またまた
会社
で
聞いた話。
40歳
を
超えた
息子
が
親知らず
から
出血
し始めた。
以前から
その親知らず
は
やっかいで
対処
に
悩んでいたらしい。
と、
言うのは
「動脈
に
触っている。」
と
いうもので
へたに
治療
できない。
いろんな
歯科医
に
断られていた。
曰くつき
だったらしい。
「動脈に触っている」
?
はあ?
そんなことってあるの?
興味津々だ。
痛み
が
あるのを
だましだまし
過ごしていたが、
ついに
出血⁈し始めた。
これはいかん!
という事で、
すわ!
歯医者へ。
でも
断られてばかり
だったんでしょ?
そうなのよ。
一年ほど前に
地元
とは
違う
所で
仕事
を
していた時に
歯痛
がして
飛び込んだ
歯科医。
治療後
親知らず
を
相談してみた。
これはねぇ、、、
大変なのよ。
と
腕組み、、
まあ、
今はどうもできないわね。
困ったら
又、
相談
に
いらっしゃい。
と
親知らず
を
保留
にした。
息子さん
迷わず
その歯科医
を
訪ねた。
女医
の
その歯科医さん。
皆やりたがらない
親知らず
を
抜きましょう
と言ってくれた。
ある日の4時
に
予約を取り
その後には
誰も
予約は入れず
貴方一人の治療に専念しましょう!
そう言った。
かくして
親知らず
の
治療
が
始まり
麻酔
を
多く
打ったという。
女医さん
の
格闘
の
始まりだと言う。
ハハハ
笑いごとではない。
親知らず
を
割りながら
取り除いて
行ったと言う。
途中
ポタポタ
と
何か
落ちるので
見ると
口から
血
が
ピューッ
と
吹き出して
胸
に
掛けた
エプロン
に
ポタポタ
落ちていた、、、
そこまで聞いて
ひゃ〜っ
声にならない
悲鳴
が出た。
怖いな。
どうなった?
もともと
白血球
が
多い
体質
だったのが
良かって
血は止まったらしい。
はぁ〜
怖い、、
仮縫い
して
しばらく
休憩
と
なったらしい。
えっ⁈
休憩⁈
仮縫い?
洋服じゃあるまいし。
さて、
再開
痛いです
痛いですよ。先生
あら、
麻酔
が
切れちゃったわね。
再度
麻酔して、
残りの
作業
を
開始
した時
女医さん
の
格好たるや
すごかったらしい。
力を入れ
最後
の
なんていうか
先っぽっていうんだろうか?
その
最後のものが
本来なら
カクッ
と
取れるはず
が
取れなくて
格闘
していた。
もう無理
と
諦め
もうこのまま
縫いますね。
女医さんは
残念そうに
言った。
だがしかし、
心残り
だったのだろう
もう一度
チャレンジ
しますね。
最後の力を振り絞った時
スポーンと
いったかどうかは
定かでないが
抜けた!
息子さんと女医さん
やったー!
と
手を
振り上げて
喜んだ。
共同作業
の
喜び。
そんな話
を
聞いた。