
月子・卑弥呼抄 幻 #23 千盡仙人
#23
◇ 老いらくの恋の顛末あっけなく
171123 勤労感謝の日
*虚しさに心覆はれ朝からの酒に紛らすいかに堪えよう
*私の 愛などいらぬ。貴女は 立派に自立 寂しさの果て
*とってつけた愛の言葉は耳障りいやそれよりも馬耳東風
*もう無理 愛の言葉を告げるのは私捨てられいつも一人で
*一条の光が射すのを信じます。私の命貴女への愛
171202
*老いらくの恋の顛末あっけなく手玉に取られころころころり
*痛む胸もうこれ以上無理だとの信号が出た恋の終焉
*痛む胸もうここまでと信号が出てしまったよ恋は終はった
*貴女に釘を刺されて身動きができない私。呼吸困難
*知らんのね無邪気そのもの言動に喜び溢れ傷つくおいら
*要らないの もう本当に 要らないの 危険信号 恋の終はりの
* 本当に もういいんだよ 傷ついた ハートが赤く 点滅してる
*もうだめと 自己防衛の 本能が 働きました さようなら君
*駐車場暫しとどまるスーパーの冬の日向や恋の痛手よ
*息を詰め口を引き締め日を過ごす恋の痛手を溜息に吐き
*忘却の中に押し込み流し捨て色恋愛を無きものにする