「入る気がしなかった」遼、パット不調で失速…首位は遥か遠く
これまで優勝争いをしたトーナメントでは3日目に足踏みをする傾向にあり石川自身もそれを自覚していた。
それだけに気合いを入れて臨んだはずだったがやはり今大会も3日目が鬼門となった。
スタートからバーディチャンスにつけながらモノに出来ずパーセーブが続く。
5番パー5でこの日初のバーディを奪いようやく目を覚ますかに思われたが結局バーディはこの1つのみ。
難関の8番でボギーを叩くと、ハーフターン後も11番、13番とボギーを叩きジリジリと後退。
4打差からスタートした首位の背中が遠のいてしまう。
ショットはピンに絡み幾度となくチャンスは訪れたが肝心のパットが絶不調。
約2メートル以内のパットはことごとくカップを外れ浮上のきっかけをつかめないまま
ホールだけが消化されていった。
思うような方向に打ち出せていなかった事に加え
「風が強くてグリーンが硬くなっているという先入観があった。
実際はまだ柔らかかった」というグリーンコンディションの読み間違いもあり
ボールを打ち切れずショートする場面もしばしば。
「入る気がまったくしなかった」とラウンドを終えがっくりと肩を落とした石川に
現在平均パットツアー1位の“凄み”は見られなかった。
ラウンド後の練習でパッティングの際のボール位置が遠すぎたことに気がつき修正を行い
「明日は大丈夫です」と前を向いたが首位の谷口徹との差は12ストローク。
逆転優勝を狙うにはあまりにも大きな差がついてしまった。
それでも今季は賞金王争いも頭にあり
「1打でも、1つでも順位良く上がろうというモチベーションがある」とあきらめるつもりはない。
今年最後の北海道でのトーナメントを笑顔で締めくくるべく石川は最後まで上を向く。
石川遼は23位に後退
3日目のスコア
遼君画像
今日のプレーにはちょっといらついちゃって
速報も途中でみないでしまったわ
TV放送で少し期待したけどスコアに変化はなくて苦しい展開でしたね
出るわため息ばかりで夕食の仕度にも気合が入らなかったな~
だから明日ひとつでも上位に伸ばせるように応援に行ってきますね~
ゴルフネットワークオリジナル番組「TEAM SERIZAWA」が
9月、10月の2ヵ月にわたりスペシャル版としてお送りする60分番組。
今回はTEAM SERIZAWAの藤田寛之、宮本勝昌に加えて、自身初の海外男子メジャー予選突破を
果たした石川遼、日本プロゴルフ選手権で初優勝を果たした池田勇太がスペシャルゲストとして出演する。
明日20日OA「TEAM SERIZAWA」
今日の紙面から
谷口「何でも遼でいいの」
過去2度賞金王を獲得した谷口徹(41=フリー)が、6バーディー、1ボギーで
2日連続の67をマークし通算10アンダーの134で単独トップに立った。
石川遼(18)が注目される中わずか6人の報道陣を前に会見し
「悪い時でも『遼クン、遼クン』いうのはどうなんやと思うわ?」。
04年に元客室乗務員の亜紀夫人(32)と出会った思い出の地で
「ストップ遼」に名乗りを上げた。
ラウンドを終え正午過ぎに会見場に現れた谷口があぜんとした。
2日連続の67をマークしその時点で単独首位だったが集まった記者は6人。
「えらい少ないな~」。
その2倍近い報道陣は午前11時57分スタートの石川の取材に回っていた。
「遼クンか~。今日はノーコメントでええかな」と冗談めかした元賞金王の表情は
ちょっと寂しそうだった。
谷口は言う。
「成績良いときは遼クン、遼クンでいいけど、悪いときまでそうなんはどうなんやと思うわ」。
石川とは1月の欧州対アジアの対抗戦ロイヤル・トロフィーでともに戦い
「海外の経験が大きいとちゃうんかな。1月と全然違う」と実力は認めている。
だが一極集中ではツアーの魅力が失われることもベテランとして自覚している。
「ストップ遼」への意気込みを聞かれ「(石川は)すごい勢いあるけど、なんとか是非ね」
真剣な表情で言い切った。
今大会は忘れられない大会でもある。
04年大会のプロアマ戦で、全日空の客室乗務員として会場に来ていた妻亜紀さんにひとめぼれ。
「10番(ホール)でしゃべる機会があって…。どうやったかは企業秘密や」と
おどけたが6カ月後の05年3月にはスピード結婚した。
そんな縁起のいいコースだが「どういうわけかグリーンが入らん」
実は苦手としていたコースの1つ。
それが4年ぶりの出場でグリーンを攻略しトップで予選を通過した。
2月下旬には運転していた自家用車が高速道路の側壁に激突して左肩を脱臼。
開幕戦から3試合を欠場し賞金ランク25位にとどまっている。
今も重い負荷の筋力トレーニングはできていないがその分
「最近はまじめに練習している。
だいぶやる気になってきました」と気合を込めた。
愛妻からは結婚後初の海外旅行に行きたいとファーストクラスのチケットが欲しいとせがまれている。
だが今年から副賞が変わったと知り「勝ったら(主催者に)変えてくれるよう交渉せなあかんな~」。
07年日本オープン以来のツアー15勝目が視界に入っている
遼君の一問一答
ホスト大会で初の予選通過
「18番グリーンでは、心の中で大きくガッツポーズしていました。
(ホストプロとして)初めての予選通過で、特別な思いがありました」
ホストのプレッシャーは
「周りのサポートがボクに影響が及ばないようにしてくれました。
おかげでゴルフに集中できました」
昨年はすべて予選落ち
「最初の3試合は経験不足だと思っていましたが『ABC選手権』で優勝したあと
調子も良かったのに『レクサス選手権』で予選落ちしたときは精神的にこたえました。
ジンクスのようなものが生まれたような気がしました」
決勝ラウンドに向けて
「ホストプロの仕事は、最終日に大会を盛り上げることだと思います。
第3日も我慢の18ホールになりますけど流れに乗っていきたいしすごく楽しみです」
9月22日(火) 開催
第17回 交通遺児基金協力 プロ・アマ チャリティーゴルフ大会
わ~すぐでしょうTV放送なるのかな
バケツショットの上手いこと
コカコーラームービー
これまで優勝争いをしたトーナメントでは3日目に足踏みをする傾向にあり石川自身もそれを自覚していた。
それだけに気合いを入れて臨んだはずだったがやはり今大会も3日目が鬼門となった。
スタートからバーディチャンスにつけながらモノに出来ずパーセーブが続く。
5番パー5でこの日初のバーディを奪いようやく目を覚ますかに思われたが結局バーディはこの1つのみ。
難関の8番でボギーを叩くと、ハーフターン後も11番、13番とボギーを叩きジリジリと後退。
4打差からスタートした首位の背中が遠のいてしまう。
ショットはピンに絡み幾度となくチャンスは訪れたが肝心のパットが絶不調。
約2メートル以内のパットはことごとくカップを外れ浮上のきっかけをつかめないまま
ホールだけが消化されていった。
思うような方向に打ち出せていなかった事に加え
「風が強くてグリーンが硬くなっているという先入観があった。
実際はまだ柔らかかった」というグリーンコンディションの読み間違いもあり
ボールを打ち切れずショートする場面もしばしば。
「入る気がまったくしなかった」とラウンドを終えがっくりと肩を落とした石川に
現在平均パットツアー1位の“凄み”は見られなかった。
ラウンド後の練習でパッティングの際のボール位置が遠すぎたことに気がつき修正を行い
「明日は大丈夫です」と前を向いたが首位の谷口徹との差は12ストローク。
逆転優勝を狙うにはあまりにも大きな差がついてしまった。
それでも今季は賞金王争いも頭にあり
「1打でも、1つでも順位良く上がろうというモチベーションがある」とあきらめるつもりはない。
今年最後の北海道でのトーナメントを笑顔で締めくくるべく石川は最後まで上を向く。
石川遼は23位に後退
3日目のスコア
遼君画像
今日のプレーにはちょっといらついちゃって
速報も途中でみないでしまったわ
TV放送で少し期待したけどスコアに変化はなくて苦しい展開でしたね
出るわため息ばかりで夕食の仕度にも気合が入らなかったな~
だから明日ひとつでも上位に伸ばせるように応援に行ってきますね~
ゴルフネットワークオリジナル番組「TEAM SERIZAWA」が
9月、10月の2ヵ月にわたりスペシャル版としてお送りする60分番組。
今回はTEAM SERIZAWAの藤田寛之、宮本勝昌に加えて、自身初の海外男子メジャー予選突破を
果たした石川遼、日本プロゴルフ選手権で初優勝を果たした池田勇太がスペシャルゲストとして出演する。
明日20日OA「TEAM SERIZAWA」
今日の紙面から
谷口「何でも遼でいいの」
過去2度賞金王を獲得した谷口徹(41=フリー)が、6バーディー、1ボギーで
2日連続の67をマークし通算10アンダーの134で単独トップに立った。
石川遼(18)が注目される中わずか6人の報道陣を前に会見し
「悪い時でも『遼クン、遼クン』いうのはどうなんやと思うわ?」。
04年に元客室乗務員の亜紀夫人(32)と出会った思い出の地で
「ストップ遼」に名乗りを上げた。
ラウンドを終え正午過ぎに会見場に現れた谷口があぜんとした。
2日連続の67をマークしその時点で単独首位だったが集まった記者は6人。
「えらい少ないな~」。
その2倍近い報道陣は午前11時57分スタートの石川の取材に回っていた。
「遼クンか~。今日はノーコメントでええかな」と冗談めかした元賞金王の表情は
ちょっと寂しそうだった。
谷口は言う。
「成績良いときは遼クン、遼クンでいいけど、悪いときまでそうなんはどうなんやと思うわ」。
石川とは1月の欧州対アジアの対抗戦ロイヤル・トロフィーでともに戦い
「海外の経験が大きいとちゃうんかな。1月と全然違う」と実力は認めている。
だが一極集中ではツアーの魅力が失われることもベテランとして自覚している。
「ストップ遼」への意気込みを聞かれ「(石川は)すごい勢いあるけど、なんとか是非ね」
真剣な表情で言い切った。
今大会は忘れられない大会でもある。
04年大会のプロアマ戦で、全日空の客室乗務員として会場に来ていた妻亜紀さんにひとめぼれ。
「10番(ホール)でしゃべる機会があって…。どうやったかは企業秘密や」と
おどけたが6カ月後の05年3月にはスピード結婚した。
そんな縁起のいいコースだが「どういうわけかグリーンが入らん」
実は苦手としていたコースの1つ。
それが4年ぶりの出場でグリーンを攻略しトップで予選を通過した。
2月下旬には運転していた自家用車が高速道路の側壁に激突して左肩を脱臼。
開幕戦から3試合を欠場し賞金ランク25位にとどまっている。
今も重い負荷の筋力トレーニングはできていないがその分
「最近はまじめに練習している。
だいぶやる気になってきました」と気合を込めた。
愛妻からは結婚後初の海外旅行に行きたいとファーストクラスのチケットが欲しいとせがまれている。
だが今年から副賞が変わったと知り「勝ったら(主催者に)変えてくれるよう交渉せなあかんな~」。
07年日本オープン以来のツアー15勝目が視界に入っている
遼君の一問一答
ホスト大会で初の予選通過
「18番グリーンでは、心の中で大きくガッツポーズしていました。
(ホストプロとして)初めての予選通過で、特別な思いがありました」
ホストのプレッシャーは
「周りのサポートがボクに影響が及ばないようにしてくれました。
おかげでゴルフに集中できました」
昨年はすべて予選落ち
「最初の3試合は経験不足だと思っていましたが『ABC選手権』で優勝したあと
調子も良かったのに『レクサス選手権』で予選落ちしたときは精神的にこたえました。
ジンクスのようなものが生まれたような気がしました」
決勝ラウンドに向けて
「ホストプロの仕事は、最終日に大会を盛り上げることだと思います。
第3日も我慢の18ホールになりますけど流れに乗っていきたいしすごく楽しみです」
9月22日(火) 開催
第17回 交通遺児基金協力 プロ・アマ チャリティーゴルフ大会
わ~すぐでしょうTV放送なるのかな
バケツショットの上手いこと
コカコーラームービー