前日に愛情込めて作ったコマセ。
9名分を手ごねしたわけだから、
それなりの疲労感と手の臭いが残るのは言うまでもない。
人は苦労した分の対価を得ようとする。
対価が多ければ幸せな気分になり、
少なければ不平不満を言い出す。
そりゃ僕だって対価は多いにこしたことないが、
怪我や事故など無く楽しませてもらったと思えば、
どんな対価だろうと納得せざるを得ない。
ということで、
釣果はそんな感じです。
この日の本栖湖は45艇のボート予約が入っている、
これまで類を見ない激戦でありました。
端から端までボートが並び、
クーラーボックス13個目の僕たち『釣り煮こ倶楽部』の
順番だと何船目のボートか全くもってわからない状況。
今まではあまり感じられなかったけど、
今回はボートの出船順や出船自体まで、
マナーの悪い人が多かったように感じる。
ちょっと残念。
良いブイを取りたくて急ぐ気持ちも解るけど、
代表者に受付させておいて、漁協のオヤジを無視し、
勝手に出船するのはいかがかなと。
死亡事故も多いのだから一般の人に迷惑をかかる行為は
慎んでもらいたい。
僕たち『釣り煮こ倶楽部』のメンバーは、
黙々と出船準備に取り掛かります。
朝一番は霧が凄く、湖面全体をあっという間に覆い、
進行方向を解りづらくさせていた。
案の定、義兄とTマンは一番奥のブイまで
手漕ぎで進んでしまい1時間遅く釣り開始となったそうだ。
(それまで気がつかなかったのか!?)
釣り開始と共に霧も晴れ、
素晴らしい天気となった。
この日のために作成してきたエレキマウント。
なんとか取り付いたけど改良の余地有り!!
朝一のホント一投目。
魚探に反応のあった25メートルでまずは一匹。
これでボウズは免れた。
2本目の仕掛けを降ろすとすぐにアタリが。
今度はホッソリとしたスリムなニジマス。
同船したSさんも釣れ始めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/28/8fc8e4b797e213504a8db8c44a9ab507.jpg)
(Sさん初めてのヒメマス釣行)
Sさん、
なぜか堅い調子のスピニングロッドにしか反応がなかった。
僕は朝マズメの“それ”だけでピタリと釣れなくなった。
『これが昨日の手ごね分かな』なんて今更ながら思うwww
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/22/b9a770537ec967331c29490eb5bd89c9.jpg)
(昨日の対価を使い果たした絵図)
そこからが忍耐勝負。
コマセを撒かなければ魚は寄ってこない。
魚探に反応あっても竿には反応がない。
『この魚探、壊れているのか?』
と不信感を抱くような群れがやってきても反応なし。
2Mラインで反応あったから目視してみると、
大きなニジマスが群れているので壊れてはいなそうだ。
Sさんがポツポツ釣るも、
まとまった“確変”は無い。
僕もポツポツ釣って納竿。
早めの12時納竿でありました。
日曜日なんで帰りの渋滞考えると仕方ない。
富士山を眺めながら温泉入って疲れを癒し、
お昼を食べて帰りました。
煮こにこでヒメマスを食べて、
楽しい話に花を咲かせました。
次回のヒメマスは年明けて桜咲く春を予定。
また事故なく楽しめたことに感謝です。
ありがとうございました。