昨日、
「土屋さんは今のご商売される前、何をやっていたんですか?」
と、とある人に質問されました。
なんか昨日は、
同じような質問を他でもされ、
ビックリ!!
自分を振り返る意味で、
ブログで綴ってみます。
起業のきっかけは、
思い起こせば1994年・・・
当時私は21歳。
国立の高校を1年生の時に中退し、
それから5年間建築職人として、それなりに稼げるように
なっていた、そんな時期です。
「俺は将来、社長になりたい」
と、啖呵をきって辞めてしまった高校生活。
その時は、手に職を付けることが、
起業への最短の道だと信じて疑わなかったものです。
他の人が3年で覚える仕事も、
半分で覚え、少しでも稼ぎたく頑張っていました。
今振り返ると、
自立するのが物凄く早かった気がします。
まあ、知っている人は知っていますが、
育った家庭環境があまり良くなかったのも、
影響していると思います。
そんな思いで、今の家庭はとても大切ですし、
失いたくない宝物です。
今のかみさんとは18歳の時に出会い、
1年半同棲生活を経て20歳の時に結婚。
22歳の時に長男が誕生するのです・・・
そんな時代の中、
起業するきっかけがあったのです。
『人生には3回チャンスがある』
とよく言われますが、
私は、行動を起こした時がチャンスだと思っています。
どんなにチャンスであっても、行動を起こさなければ、
「たら、れば」になってしまいます。
きっかけとは、
当時、流行しかけていた『1日ユーザー車検代行』です。
当時私が乗っていた“カリーナバン”に1枚のチラシが挟んであり、
これまで不透明だった車検料金が料金表に記載され、
しかも格安だったのです。
当時はバブルが弾けたばかりで、
経済は急降下中という世の中でした。
私は迷わず電話を入れ、車検をお願いしたのです。
これまでの車検と何が違うのだろう?
この疑問を探るべく、
様々なユーザー車検についての本を読みました。
(当時はインターネットは普及していませんでした)
「これは面白いサイドビジネスになるのではないか?」
と思ったのがきっかけです。
ここまでは、誰でもあると思います。
起業されている人は解ると思いますが、
ここから次の一歩が、なかなか出ないのです。
そう、
先ほども言いましたが『行動力』です。
起業だけが良いとは限りません。
いや、むしろ安定を望むのであれば、私のような生き方は
止めたほうがいいですし、子どもには同じ道は歩んでほしくありません。
しかし、行動力については、どんな道に進んだとしても、
必要な力です。安定生活を望むにしても、必ず仕事はしなければなりません。
不労所得を目指すのであっても、その生活を実現させるための行動は、
起こさなければ、その場所へはいけないのです。
少々、話がずれましたね。
私の場合は、
ほんの些細な行動力でした。
「商売とは小さく始めて大きく育てる」
とはよく言ったものです。
私も正しくそうでした。
私のカリーナバンに挟んであったチラシ。
これは大事に保管しておきました。
建築職人だった私は、色々な地域へ行きます。
その地域の駐車場で色々な代行業者のチラシを拝借し、
料金体系を吟味したのです。
知り合いの車検を無料で登録したりして、
陸運局での登録の業務を経験しました。
建築職人として仕事をしながら、
コツコツ行動を起こしていったのです。
しかし、起業するにもお金が無い!!
というより、どこにどんなお金を使えば良いのかさえ、
解らなかったのが本音です(苦笑)
だからこそ、
知り合いから戴いた中古の『ファミリーコピー機』と、
近所のスパーで拝借してきた『ビニール袋』
義姉に作ってもらった簡単な『チラシ原本』
この3点セットが資本金(笑)
ここからどのように起業していくのでしょう!?
続きはまた次回!