音 誰か人
385 うたた眠や 日向ぼっこで 空あおぐ
386 シャワのよう 雀等が鳴く 冬の朝
387 散歩道 出逢頭に パンを買う
388 冬の雨 追っかけてくる いそぎ足
389 水仙や 地面に伏せる 霜の朝
390 海くれて とんびの声の 寒さかな