梅雨の真っ只中に開催された『釣り煮こ倶楽部』のイベント。
果たして岩井で開催するのは何回目だろうか?
何回行っても楽しめるし、
飽きることのない特別な時間。
今年も開催しました。
『釣り煮こ倶楽部in岩井2016』
梅雨の晴れ間というか、
すでに真夏の陽射しが燦燦と降り注ぐなか、
釣り煮こ倶楽部のメンバー13名で、
岩井海岸で五目釣りを楽しんだ。
今回も船外機を3船借りてAM6時に出船。
出発の準備から胸は高鳴るばかり。
僕が操船する『煮こ丸』は中根廻りを中心に、
パラシュートアンカーを出しながらイワシを泳がせる作戦。
しかし、いつものイワシの量ではなく、
たかだか数匹しか生簀に入っていなかったという残念なスタート。
人によって餌の量が違うのってどうなのだろうか?
まあ、気が付いた時にはすでに沖に出ていたため、
大事に使用することになるのだ。
この日は手漕ぎボートがかなり出船していたため、
浅場を流す時は十分気をつけないと危ない状況だった。
まずは少し沖目の25メートルラインを
Mさんとナオキの操船する船と同じように流していくことに。
丹念に底を取りながら流していくも無反応。
ザリガニにチェンジしてみても状況は変わらない。
毎度の事なのだが岩井は朝一が一番のチャンスタイムなのだ。
チャンスタイムに無反応な時間が続いていく。
あまりの暑さに僕らの船では乾杯の儀式が始まった(笑)
Mさんの船でも始まったようだ。
泳がせメインの釣りから、
経過時間と共にキス釣りにチェンジしていく。
僕の船は餌のイワシが早々に底をついてしまったので、
早々と浅瀬を流しながらキスを拾っていく釣りにチェンジ。
シロギスやトラギスにまじりカワハギも釣れた。
ナオキの船では良い釣りが展開されていたようだ。
(昨年に続きビギナーズラックのGちゃん)
ナオキも操船しながらソゲを釣ったらしい。
潮流が下げから上げに変わった頃、
ポツポツと良い型のシロギスが釣れはじめた。
しかし、風と潮流で船が流されるため操船には気を使う。
マメに船体の位置を変えたり移動を繰り返した。
船体の位置を調整していると仲間同士で“オマツリ”してしまった。
仲間内なので『ゴメンよ~』という軽い感じであやまりながら
仕掛けを切ったり解いたりしていると、
Iさんが、
『あれ?まだオマツリしてるよ!誰の?』
と皆に確認してみるも誰もオマツリしていない。
不思議そうな顔して糸を手繰り寄せると・・・
竿とリールがセットで釣れていたのだ(笑)
誰かが大海原に落としてしまったのでしょう。
思うように魚が釣れていなかったIさんだったが、
リールセットが釣れたのでご満悦の様子ww
『落としたばかりだろうね、まだ新しいよ!』
ワンピースのロッドにシマノの幻風が付いていた。
嬉しさのあまり仲間のボートに近寄りそのことを話すと、
『あ~それ俺のだよ~』
と、Mさんが言うではないか!
どうやら、
ナオキの船に乗っていたビギナーの人に道具を貸していて、
ロッドキーパーごと落としてしまったようなのだ。
しかしこの大海原で偶然にも程がある。
まさに奇跡だ。
かなり珍しい魚も釣れたようだ。
Kちゃんが釣り上げた『ミノカサゴ』
岩井に結構通っているけど初めて見た!
やはり岩井海岸は魚種が豊富だな。
強い日差しに顔や足が真っ赤になりながらも頑張ってみたが、
予定どうりの13時に港へ戻った。
日帰りで帰るメンバーもいるので、
保田港にある『ばんや』で昼食を皆で頂いてから別れた。
泊まりのメンバーはチェックインして小休憩してから、
毎度おなじみの『炎〇』さんで宴会スタート。
この日に間に合わせる様に作成したTシャツ。
子どもっぽいけど、こういうイベントってとても大事だと思う。
いい大人だからこそ、
遊ぶ時は子どものように無邪気に遊ぶ。
楽しく遊ぶためにはルールを守り、
楽しく遊ぶためにちゃんと働く。
“SEKOI”ことは言ってはならないのだ。
今回もお店に人にお願いして『海鮮づくし』にしてもらった。
揚げ物などは一切無く、
海鮮物だけでお腹一杯にしようという特別メニュー。
リールセットを釣り上げた逸話で盛り上がったり、
逃した獲物は大きかった的な話で盛り上がったり。
楽しい宴は続く。
徹夜で運転しながら船も操船し、
いつから寝ていないのか判らなくなった僕もこの笑顔。
疲れの中に幸せ感が漂ってます。
参加してくれたすべての人に笑顔をもらいました。
ありがとうございます。
次回は秋のカワハギを予定しています。